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大腸がんとのたたかい 2023-10-20

本日はCVポート設置手術
1日入院する事になっている
入院にあたっては連帯保証人が必要 色々気を遣わせるシステム面倒だなぁ つながり無い人たちはどうするんだろうと要らぬ心配をしてしまう
弟に承諾を得て、連帯保証人になってもらう。

手術当日あまり疲れない方が良かろうと近所の公園でラジオ体操をして神社⛩️にお参り。ゆっくりのペースで歩くのだが、弱り気味なのか?疲れる感じがする。この日はしっとりと暖かく、そんなに歩いていないのに汗をかく。身体を動かす方が気持ちいい。

外来は初顔合わせの女性医師。体温を測っただけ。37.2度微妙と言いながら問題無しと判定。ブロックを入手出来たのか尋ねると、主治医に聞いて下さいと冷たく感じる返答。あーこれ何も引き継いで無いパターンと理解し不要な質問はやめた。

午後の入院、手術まで時間が開くのでお昼でも食べようと、荷物を車に積んで病院外に向かう。携帯の調子が悪いので再起動した所、いきなり病院から電話。申し訳ないが今からナースセンターに行って下さいとの事。いよいよ入院、手術が始まる。

若い女性看護師さん、あまり慣れてない?様子。こちらも色々聞こうとするが、彼女自身も先生から連絡が来ない、午前中は手術が入っていてと少々心許ない。やはり医療現場は忙し過ぎて誰も彼も混乱ギリギリなんだね。

点滴の針刺し上手く行かず出血、シーツが血に染まる。但しそんな痛みも無い。頼りない感じそのままの看護師さんが何度も謝る感じがかえって申し訳ない。

初めての車椅子。看護師さんがせかせかしているのか疾走感半端無い。アトラクション並みのスピードに感じる。眼鏡も外しているため視界不良も恐怖を増していると思う。

エレベーターに乗り込むと、看護師さん2階に行くと言うのに3階のボタンを押してしまう。しかも3階で扉が開いた時に降りようとするので、2階ですよね?とこちらが修正してあげることになる。大丈夫かしら?

手術室はクーラーが効いていてやや肌寒い。電気毛布でベッドを温めてくれていた。
ご機嫌な感じの洋楽。ここも若い先生のチーム、色々なやり取りが聞こえる。部分麻酔なので先生に反応を返しながら麻酔量を調節していた。電気メスにワイヤー張ってないとか、電源入って無いよとかの会話が聞こえる。最悪なのはチリチリ肌を焼き切る音も聞こえる。たまにつねられた様な痛みがあり、声を上げると、麻酔の量増やしましょうと応えてくれる。
首に1cm、胸に3cmのメスを入れた。この管を結ぶ管を皮脂に埋め込む。力を入れて刺しているものと思われる。そして縫合。ここもチクリと痛みが走り、あと1箇所ですよと先生に宥められる。
眼鏡が無いのでハッキリと視界を確保出来ない。手術は1時間弱、CTを取りながらの手術であり、最後に撮影したポートを埋めた状態の画像が大きく写し出されている。眼鏡がほしい。先生やサポートチームの顔も認識出来ないのは残念だ。

手術完了後、中々看護師さんが迎えに来て来れない。忙しいのだろうか?間違って3階をうろついているのだろうか?目の前では手術室の清掃が進んで行く。この後の予定が無いことを確認して機材を仕舞う作業が黙々と進む。隣の部屋からは一仕事終えて今日は終わりなのだろうか?軽やかな談笑が聞こえてくる。

看護師さんが迎えに来てくれた。エレベーターの中は車椅子2台と医療関係者複数人が乗っている。やっぱり忙しそうだな総合病院。一度病室に戻り体温と血圧チェック。何人か看護師さんが来てこの後レントゲンだけど?と言われる。あれ?また間違ってるのかな?笑。取り出したスマホをまた鍵付き引出しにしまってレントゲン撮影に向かう。

番を待っていると向こうから、オペ終わりと思われる主治医の先生が女性医師と楽しそうな会話しながら廊下ですれ違う。向こうは認識していないかも知れないがペコリと頭を下げて挨拶すると先生も挨拶を返してくれた。まさに賢い医師生活の演者みたいだ。この後の撮影は正面と横向きの2枚。簡単に終わった。

点滴が終わったので点滴棒から切り離し、自由に動ける身になった。病院の点滴棒足りない?と別の患者さんに届けるようだった。相変わらず大忙しの看護師さん。車椅子も古いんですよねと言っていた。ギシギシ軋む音がするのは決して小生の体重が重いからでは無い。

会社のスマホ電源入れたら突然電話がかかって来て会社受付からだった。かなり慌てて思わず取ってしまった。今日は無理なんですとだけ伝えて電話を切った。

尿量計測 溢れんばかり、同室の人が流し忘れ!

主治医の先生登場、ほんの一瞬だが少し会話を交わすが、ブロック未入手であることが判明。忙しく紹介元の先生の休みと一致せず連絡が着いて無いらしい。本当にCVポート埋めちゃったけど大丈夫か?

化学療法センターの日時決定、診断書について聞くと保険会社の所定のフォーマットか、病院フォーマットであれば何を記載するか?病名、入院日、期間などを記載要求があることが一般的らしい。

17時20分 病室の清掃。夜勤組と交代。
外に面したカーテンを閉めて貰う。17時30でも外は真っ暗になっちゃったねと話しをしていた。

火曜日の外来時間が1130に決定。火曜日になればもう少しこの先の治療方針がわかるだろうか?

同室の患者さんのやり取りが聞こえて来る。胃が小さいので逆流の恐れあり、時間をかけて食事しましょう。食後は横にならず、消灯時間まで座っていて下さいとのこと。

動かすと突っ張る感じで鈍痛。切ったのでこんなもんだと解釈している。

ずっとナースコールが響き渡る。これはイヤフォン無いと辛いね。頭に焼き付いちゃうよ。

食事は温かいものが支給される。味付けはさぞかし薄いのだろうと思っていたのだが普通に美味しく食べられる味でした。鮭のちゃんちゃん焼き、茶碗蒸し、3色酢の物、うぐいす豆。しっかりと完食です。
ベッドの上でどの様な姿勢で食事をすれば良いのかわからない。ベッドの上で胡座を組んで食べていたが、腰が痛くて堪らなくなり、途中から正座をして食事を取る事にした。長期入院している患者さんはさぞかしベッドの上も苦痛であろう。

カーテンで間仕切りされている同室の患者さんが胃を切ったらしく、食事の注意を色々受けてました。30分以上かけてゆっくり食べて下さい。食後は消灯まで横にならないで下さいと。なんか耳が痛いです。私の食事習慣が今回の病気を呼び起こしたのかも知れませんね。

会社のメールチェック。昨日は問題無かったのに、あれこれ問題が大きくなっている気がする。どの打合せにも参加出来ていないからなぁ?

37.7度、術後少し微熱があるようです。夜にまた確認に来てくれるそうです。

夜通しナースコールは鳴り響く。胃を切ったおじさんも吐いてしまって辛そう。少し眠っては周囲の生活音で目が覚める。スマホで読書して、キリが良い所まで読み進めたら睡眠を取る。小まめだがしっかりと深い睡眠が取れるのは私の特技。細切れながらしっかりと睡眠時間を確保できた初めての入院体験1日目でした。

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