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セブ旅行記:家族9人で過ごした南国リゾート5泊6日の旅:旅行計画編その2
記事の内容
2024年8月7日から12日まで、家族9人でフィリピン・セブ島へ旅行に行ってきました。私の家族4人、父親、そして弟の家族4人という大所帯での旅。この記事では、旅行の準備から現地での経験、そして学んだことをまとめています。これからセブ島旅行を計画されている方の参考になれば幸いです。
今回の記事は、前回の記事の続きで、フィリピンの入国の事前登録であるe-Travelや、フィリピンでの移動に必須とも言われるGrabの登録、現地でのスマホ利用の事前準備などについて書いていきます。
e-Travelへの登録
顔写真が必要なことに注意
フィリピン政府は、入国前の72時間以内に、e-Travelというサイトでの入国情報の事前登録を義務づけています。
アメリカのESTAや、日本のVisit Japanみたいなもんですね。
こちら、一緒に旅行する家族分もまとめて登録することが可能で、ESTAと違ってお金はかかりません。
ただ、落とし穴(というほどのものでもないのですが)として、途中で顔写真の登録が必要になります。これを知らなかったため、登録のタイミングで気付いて、急遽他の家族に連絡して、各自の顔写真を送ってもらう羽目になりました。
とはいえ、登録そのものは非常にスムース。
入国時に、最後の税関でスキャンを求められので、QRコードを何らかの形で出すことは必須です。
今回、登録後、念のため、全員分のQRコードを印刷しておき、予め各家族に渡しておきましたが、これのおかげで入国はスムースでした。
ただ、大人だけで入国する場合は、自分のスマホにQRコードのスクリーンショットを保存しておく(代理登録した場合は、その人のQRコードを事前に送ってダウンロードしておいてもらう)だけでよいと思います。
Grabへの登録
家族カード情報の登録に苦戦
フィリピンのタクシーはぼったくりが横行しているということで、色々なサイトをみてもGrabの使用を推奨しています。
アメリカにいたときも、タクシーではなくUberをメインに使っていたので、感覚的にはよく分かります。
アプリのインストールそのものは簡単です。ただ、色々な人のブログなどを見ると、カードの登録につまずくことが多いようです。現地に行ってからの登録がスムースのようなのですが、ここで不可解な事態が。
まず1つ目は、私が何も考えずにGrabを自分のスマホにインストール後、そのままの流れで日本国内でカードを登録したところ、エラーも出ずに普通に登録が完了してしまったこと。
2つ目は、妻が同様にカード登録しようとしたところ(私のカードの家族カード)、日本でもフィリピンでも、どうしても登録できなかったことです。クレジットカードの確認のための少額課金は通るにも関わらず、なぜか最後のプロセスでエラーになってしまいます。
最終的に、私が妻のアカウントを家族として登録することで、私が支払登録したカードを、妻も支払手段として使えるようになりました。が、妻のGrabアカウントを使う機会は訪れなかったで、機能するかは試せませんでした。
ただ、色々なサイトや記事を見るに、Grabでクレジットカードを登録できない問題は、あるあるのようですね。
eSIMの購入
eSIMはとても便利
以前、海外旅行・出張をしていたときは、データ通信環境のために、モバイルWi-Fiを借りていったり、予め日本で物理SIMカードを買っておいて現地で差し替えたりしていましたが、今回は初めてeSIMにトライしました。
Amazonで購入後、メールが送られてくるので、それに従って事業者のサイトにアクセスし、購入情報を入力すると、QRコードが記載されたメールが送られてきます。
現地でWi-Fiに接続できるようになったら、そのQRコードを読み込むだけで、アクティベーションされます。
私が今回購入したのはこちら。
便利な世の中になりました。
