脳の仕組みを知って自分を動かす
こんにちは。
鷹取智子(たかとりともこ)です。
研修講師として企業向けにコミュニケーション研修などを提供、
調剤薬局にいた経験を活かし、医療機関での接遇コンサルティング
にも関わっています。
また、個人向けには「自分をごきげんにする心と身体の整えメソッド」講座
を実施しています。
あなたは、
「目の前のことを先延ばしせず、すぐに行動するためには気合いと根性が大事だ」
そんな風に思っていませんか?
私もそう信じていました。
そして夏休みの宿題は、始業式の3日前にようやくスタート(笑)
「私はコツコツできないタイプだから」と思い込んでいました。
でもね、社会人になって何度も痛い目に合ってしまい・・・
そこで実験的に、
・前もって着手する
・余裕を持ったスケジュールを設定する
・目標設定はできるだけ小さな行動に落とし込み、まずはやってみる
ようにしたところ、なんと。
「私はコツコツできないタイプだから」というのは単なる思い込みで、コツコツ積み重ねることが楽しくなったのです!
脳神経外科医の菅原道仁さんが書かれた『すぐやる脳』によると、
そうです。
私は、2007年に実践心理学のNLPを学びました。
NLPは別名「脳の取り扱いを知るスキル」とも言われています。
脳の特性を知り、うまく使っていくことで生きやすくなりましたし、
人生豊かになりました。
菅原さんによると、やりたがる脳にしていくためには3つのステップが有効とのことです。
以前の私は変なレッテルを自分に貼り、
「私はコツコツできないタイプだ」という不要な思い込みで自分の潜在能力を封印していたんです・・・
あなたにもそんな不要な思い込み、ありませんか?
ある!という方は、ぜひ自分を動かすポジティブな自己暗示に
変えちゃいましょう。
そのためには、ステップ2が大事になると思うのです。
完璧じゃなきゃ、ではなくすぐに実践できる小さな小さな一歩まで
目標を分解する。
いきなり50ページの資料を作成するのではなく、
まずは1ページ分のイメージを、簡単なキーワードで書いてみる。
時間も丸1日かけるのではなく、まず5分やってみる。
そうすることで簡単に行動でき、「できた!」となる。
それだけでドーパミンも出ますし、5分やるのも面倒なら
まずは家の周りを3分散歩してリフレッシュする。
キッチンの掃除を5分やってみる。
好きな音楽を1曲聞く。
別の作業でドーパミンを出してから、という流れがスムーズです。
学生時代の試験前、なぜか部屋の掃除をしたかったのには
意味があったようです(笑)作業興奮を求めていたのですね。
私の場合は朝、
・瞑想
・クラシックを3曲聞く
・ウォーキングかトレーニングをする
・ジャーナリング(頭の中にあるものをただ書き出す)
などしてから、何かをやるようにしています。
目の前のことを先延ばしせず、すぐに行動するためには気合いと根性ではなく、脳の仕組みを知ってうまく使う方が楽なんですよね。
お互い楽に自分を動かしていきましょう。