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WBCの戦い方をそのまま少年野球に当てはめると危険だと思った。
WBC、本当に感動しましたね。なんでしょう、
ずっと祈るように画面を見つめていました笑
次回は3年後みたいですから、今度は現地観戦をしようと固く誓いました。
さて、
今大会、ほとんどの日本人が「ベストメンバーだ!」と思えるような素晴らしいメンバーで戦ったと思います。
彼らは、本当に選ばれた存在なわけです。
メディアでも特定の選手を取り上げて様々な「物語」を作ります。
そして、僕たちはその話にも感動する。
しかし、取り上げられる選手がいると言うことは、「取り上げられない選手」がいるということです。
注目されない選手がいるということです。
打たなくても将来性を認められスタメンを外れない選手がいれば、そのすぐ横には調子がよくてもスタメンになれない選手もいます。
栗山監督は、そのような、今回は出場機会にあまり恵まれなかった選手にも目を届かせ、声をかけているとメディアで流れていました。
僕はそう言う所こそ、指導者が見習うべきだと思います。
WBCは短期決戦ですが、各カテゴリーの野球は基本長期戦です。
その中で、特に小学生や中学生などまだ年齢の低いカテゴリーで「勝つためだけに」出場メンバーを固定してしまうようなことが起こってしまえば、それは大きな問題です。
下手な選手が悪い。
指導者としてその気持ちもわからなくはないですが、
上手くさせてやれない自分が悪い
と考えられる指導者で在りたいです。
日本中が祝福ムードで僕自身も村上選手のエピソードをYoutubeで語ったりしていましたが、ふとこんなことを思ったので書きました。
参考になれば嬉しいです。