コロナで家族全滅しそうな話(第1話)
ついに我が家にもコロナの魔の手が…!
【11月12日(土)夕方】
妻「なんだか喉が痛い気がする」
コロナ渦に突入して約3年。
こんなことはお互いによくあったし、発熱や風邪症状があったらすぐに病院を受診し検査をして陰性を確認してきた。
子ども(5歳・2歳)も何度か発熱はあったが、無事に乗り切ってこれた。
なので、妻のこの一言もあまり気にしていなかった。
いや、気にしていなかったというか、この数年で『風邪』と『コロナ』の2つの境界が薄れてきて、限りなく『風邪』に近い認識になっていたのかもしれない。数年前であれば「結果、インフルエンザでした!」のような、特に焦りも慌てもしないような感覚。
【11月13日(日)夕方】
妻「なんだか体がサワサワする」
来た来た来た。
私は子どもが生まれたあたりから体質に微妙な変化が出て、
『家の中の誰かが風邪を引くと鼻詰まりや蓄膿の症状が出る』
というなんとも面倒なカラダになってしまっていた。
なので、この時点ですでに粘り気のある鼻水が鼻腔〜口腔内に蔓延していた。
結局、この日は発熱も明確な風邪症状もないまま、月曜日に病院に行くことを決めていた。
【11月14日(月)朝】
妻「38.0℃です」
おいおいおいおい!
会社と保育園を休みにし、私は最低限の仕事を片付けて、その帰り念の為に風邪療養セット(スポーツドリンク等)を買い込んでから妻を病院に。
妻は37.5℃以上熱が出ると寝込み、食欲が消失してめまいやふらつきが発現する。そして1日でも寝込むと体力が大幅に落ちてしばらくの間は半寝たきり状態になってしまう。
もともと「できれば布団の中で一日を過ごしたい」人だからかもしれないけれど、コロナ渦以前から”普通の日本人”であれば出勤するようなレベルの『発熱』『頭痛』『下痢』でも戦闘不能状態になっていた。
受診直前、妻から「まずは抗原検査をするんだって」と聞いた。
妙な貧乏根性を発揮し、車内で手持ちの抗原検査キット(ちゃんとしたやつ)を使ってもらった。
そしてすぐに『陽性』のラインがはっきりと浮かび上がったのである。
生殺しの15分間。
「もうわかりましたから…」
こんな感じである。
駐車場で、車のドア越しに診察。
…というか、検査キットを見た瞬間に全てが滞りなく、対症療法的な薬の処方をされた。
そしてめでたく隔離生活が始まるのであった。
次回、次の犠牲者が…