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028 人に何かを任せたら、文句を言うのはルール違反
『027 「めんどくさい」は相手を傷つける 』。私自身がこの「めんどくさい」に傷ついてきたので、人には使わないようにしている、と前回は書きました。
子育てで、他にも気をつけていることがあります。
その一つが、相手に頼んだら、決して文句を言わないこと。
子育てに限ったことではありませんが、「お願いします」と頼んだら、その人がどのような結果をもたらしても、一任したわけですから、それはそれとして受け入れる、と言うことです。
料理を頼んで、ぐちゃぐちゃのハンバーグが出来上がっても、洗濯物を干してと頼んで、シワだらけのまま干されても、文句を言わない。
自分の子どもには、次に同じことを頼む時に、「ここをこうすると、よりよくなるよ」とアドバイスをしてお願いするようにします。
すぐに伝えた方がいい場合は、十分に褒めた上で、一つだけ修正点を伝えるようにしています。
私が子どもの時、母に洗濯物を干してと言われて、やり方も特に聞いたことがなかった中、見よう見まねで干したら、「チッ」と舌打ちをされ、そのまま何も言わずに全ての洗濯物を外されて、干し直されました。
子どもながらとてもショックでした。
やり方を聞かなかった私がいけないのでしょうが、急がしてくて手が離せないからと頼まれたので、聞くことが出来なかったのです。
幼稚園や小学校で役員を引き受けてくださった方に対して、文句を言う人もいますが、一任した後に文句を言うのはルール違反だと感じます。
人に頼むと言うことは、頼んだ側にも責任が生じます。
なので、私は子どもがお手伝いしてくれた時、洗濯物が多少ゆがんでいても、食器に汚れが残っていても、まずはやってくれたことをたっぷり褒めて、それから伝えた方がいいことがあれば、「こうやるといいよ!」と明るく言うようにしています。
ではどのくらいで言うのか。
洗濯物が曲がっているくらいでは言いません。ピンチで留めていなかったら、「風で飛んで行っちゃうから留めたよ〜。次からよろしく」くらいでしょうか。
洗った食器が、上向きに置かれていたら、「逆向きに置く方が水が切れて、拭く時楽だよ」くらいです。
もし間違って欲しくないやり方、例えば「ハンガーに掛ける時は、首の方から入れずに裾の方から入れる」というようなやり方は、やる前に伝えるようにしています。
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