後々発覚するのですが、ここでちょっとしたミスをしてしまいます。5泊6日の旅にも関わらず、5日間のeSIMを購入してしまったのです。
とはいえ、ホテルから空港までのデータ通信ができないだけで、特に不都合はなかったのですが。
また、現地でのアクティベーションで、スムースにいかず焦りました。
両方とも当たり前の話なのですが、
1つ目は現地のWi-Fiに接続しないと、アクティベーションできないということ
2つ目はだいたいどのeSIM対応端末であっても、eSIMが無効になっているということ
です。このせいで、アクティベートのためのQRを読み込んでも設定されない・・・と到着したばかりの空港で少し焦る事態となりました。
次回、海外旅行でeSIMを使用するときは気を付けたいと思います。
猫たちをどうするか
今回はペットホテルではなくペットシッターに
海外に限らず、旅行を行く際に、いつも頭を悩ませるのが、猫たちをどうするかという問題です。
1泊なら、水とご飯を多めにして置いていけば問題ないのですが、複数日家を開けるときはそうもいきません。
今まではペットホテルに連れていって預けていたのですが、2匹いるうちの1匹が外に出るのを極端に怖がる子で、ケージに入れるのも大変だし、ケージの中でもずっと悲しそうに鳴いておりいたたまれなくなります。
(着いたら着いたで、猫好きな店員さんに甘えてるのですが)
というわけで、今回はキャットシッターないとうさんにお願いすることにしました。少しだけペットホテルよりは高くつきますが、何よりも、ペットにストレスかけないことを最優先しました。
結果、これは大正解でした。すごく丁寧に世話してもらって、猫たちも家族以上にシッターさんに甘えていました(汗)。
また、我々の気付かなかった健康上の問題を発見してくれたり、薬の飲ませ方を教えてもらったりして、何ならおでかけがなくても、たまに来て頂きたいくらいでした。
この辺だけでも1本記事を作成できそうなくらいのネタなのですが、旅行の本筋からは離れるので、また、気が向いたときに書こうと思います。
駐車場の予約
今回もクルマで空港まで行くことに
毎回、海外旅行の際には、空港まではクルマで移動します。
ただ、今回、予約を考えていた際に、成田空港周辺の民間駐車場で、高級車数台が盗難にあったというニュースが。
民間駐車場を避けようにも成田空港運営の駐車場は、高い上に予約がいっぱいだし・・・、今回は空港バスにするか・・・?、など色々と考えていました。
が、結局、クルマはすべて発見されたということで、であれば、犯人達も当分成田の民間駐車場は狙わないだろうと判断し、駐車場を予約。
(まぁ、そんな高いクルマでもないし、リセールもそんなにつかない車種なので狙われることもないだろうと思うのですが)
サイトがちゃんとしているということで、サンパーキングさんを予約。行きも帰りもスムースに送迎してもらえたので、まったく問題を感じませんでした。
カード会社への事前連絡
旅行期間中の制限緩和を依頼
ホテルの予約時に、三井住友カードの電話窓口に連絡して、制限解除してもらった旨は書きましたが、その際に担当の方から、旅行の前に再度連絡して、その期間中に該当国での使用でロックがかからないように、事前連絡しておくことを薦められました。
以前、海外に住んでいたときも、ちょっと普段と違う場所で買い物などをすると、クレジットカードがすぐにロックがかかって、そのたびに電話することを強いられていたのを思い出したので、今回はアドバイス通り事前に三井住友カードに連絡をして制限を緩和しておいてもらいました。
おかげで、旅行中カードが止まるということはありませんでした。
また、私は自分と家族会員のカード利用があるたびに、LINEで使用通知がされるように設定しています。海外利用でもきちんと通知されるので、不正利用のリスクを少しでも減らすために、設定しておくことをおすすめしまう。
持ち物
過去の旅行の反省を踏まえて、少し持ち物を工夫しました。持っていってよかったものと、持っていけばよかったと思ったものを挙げておきます。
GoPro
以前は、防水カメラをレンタルして持って行っていたのですが、今回はGoPro Hero12をレンティオでレンタルしてもっていきました。
