住宅ローンの通らない中古物件とは…
前回の続きですが、物件選びにはある程度の基準が私にはあります。
せっかく中古を買うのであれば、安く仕入れて、満足のいくリノベをして、あわよくばこの物件を誰かに借りてもらえたらって考えています。
でも安い物件っていうのは色々あります。銀行預かりになってて銀行さんから不動産さんに紹介がいったり、安いのには安いなりの理由があるものもあります。
でも反対に売主さんがすぐに現金化したいので、すぐに売れる価格を設定している場合もあります。
そして物件の価格設定には不動産屋さんの主観が入っていることもあります。
物件は仲介手数料というものがあり、3%+6万円が不動産屋さんの収入になります。(売買金額による)。これも上限なので交渉はもちろん可能です。
私の物件の場合は、前のオーナー様が増築していたので売買時には建ぺい率を超えて住宅ローンが通らないと後になって判明しました。
その事実を不動産屋さんとお話しをして、売買金額を下げてもらうか、不動産屋さんで対象増築部分を壊してもらうことにしました。
結局は不動産さんが増築部分を壊してくれて(ここは私も壊す予定でしたのでラッキーでした)、ある程度売買金額も引いてくれて(建物が減少したので)、着地することができました。
中古不動産を購入する時はほとんどの人が住宅ローンを利用すると思います。契約書には必ずローン特約つけておくと良いと思います。
色々ありましたが、ネットで公開されていた倉庫を無事に契約するに至りました。
補足ですが、通常は個人は住宅ローンは2つ組むことができ、3つ目の不動産さんになると事業用のローンを組むことがセオリーです。
住宅ローンの方が金利と借入期間が長いので有利なのは間違いないと思います。
倉庫を契約した後、私のリノベーションの想いに火がついたような気がします。
誰でもそうだと思いますが、2棟目の物件に手を出すこと(私はすでに金沢町家のお家を購入していたので)って本当に勇気というか、一線を越えねばならないっていうドキドキ感があると思います。
でも私も体験しましたが、結局はやる気と勢いが必要だったような気がします。
今となれば大したことはないのですが、あの時は本当にドキドキしたのを覚えています。