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2019年現在、日本のマーケターは日々何に時間を割いているのだろうか・・・?

タイトルがなかなか攻めている内容にはなりますが・・・
心から不思議に思うことがあります。

マーケターって普段なにしているの??

ということ。
今私は「グロースハック」を主軸にノウハウ・システム・時には機能をサービスとして提案させて頂き、最適な形で事業に寄り添わせて頂く日々を送っております。
「メディアAの実績が良いので買ってください」
「このツール活かしているので買ってください」
というお話ではなく
「○○という課題があるなら、△△という解決策がありますよ」
というお話なので、課題が無ければ介入しません。

自社サービスの話なのに把握している内容が浅い

さて、タイトルに繋がる話ですが・・・
マーケターなのに自社サービスを利用してくれているユーザーをちゃんと知らない
という方が多く存在しております。

例えばあるアプリの例
「DAUは○○人です」
「リテンションは○○です」
「ARPPUは○○です」
まではお答えいただけるのに・・・

「購入(課金)に至るユーザーって、サービス内でどんな動きを取っていますか?また全体の何割ほどなのでしょうか?」

「継続率の高いユーザーではあるが、購入(課金)に至らないユーザーはどんな人たちなのでしょう?そもそも、その高いという継続率自体はどうお考えですか?」

「各機能やページにどれくらいのユーザーが遷移・利用されているのでしょうか?使われていない機能あります?」

と少し踏み込んだ質問を行うと途端に曖昧な答えが返ってきます。
なんなら、同席されている横の人と解釈が異なっていることも・・・・

それ、計測ツールのダッシュボード上でのお話されてません?

ってお伺いさせて頂くことも多々あります。
そして

「エンジニアリソースが枯渇しているので、データ出しを依頼できず・・・そこまで把握できていないんですよね・・・」

なんてお言葉を頂くことも。
分かります。現状把握の優先度より、未来への投資になる開発のが優先度高く置きたいですよね。

じゃあ、何を日々追っているの?

DAU・MAU・ROASと言った計測ダッシュボード上で判断できてしまうものを第一に追う習慣が根付いているのがいま現在の悪しき慣習かと思っております。

多くのマーケターさんとお話させて頂いている中で、サービスがグロースしている企業のマーケターさんが絶対に欠かしていないことは・・・

継続的に利用してくれているユーザーをしっかりと見極めるという事に時間を割く、です。

他社が○○という施策で大きな効果を出した。
というお話をいろんな代理店から情報収集して試していくのも良いのですが、そのサービス内のユーザー動向と自社サービスのユーザー動向って同じなんでしょうか?

サービス内のどのような機能を使い、どのような導線をたどり、どのくらいの時間を日々サービスに落としてくれているユーザーが自社には大切なユーザーである、というところまで、自社内でしっかり共通の認識まで昇華させることが先ずはマーケターの大きなお仕事かと思っております。

「おれは○○というユーザーがこのサービスには非常に大事だと思ってるんだ!!」
なんて力説しても意味ないので、しっかりとした根拠のもとそれを言語化し、関連する各部署にも認識をしてもらうことの重要性を声を大にして言いたい。

いろんな代理店からの提案、社内調整、報告資料の作成・・・
日々いろんな調整に時間をめちゃくちゃ割いているのを知っているのですが、ユーザーの把握がしっかり出来る環境があれば、意外と短縮化できるかもですね。

挑戦的なタイトルで始めておりますが、日本の各サービスがもっともっと成長していく環境を本気で作っていきたいと思っているので、生意気な意見を投稿しております。
是非、意見などありましたら頂けますと喜びます!!

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