CMD(コマンドプロンプト)の歴史
■前置き
こんにちは!Tomo8erです。
今回はコマンドプロンプト(以下CMD)の歴史について解説していきます!
そもそもCMDって何?という人は下をクリック!
ではCMDの歴史、はーじまーるよー!
■歴史
CMDは、Windowsのコンピュータを操作するための古くからあるツールです。その歴史は以下のように進化してきました。
1. MS-DOS時代
1980年代: MicrosoftがMS-DOS(Microsoft Disk Operating System)をリリースしました。これは、文字だけで操作するコンピュータの基本的なソフトウェアで、コマンドを入力してファイルを管理したりプログラムを実行したりしました。
2. Windowsの初期バージョン
Windows 1.0から3.1(1985年〜1992年): 初期のWindowsはMS-DOSの上で動作していたので、ユーザーは引き続きコマンドプロンプトを使うことができました。
3. Windows 95からMe
Windows 95(1995年)からWindows Me(2000年): この頃からグラフィカルな操作が主流になりましたが、MS-DOSのコマンドプロンプトも残っていて、必要なときに使えるようになっていました。
4. Windows NT系の登場
Windows NT(1993年): 新しい技術を使ったWindowsが登場し、コマンドプロンプトは「CMD.EXE」という名前で提供されました。これは、以前のMS-DOSプロンプトに似ていますが、より強力で安定したものです。
5. Windows 2000から現在
Windows 2000(2000年)からWindows 7(2009年): CMD.EXEはシステム管理やファイル操作のために使われ続けました。新しいコマンドも追加され、より便利になりました。
Windows 8(2012年)からWindows 10(2015年): CMDは引き続き利用可能ですが、PowerShellという新しい、より強力なツールも登場しました。これにより、スクリプトの作成やシステムの管理がさらに簡単になりました。
Windows 11(2021年): CMDは今でも使えますが、MicrosoftはPowerShellやWindows Terminalという新しいツールを使うことを推奨しています。Windows Terminalは、CMD、PowerShell、Linuxのコマンドを一つの画面で使えるようにするツールです。
■まとめ
コマンドプロンプトは、1980年代から続く伝統的なツールで、Windowsの進化とともに少しずつ変化してきました。現在では、PowerShellやWindows Terminalといった新しいツールも使われていますが、CMDも依然として便利なツールとして多くの人に使われています。
関連リンク
Microsoft公式CMDページ
CMDとは?ゆる解説
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