親知らずぜんぶ抜く【後日談】

こんにちは。Otomoです。親知らずを全身麻酔で４本一度に抜いたときのことを書いています。【前編】と【後編】だけでは退院後のことを書ききれなかったので、後日談として少し書いておきたいと思います。

血餅が取れる

退院した日の夜、寝ているときに寝返りを打って横になってしまうと、頬が圧迫され、それによる痛みで何度か目が覚めてしまった。

翌朝起きると、口内が乾燥して喉も痛かったが、ゼリーを食べて薬を飲んだら回復してきた。腫れている感覚は昨日から変化はないが、炎症は少し収まったような感じがして、口の開き具合も多少は良くなった気がする。
抜歯した箇所に何か挟まっているような違和感があったが、かさぶたなのか食べ物が挟まっているのか分からずこわくて舌でも触れなかった。

翌日、引っ越しの訪問見積もりの予約を入れており業者の人が来た。会話はできたが、少しでも笑うと痛く、頬のあたりが張る感覚があった。
夕飯を食べていると、上の親知らずがあったところにひだのようなものがあることに気づいた。その後も食べ続けていたら左側のひだが取れ、茶色いきのこの傘のようなものが出てきた。歯触りもきのこだった。これが血餅なのだろうか。思ったよりも大きかった。
血が出たり痛み出すこともなかったので、特に医者に連絡もせずそのままにしておいた。

そのまた翌日、朝起きて口をゆすいだら右上の血餅（？）も取れた。痛みも出血もなかった。
この日は出勤したが、笑ったり走ったりして顔が揺れると痛いくらいで、特に仕事に支障はなかった。マスクをしていれば頬の腫れも分からない。
夕飯にカップラーメンを食べたら左下が少し痛み出した。麺は嚙み切る必要があるので、噛まずとも飲み込めるご飯の方がいいかもしれない。
その後、仕事のある日はしばらく、朝におかゆ、昼はコンビニのぶっこみ飯、夜にカップラーメンを食べる生活をしていた。蒸しパンやバウムクーヘンくらいなら少し無理すれば食べられた。

病院で抜糸する

退院から一週間が経ち、病院で抜糸する日がやってきた。抜歯した際の傷口を縫い合わせていた糸を取るのだそう。ネットで調べると抜糸も痛いとか痛くないとか色々出てきて分からなかった。これも個人差が大きいのかもしれない。

病院に行き、まずレントゲンを撮った。写真を見ると特に下の歯で、歯の形にきれいに空洞ができていた。傷も塞がってきているらしく、食べかすの掃除もされなかった。
抜糸も一瞬だった。腫れている歯茎に歯ブラシが当たったときのような痛みが少しあっただけで終わった。糸は黒くて短く、プラスチック製のように見えた。

もう病院に来る必要はなく、次からは何かあったらかかりつけの歯医者に行ってくださいと言われた。短期間だったが、もう病院に来くることはないとなると少し寂しかった。
病院の外から、おそらく自分が入院していたであろう部屋を見つけることができた。帰りにスーパーでロールケーキを買って食べた。まだ少し無理があった。

なぜか親知らずを抜いたときのことを詳細に記録していたので、noteの練習にちょうどいいかもと思い書いてみたら、思ってたよりも長くなってしまいました。ただ、当時の記録をほぼ書き写しただけになってしまったので、あまり文章を書く練習にはならなかったかも。次は何書こう。