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大腸がんとのたたかい 2024-12-16

本日はCT検査のため在宅することになりました。家族が全員出掛けていますので気分転換をするためにリビングで業務をしています。
やっぱりお日様が燦々している明るい環境で業務をするのはリラックス出来ますね。

先ずは昨日のことを記載しておきたいと思います。昨日のお昼位からやっとお腹の調子が回復して食事を取れるような状態になりました。それまでは食欲も無く、ちょっと食べたり飲んだり、少し身体を動かすと便意を催し、ちょっとした量を排泄してはお尻の穴からの出血に悶絶しながら過ごしていました。お昼にトウモロコシ粉ベースのパスタを作ってもらい順調に過ごしていました。

夕方になり娘がセブチのライブビューイングを全力で楽しむためカーテンを閉め切り、後ろのスピーカーをソファーの直ぐ後ろまで引っ張り出してノリノリでライブ感を出し始めたので、早目にお風呂に入ることにしました。今の私はお風呂に入る準備にも時間がかかってしまいます。アンダーウェアーや靴下をかき集めている最中にお腹がぐるぐる言い始めます。もう少しで準備が終わるので少し我慢していた訳ですが、突然タラっと漏れ始まってしまいました。やってしまったとトイレに入ると両脚とパンツが真っ赤に染まっていました。排便するとトイレの水が真っ赤に染まっていました。一体何が?!今まで排泄時に肛門がピリッと言ってお尻を拭くと出血が確認できる程度だったのですが、調子が戻り、普通に食事をした途端の出血。出血量を見ると肛門の切れ痔だけでは無いのでは?と思い焦りました。お風呂に入り血まみれの下半身を洗い流し、パンツなど血に染まったアンダーウェアーも洗い流します。大量の血を見たことで食欲を失ってしまい夕食はとらずに、リビングから聞こえる歓声を聞きながら寝る事にしました。

翌朝、体調は戻り、少しでも速く普通の生活に戻したいため、近所の公園に行きラジオ体操に参加して身体を動かします。食べると直ぐに腸がぐるぐる言い出し朝食後の排便が血まみれでは無いことを確認しホッとしました。リビングで在宅勤務を行い、CT検査に向けて少し早目の昼食を取り、夕方病院に向かいます。夕方になると突然寒さが襲って来て、身体が本調子では無いことを実感せざるを得ません。

足の裏にも痺れがあるので、ひんやりした車内での運転は慎重になります。慎重に運転しているつもりですがアクセル、ブレーキ操作がどうしても以前より荒くなってしまいます。日が落ちるのが早いため病院へ向かう車窓から見える景色は、夕方の暖かい太陽の光で照らされた光景になっており、朝通う通院の景色とは違う事を実感します。

病院の駐車場は空きがありスムーズに病院の出入り口近傍に駐車することが出来ました。院内に入るとエスカレーターが使用停止になっていました。院内は普段よりは静かでしたが、完全にガラガラでは無く入院中の患者さんや面会に来ている人達がそれなりの人数歩いていました。偶然いつもと違う部屋に入る主治医先生の後ろ姿も見かけました。

諸手続きを済ませてCT検査の待機場所に移動すると、移動式ベッドの上の患者さん含めて待っている人達が未だいるようです。ようやく名前を呼ばれて着替えスペースに移動しました。するとそこは戦場と化していました。右隣では「5回も針刺してしまってすいません」の会話、正面では「ルートが取れません。どうしたら良いか相談したくて」と携帯電話で話しています。左隣からは「全然無理です。誰か2階に応援お願いします」の緊張感漂う会話が嫌でも聞こえて来ます。その後も患者さんの状況共有や、この後の予定などの会話が飛び交います。医療現場は正に戦場ですね💦。本当にお疲れ様です、ありがとうございますと深い感謝の念でいっぱいになりました。私の業務(発電所のお医者さん的なエンジニア)も有事の際は全く同じような状況下になるのですが、これが毎日のように繰り返される医療現場は本当にタフな業務である事を目の当たりにします。この日、造形剤を入れるための注射を成功させるため一生懸命腕を摩ってみました。針を刺す時に腕を看護士さんに見せると「細いですねぇ」と慎重に血管を見極め、見事1回で決めてくれました。ありがとうございます。さぁCT検査の結果は如何に?年内最後の通院時にお話しを聞けると思います。

帰宅時には車内も暖まり、完全にオレンジ色に染まった道を帰ります。身体もお風呂に入って温まり、調子が戻ったところで長女の誕生会です。最近家族揃って夕食を食べることが出来る機会が増えた気がして、テレビを見ながらの食事ですが心の中では嬉しく思っています。最後にチョコレートケーキを適切な量?食べることが出来、久しぶりの美味しいケーキに涙がちょちょ切れる思いでした🤭。

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