【テレワーク徒然】在宅ワーク1ヶ月で見えてきたもの
約1ヶ月間の在宅勤務、つまりはテレワークをすることになった。
これ結構昔から憧れてた働き方だった。
通勤電車がないってサイコー!!!
その反面、家のイスだとケツ痛!!!
仕事の種類にもよるが、私は家から100%仕事することが可能で。
なので、再びオフィスでの勤務が始まっても半分ぐらいは在宅ワークにしようかなと考えている。
なんで半分?
全部在宅ワークでいいじゃん?
会社がOKしないからとか、みんなに妬まれるからとかそういうのはおいといて、それでもオフィスに行きたい理由は?
先日、なぜ会社に行って仕事しなきゃならないかということをテレビで議論していて、ある人が、「コネクションのため」みたいなことを言っていた。
それ聞いて、あ、俺「コネクション」必要かも、、って思った。
コネクションとは文字通り、人と人との繋がり。
顔見知りの関係というか、ああ、、あいつね、的な関係というか。
私は仕事柄、アメリカをはじめ、各国の同僚とメールやWeb会議を使って仕事をする。
そこでは「コネクション」があるかないかで仕事の生産性がだいぶ違ってくる。
15年以上前かな。まだ外資系企業勤務経験が浅かった頃。
私はポジションも下の方だったので、海外出張もほとんどなく、でも一方で海外の同僚とはメールやその当時は電話会議など使って、やり取りする業務についていた。
その時、お互いが一度も会ったことないからか、メールに関しては返事が来るのが三日後とか普通だった。
当初、「なんで返事くれないんだろう?」と思っていたが、今から思うと、これはコネクションがなかったからかなと。
めちゃ忙しい時、メールもガンガン受信トレイに入ってくるそんな状況で、何を優先して対応していくか。
業務の緊急度や重要度を考えてさばくこと以上に、やはり、「誰からの依頼だろう?」というところかと。
一度も直接会ったことのない人からの依頼、一方で、毎日顔を合わせている人からの依頼、どちらからの依頼を優先するか考えればそれは明らかだ。
今ではだいぶメール無視されることは少なくなったが、それでもやはり同じ国の同じオフィスで毎日顔を合わせている人からの依頼に比べれば、私からの依頼、日本から太平洋渡ってアメリカへ長距離砲を撃っている私からの依頼は優先度が下げられる。
日本国内だけで考えてみよう。
いつも会社に来ない同僚、さらには一度も顔を合わせたことがない同僚から、不躾に業務を依頼さらたらどんな気持ちだろうか?
私なら即そんな人からの依頼は後回しにする。それはコネクションが薄いから。あと、どうせ会わないから、とか。
やっぱり人間だもの。。
心の距離って大事で。
利便性だけでは割り切れないものってある。
やっぱり人間だもの。。
別に都内の一等地に構えたオフィスで同僚に会いたいと言っているわけではない。どこかの貸し会議室でもいいし、最近流行りのコワーキングスペースでもいい。いわゆる「コネクション」のために会ってたまに時を共に過ごす。
都内の一等地に立ってるビルの中で向かい合わせで座ってるのに一日一言も口を聞かない関係よりよっぽど健全な関係なのではと思うのだが。
ただ、会社としては、そんなコワーキングスペースが住所になっちゃうと信用を失うのかな?そんな考え自体古いのかとも思うのだが。
やっぱり自社ビル持ってます、都内の一等地で「眺めの良いオフィスです。一度いらして下さい。」的な挨拶がしたいものなのか。
社員の立場としても、一等地にオフィスがあるとそれはかっこいいが、私個人的にはたまに会社の人に会えればいい。ゼロはやだ。人間活動の一環として人に会う活動は欲しい。それがテレワークを1ヶ月経験した後の率直な感想だ。
そんな感じで、
つまりは人に会いたい。。
あのオフィスでのガヤガヤが欲しい。。
コネクション云々の話をしたが、要するにそういうことだ。
だって人間だもの。。