閃光のハサウェイ
Amazonプライムビデオで閃光のハサウェイを観た際、アニメーションの素晴らしさ、キャラクターのビジュアルの良さは感心仕切りであったが、話の内容や登場人物の会話がキャッチボールになっていない感じが凄く気になって、内容を把握すれば絶対に面白い筈だとの予感で、kindle版で上中下巻の一気読み完了。
まぁネタバレを目にしていたので、余りのめり込み過ぎないようブレーキをかけながら読み進めたのは事実。ちょっと多くは語り難い、哀しい物語であった。小説フランス革命を読み終えた後に、本作を読み始めたので、理想の世の中を目指すロベスピエールとハサウェイが重なってしまう。自分の理想と異なる世界を創造しようとする政治家を粛正し始めた結果、自分の運命も同じように幕を閉じることになってしまう。
物語には書かれなくても、ケネスやギギが彼を忘れずに幸せに生活出来ることを願う。ブライトとミライが素敵なレストランをオープンし、第二の人生をやり直せることを願う。
しばらくヘビーな結末の物語は読みたく無いな。ハッピーエンド物語カモーンヌ!