NASのトラブル
あれま?気が付けば2週間ほど写真のバックアップが滞っているようである。なる程写真だけでは無く、fileも動画もアクセス不可の様子。ルーターが調子が悪いこともあるのだが、ルーター経由でNASがぶら下がっていることは確認できる。渋々Macからアクセスを試みるが拒絶される。どう言うこと?故障?こんな事象は初めてであった。最近ではサブスクサービスで音楽も再生しており、それ程NASも利用していない。そんな事から気軽に電源長押し。昭和の人間のため、リセットさえすればどうにかなるだろうの精神です。
ビープ音が聞こえて再起動モードに入った様子。ネットワークにぶら下がるNASを認識することは出来るが、ハードディスクと言うかDSM (DiskStation Manager)にアクセス出来無い?何が起きている?カバーを開いてほこり掃除をし、HDDを一旦取り外し、再取り付けする。リセットモードになり、DSMをインストールしようとするが、99%で足踏み。10分かけて再起動するが、何か問題が発生しDSMがインストール出来無いのメッセージが表示される。時間を置いて、インストールファイルをダウンロードしておいても、結局同じメッセージが表示され再インストールに失敗する。Macでは無くiPhoneからNASにアクセスし、同じ操作を繰り返して見たところ、ファイルが破損している可能性がありますのメッセージ。ここでNASユニットではなくHDDが調子悪いことに今更気がつく。設置当時からずっとアクセス音がゴリゴリ響いていた。こんなに毎日唸っていたら、壊れちゃうよなと思っていたが、正にその損傷が発生しているのだ。
これまで復旧させるにあたり、NASユニットのsynologyのサポートページを斜め読みしていたが、諦めてHDDメーカーであるSEAGATEのサポートページにアクセスする。シリアル番号を入力すると未だ保証期間内であると同時にデータレスキューサービス対象品である事が示された。しかしメディアファイルの復旧は鼻から諦めており、少しでも早い解決を求めてデータレスキューは不要としHDDの交換だけ依頼する事にした。調子が悪いHDDを自費でメーカーに返送しなければならない。その要領がよくわからない静電防止の袋で包めとかエアーパッキンは使わず衝撃を与えないようになどと無理難題を書き並べてある。こりゃ無理だなと思いながら百均ショップでスポンジ状のマットや搬送用の段ボール箱、エアーパッキンを買い求めパッキングし、千葉のUPSへ送付した。翌日には受領確認のメールが無事届いた。そして更に翌日にはシンガポールから自宅宛に交換となるHDDが発送されたのメールが届きました。
あれ?11月1日中にお届けされるとなっていたステータスですが、荷物が届かないのでUPSの配達状況を確認したところ、また明日以降配達状況を連絡しますのステータスに変わってしまった。一体どうなることやら。よくよくUPSの配達状況を見ると、さすが輸入品なので国内でもいくつか転々と場所を変えながら諸手続きが完了し、無事に昨日我が家に再整備品と思しきHDDが届きました。
さてNASと言っても2台でRAIDも組んでいない。HDDを信用していないため、外出先からもアクセス出来る機能のみ求めている。さてこの後どうしようか?悩ましい。メディアデータは外付けHDDにバックアップする方がコストもかからず、必要な時にアクセスすれば良いので、稼働時間的にも故障のリスクは低いと考えている。本当に外出先からアクセスしなければいけない場面は年に数件である。もちろん自宅リビングでメディアファイルにアクセスし、メインディスプレイつまりはテレビに表示する方法は、Macやレコーダに外付けHDDを接続することでも可能。Wi-Fi経由では無い分、安定した高画質ファイルの再生が出来る。家族とメディアファイルを共有するにはMac経由にすれば良いだけだ。
とまぁ悩んでも悩み尽きないのですが、先ずはNASを復活させてみようと言うことで、届いたHDDを組み込み、DSMを新規にインストール。帰宅後睡眠時間を削って作業をしていたのだが、壊れていたHDDとは状況が異なり、サクサク設定が進む。しかもHDDのアクセス音も明らかに静かになった。むむむ、最初に購入したものはこんなもんかとゴロゴロゴロゴロ異音を聞いていたのだが、メーカーから返却されたHDDは明らかに静かであった。これは期待が持てる。さぁいくつかのアプリケーションをインストールして、バックアップしてある外付けHDDから動画を少しだけ取り込んでみる。あるフォルダだけコピーしたのだが、残り1時間と表示される。流石に眠気には勝てないので、この日の報告はここまで。後半戦に続きます。 さてどうなることやら。
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