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アメリカのあちこちで出会う「なまけもの」

アメリカで生活していますが、家では日本語を話しています。今月だけ期間限定でアメリカの片田舎で生活しており、普段よりも「生の英語」に触れる機会が多い、そんな毎日。

すると、アメリカで生活して10年以上になるのに、そんな表現知らなかった!という新しい発見をしています。

今日は、日本にいるあなたもちょっと知ってると便利でネタになる(かもしれない)とっておきの英語表現をご紹介。


① Lazy Susan (なまけ者のスーザン)

家族で食事をしていたら「怠け者のスーザンがね」って聞こえてきました。「なまけもの」だなんて言われてるスーザンさん、かわいそう、でもどんな人?って会話をこっそり聞いてたら、あれ?人のことじゃないようだ。

聞いてみたら、回転式のテーブルや棚のことをこう表現するそうです。

自分が動かなくても、手でくるっと回すだけで欲しいものが目の前に動いてきてくれる。便利ですね。でも、アメリカに何万人もいる「スーザン」っていう名前を使うって、なんだかスーザンさんに失礼では?

名前なら「ナンシー」でも「メアリー」でも良さそうなもの、なぜ「スーザン」なのか調べたけれど、「語呂が良いから」以外の理由が見つからず…。

便利な「Lazy Susan」

② Sloppy Joe(だらしないジョー)

次は「だらしないジョー」さん。これまた全米のジョーさんに失礼。

これは、ハンバーガーのことを言います。柔らかいパンの間に、トマトソースで煮込んだひき肉が挟まれたバーガーなんだけれど、これ食べる時にソースがこぼれて手も口も汚れるし、「だらしなく」なるんです。

これまたなぜジョーさんなのか。アメリカで一般的で親しみやすい呼び名だからだそうです。

おいしいけれど、食べた後はずいぶんよごれる

③ Raspberry ( プッという音)

これまた食事中のこと。5歳の息子が、飼っている犬に向かって「プー」と音を出してふざけていました。よく子供がやるあれですね。口を閉じて下や唇を震わせて出す「ブーブー」や「プー」、あの音です。

「ぷっ」というあれはラスベリーサウンドと呼ばれる

同じタイミングで義理母が「ラズベリーよ」というので、私はてっきり、その日のディナーにラズベリーを使ったという話だと思ってました。

でも、なんだかそういうことではなさそう。というか、明らかに「ラズベリーのこと知らない、この人?」という表情で、みんなが私をきょとんとした表情で見ています。

ラズベリーっていうと、フルーツのらずべりーを思い出しますが、口で出す音のこともそういう表現するそうです。由来はイギリスのスラングからきているとか。

海外生活が長くなっても、英語表現にはまだまだ学ぶことがたくさん。人は何歳になっても、毎日新しい発見があるってことですね。

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