見出し画像

ファーストラヴ 映画

タイトル:ファーストラヴ
監督:堤幸彦
キャスト:北川景子、中村倫也、窪塚洋介、芳根京子
視聴日:2023-03-08

# あらすじ
アナウサー試験の帰りに父親をナイフで刺殺した罪で逮捕された環菜、ドキュメンタリーを書くために取材しながら環菜の背景に迫る心理士の由紀、由紀と同じ学生時代を過ごした弁護士の迦葉の物語。
原作、島本理生のファーストラヴの映像化。

# 感想
電車での移動中に観賞したのが良くなかった。意外と北川景子と中村倫也のベッドシーンが長く、ちょっと外出中に視聴する映画では無かったと反省。
原作から入ったので理解出来ないシーンはなかったものの、原作に感じたゾワゾワ感を残念ながら感じる作品では無かった。

北川景子は綺麗なことがわかった。登場する役者さんが皆演技が上手いのもわかった。でも小説を読んで面白かったのは徐々に過去が明らかになるに連れて、ヤバっ!そう言うことか!が浮き彫りになる話の構成。映画では役者さん皆さんの演技に肩の力が入ってしまい、最初から少し狂気的で皆訳ありだろってところが原作と大きく違ったと言う感想です。ただ役的にも肩の力が抜けている窪塚洋介は良かったですね。とても料理が下手とは思えない。笑。

堤幸彦さんの作品と言えば、むかし夜中にちょっと見たケイゾクのインパクトが強くて、環菜の闇をどのように表現するのか楽しみにしていましたが、何だろう、私的にはモゾモゾすることは無かった訳で、ただ単純に怖い父親と娘の関係以上には見えなかった。映像的には浮遊する視界から事件が起きている現場にズームアップして行くシーンなどはSPECを連想させ、また繰り返しSPECを視聴したい気になりました。

期待が大き過ぎて、ネガティブな評になってしまっていますが、今回のキャストをイメージしながら原作を読み返すと、また面白さが増しそうです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?