円安を気にせず香港を楽しむ方法①
香港の物価は日本と比べるととても高い。先日、日本から遊びにきてくれた友達も、「なんでも高くて、気楽に買いものができない」なんて言っていました。
レストランでランチしたら、ひとり3000円近くしたり、コンビニでお水を買っても300円くらいします。
そんな香港ですが、価格を気にしなくても楽しめる遊び方があります!年末年始でも日本のように連休とはならず(元旦以外は)普通の日常の香港で、学校が休みの子供たちと町をあちこち散策しながら発見しました。たくさんあるんですが、今日はそのうちの3つをご紹介!
トラムにのってゆっくり町の観察
香港には「トラム」と呼ばれる2階建ての路面電車が町のいたるところを走っています。ルートを良く見ると、香港島を東西に走っています。『セントラル』『ワンチャイ』など、観光地としても人気スポットを回っていきます。
だから、観光バスに乗らなくても、ゆったりと移動するトラムに乗っているだけで、香港の街並みを楽しむことができます。2階の一番前の席がおススメです!が、やはりだいたい陣取られています。この席が空いている時はラッキー♪
トラムの運賃は大人一律3香港ドル(約60円)。子供はその半額です。60円で、香港島の東から西までダダ―っと見どころを周れるので、初めて香港に来て町をのんびり見てみたいという、時間に余裕がある人にはおススメ。
ちなみにこのトラムは地元の人たちには「ディンディン」と呼ばれています。トラムの走行音やベルの音からきているのだとか。地元の人のようにトラムを「ディンディン」とさらっと呼べるようになりたい。
観覧車でのんびり
香港島のセントラルというエリアのハーバー沿いに観覧車があります。年始の今は、その横に期間限定のサーカスやカーニバルができあがっていて、毎日のように混雑しています。
この観覧車(The Hong Kong Observation Wheel)のお値段が、大人は20香港ドル(約300円)、3〜11歳の子供と65歳以上のシニアは10香港ドル(約150円)なんです。最初に聞いた時、ゼロを1つ間違えているのかと思いました。
オープン当初は入場料が100香港ドル(約1,500円)だったそうですが、その後、観覧車をより多くの人に楽しんでもらうために値下げしたそう。
観覧車の立地も最高で、高さ60メートルから、香港島や九龍の高層ビル群を一望できます。昼間しか乗ったことがないですが、夜景はさらに美しいそうで、この時間もとても人気があります。
いよいよ乗車!乗っている時間は約15分ほど。1回の乗車で3周してくれるんです。だから、終わった頃には、香港の景色も堪能して意外とお腹いっぱい。「もうちょっと乗っていたいな~」という気持ちがないほど十分楽しめました。
このお値段ということもあってか、休日やイベント時は家族連れや観光客で賑わっています。私たちはチケットはオンラインで入手してから午後1時頃に行きましたが、30分くらいで乗れました。(チケットを買うための別の長い列があるので、事前にチケットを買っておくだけでかなり時間が節約できます)
地元の人と食べる
ちょっとこぎれいなレストランに行けば、ひとり3000円とかになりますが、地元の人たちが行くような食堂に行けば、おいしく、日本とそんなに変わらない値段で食べることができます。ぷりぷりのエビの入ったワンタンメンやコクのある担々麺が700円とかです。
広東語もしゃべれないし、トイレもきれいかわからないし…と最初は子連れでの地元レストランを躊躇していましたが、香港在住の方のおススメ食べ歩きブログがたくさんあるので、片っ端から調べていったら「行ってみたい!」地元レストランが増えました。
行ってみて良かったのは…
①Dim Sum Here @九龍島
飲茶がお手軽に食べられます。渡される紙に食べたいものを選ぶだけなので、シンプルです。店内もこぎれいで安心。
② Lin Heung Lau @香港島セントラル
老舗なようで、いつも混んでいますが、11時頃に行くとすぐに入れます。
好きな飲茶を自分でカートまで取りに行くスタイル。安くておいしい!
③ Samdor Noodle @香港島セントラル
まさにローカル!ですが、ワンタン麺がおいしいです。「地元レストランで食べている」のを体感できるお店です。
こうやってブログに載っているお店を、グーグルマップに片っ端から記録して、町に繰り出します。最近は飲茶とワンタン麺のお店にはまっており、子供たちとバスやトラムで、観光客がいなさそうなエリアまで移動し、そこのエリアのレストランに入ります(香港は観光地なので、地元レストランと観光客の行くレストランの垣根も、あまりない気はしますが)。
ありがたいブログに頼らず、自分でローカルのおいしいレストランを見つける日も近いかも。そう思いながら今日もドキドキしながら、新しいレストランに入ってみます。
最後まで読んでくれて、ありがとうございます!
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