ロマンス小説の七日間 by 三浦しをん
ホントのコイズミさんを聴きながら図書館に向かい、本をチョイスする。コロナのおかげで何処にも出掛けていないため、読書量が増えた。これは良かった傾向の一つである。
先日紹介した小説フランス革命はハードカバーで寝転んで読むには正直疲れる。笑。ソファーの上で微睡みながら読書して、本を落とそうものなら、顔面強打の大惨事を免れない。ちょっと軽くて小さい文庫本で読み易そうな小説もちょこちょこと読み進めたいと言う事で、三浦しをんの作品を選択。映画されている作品群を見ると間違いないでしょう。
読み始めると、何中世の歴史物?こんな時代設定の恋愛ものの気分じゃ無いんだけど?と思いながらページを進める。すると、急に現代の時代設定に早変わり。そう海外の恋愛小説を翻訳?しながら現代の恋愛観を表現して行く斬新な物語展開。なる程そう言うカラクリな訳ですね。現実社会の恋愛問題、不安から翻訳している小説の内容が変化して行くお話で、恋愛小説と言うよりコメディーっぽいですかね。楽しく読めました。