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お婆ちゃんの背中

お爺ちゃんの事も大好きですが、お婆ちゃんも大好きです。
今回はお婆ちゃんの背中について書きたいと思います。

以前にも書きましたが母は「私に孫ができてもお婆ちゃんみたいに2時間も3時間もおんぶ出来んわー」と言っていました。(母の言葉をしっかりと覚えていたのですが、実際に孫になると特別な可愛さがあるらしいです)

そう。お婆ちゃんは私をおんぶ紐で毎日おんぶしてくれていたそうです。確かに、おんぶしてくれてる写真が沢山残ってます。庭いじりが好きで、夕方からは毎日庭の手入れをしていた祖母。庭いじりの時におんぶをしてくれていたそうです。
本当、感謝しかないですね。私も息子がいますが、立ったままの家事の時はおんぶをしていましたが、おんぶしながら、しゃがむことなんて一切なかったです。

お婆ちゃんのおんぶで一緒に花を見たり、歌ったり、お爺ちゃんの仕事の帰りを近所まで迎えにいったりしたことが記憶に残っています。
成人してからかな?お婆ちゃんを背中からハグしたことがあります。当時、辛いことがあって自然とお婆ちゃんの背中の温もりを感じたかったのです。祖母はビックリしていましたが一言だけ「あー懐かしい!Tomoちゃんのぬくもりや」と言っていました。
私もお婆ちゃんの背中の温かさを思い出しました。

コロナ禍になり、約2年間も日本に帰れなかった時。お婆ちゃんの背中が恋しかったです。2年ぶりの再会で少し小さくなって歳を感じた祖母の背中にハグをした時、元気で生きててくれて有難う!と素直に感じました。
まだお婆ちゃん離れができてない状態ですね。

お婆ちゃんに似た人を見つけると思い出す背中の温もりと匂い。
優しさの中にある芯の強さを思い出します。

今年の冬も一時帰国するので、たっぷりお婆ちゃんの背中の温もりを感じたいと思います。