後の記事で触れますが、ジンベイザメの撮影に大活躍してくれましたし、それ以外にも、旅行を動画で振り返ることができるのは、楽しいです。
また旅行行く際には、最新版のGoProをぜひレンタルしたいと思った機材でした。
なお、GoProには、GoPro Quikというサブスクアプリがあり、一応1ヶ月だけ課金しておいたのですが、こちらは結果としては無駄でした。
Wi-Fi環境下での自動でのクラウドアップロードがあり、これがバックアップとしては便利だろうということで課金したのですが、なぜかどちらのホテルのWi-Fi環境でも機能せず。
SDカードリーダを持っていっていたので、毎日、MacBookに移し替えて、MacBookからOneDriveに手動でバックアップをかけておきました。
ラッシュガード・マリンシューズ
いつも羽織るラッシュガードは持って行っているのですが、足が無防備で日焼けしてしまっていたので、今回はトレンカ型のラッシュガードに、マリンシューズも履いて、下半身全体を防備しました。
このおかげで、下半身を日焼けすることがなかったのと、岩場で歩いたり泳いだりして、足を怪我することがなかったので、持っていってよかったと思います。
ステロイドの塗り薬
市販のステロイドの塗り薬を持っていきました。何に使ったかというと、日焼け対策です。それなりに日焼け止めは塗るとはいえ、日中ずっと南国の強烈な日差しを浴び続けることになるので、日焼けは避けられません。
グアムなどに行った際にも、顔が荒れてしまってヒリヒリしていて、しばらくして皮も剥けたりしてしまって、毎回後悔していました。
今回は、日焼けでひりひりになりそうな肌に、乳液とステロイドの塗り薬を混ぜてシャワー後に塗るようにしました。おかげで、赤くなってしまった顔とか首も、それほど悪化することがなく乗り切れたと思います。
電源タップ・延長コード
フィリピンのコンセントは、日本と同じものが刺さる形なのですが、電圧が220Vです。
総W数が超えなければ、おそらく日本の電源タップも使えると思いますが、電気周りは事故が怖いので、念を入れて220V対応の電源タップを持っていきました。
あればよかったと思うのは、延長コードです。電源タップのケーブルの長さは2mだったのですが、ベッドサイドにコンセントがなかったため、届きませんでした。
(こういったことは、海外だけではなく、日本での旅行や出張でもよくあります)
ですので、こういったときのために、別途、延長だけのコード(2〜3m)のものを持っていって置けばよかったと思いました。
ネックピロー
私自身、飛行機で寝るときには、あまりネックピローは使わないのですが、セブ観光で長時間クルマ移動することが多く、クルマ移動で寝るためにはネックピローがあった方がよいかと思いました。
また後で書きますが、特にジンベイザメと泳ぐツアーは、ホテルから現地まで3時間以上深夜早朝に移動するので、そこで少しでも寝るためにもネックピローを持っていくことがおすすめです。
事前準備でやっておけばよかったこと
日本入国時のVisit Japan Web対応
この旅の前に最後に海外に行ったのは2019年でしたが、この時点では、日本の税関審査はまだ紙でした。で、帰りの便で、税関申告書類が配られるのが、日本行きの便の定番だったかと思います。
いつからか、帰りの便で、用紙が配られなくなっていたんですね。
今でも帰着時に紙で記入しての審査も可能ですが、Visit Japan Web上での事前登録が推奨されていることを、帰国便で荷物を受け取って、看板を見るまで全く認識していませんでした。
というわけで、その場でアカウント登録し、税関申告を行ったのですが、無駄に時間を使ってしまいました。
次回からは、少なくとも帰国便に乗る前に登録を済ませておこうと思います。
まとめ
事前準備編は以上です。自分自身が行った準備に加え、やればよかった・もっていけばよかった、などの反省点も少し触れていますので、この記事を読まれる方の参考になればと思います。
次の記事から、いよいよ、旅行本番です。