メールを一切返信してこない同僚
Tomo. It's just a job.
かつて上司(中国人上司)に言われた言葉だ。
つまり、「仕事ごときで悩むな」ということ。
「仕事ごとき」で。
特に若い時って、自分が仕事で下手を打ったら、会社が傾くんじゃないかと考えたものだ。
でもそんなことはない。
今日急にあなたが会社を辞めると言っても、会社はビクともしないだろう。
悩んでいるのはあなただけだったりする。深刻に考えているのはあなただけだったりする。
特にサラリーマンであれば会社が全てカバーしてくれる。
これはサラリーマンの最大の特権だ。
いくら大穴を開けても、大損失を生んでも、それを個人負担させるわけじゃない。
予算オーバーしても、お金をかけた挙句に何も成し遂げられなかったとしても、自分の財布から補填するわけじゃない。
サラリーマンなんて人の金使って勉強できる最高の環境にいる。
日々勉強のための授業料を差っ引かれたのが、毎月いただいている給料だ。
だから給料は少なくて当たり前。
ビジネスオーナーの方達よりは少なくて当たり前。
抱えてる責任の大きさがケタ違いだから。
サラリーマンは最悪降格とか窓際止まりだから。
私の同僚の一人に、決してメールを返信してこない人がいて。
徹底して返信してこないです。
忙しいのかどうかわかりませんが、私から見ると、仕事してない人ですね、明らかに。
だって私の声に一切答えないのだから。私だけじゃないですけど。
でも、会社は回っている。動いている。困ってない。
周りの人は困っているけど、その人自体は一切困ってない。おそらく悪いとも思っていない。
だから、仕事で悩むとかやめちゃおう。
仕事で精神的に参ってしまうのはもったいない。
「これ、ただの仕事。人生じゃないから。」
私は以前上司に、
Tomo. It's just a job.
と言われた時、その感覚がわからなくて、精神的に参ってしまっていた。
でも今ならわかる。たかが仕事、ということで。
社長でさえ、明日から突然会社に来なくなったとしても、おそらくほとんどの会社は潰れない。
じゃああなたが明日突然会社に来なくなったら?
私の「一切メールを返信しない同僚」のこと、思い出してほしい。
そんな奴もいて、会社は回っているということで。
悩むだけアホらしい。