見出し画像

住み替えの話② (売却活動)

3本目は売却の話です。
1本目、2本目もぜひ一緒にどうぞ。

先売りor後売り

ググると色々とメリット・デメリットが出てきますが、先売りだと仮住まいが必要になり、手続きも面倒ですし2度の引っ越しは家族にも相当な負担を強いることになります。
そのため、与信が許す限りは後売り派です。

前回の記事で紹介の通り、新居の住宅ローンはりそな銀行を選びましたが、売却条件は1年。
即ち、新居の引き渡しから1年以内に前居を売却してローンを完済する、という事です。

仲介業者選定

何もかも初めての売却ですから、とりあえず複数社と話して感覚を掴んでみようと思いました。
とはいえ、その「とりあえず」すらも知見がないので、イエシルに紹介してもらうという手法を取ってみることに。

イエシルによる仲介業者紹介

イエシルはマンションの価格を査定してくれるサービスですが、価格を提示してくれるだけではなく、ヒアリングを通して適当な仲介業者を無料で紹介してくれます。

仲介業者との面談日程調整も全てお任せできるので楽ちんです。
イエシル経由で紹介いただいたのは以下の3社。

三菱地所ハウスネット

そもそも面談に遅刻してくる時点で論外でした。

その後のヒアリングやサービス紹介も薄味であまりやる気を感じられず、とても数百万円の手数料に見合う仕事とは思えず却下。

スターツピタットハウス

駅前にある緑の看板を見かけた方も多いかと思いますが、同社はマイホームオークションなるサービスを展開しているそうです。
初めて聞きましたが、ユニークなサービスだなと思いました。

公式HPより

ただ、私の住んでいた物件は建物・間取り・階数・向き・眺望のどれを取っても湾岸の中では平凡な部類ですので、オークションにかける効果は薄いと考え、見送りました。
(もちろんオークションは選択肢の一つで、通常の売却方法も取れます)

スタートライングループ

初めて聞いた会社でしたが、売却専門の仲介業者だそうです。

すなわち、構造的に両手仲介・囲い込みが発生しない会社。
担当の方もテキパキした印象で、契約締結しても上手くやってくれそうな雰囲気でした。



3社との面談で売却査定額や売却活動の見込み期間をヒアリングし、なんとなく目線が定まってきたところで、本命にコンタクトしてみます。

マンションカウンター

我らが(?)マンションマニアさんでおなじみのマンションカウンター。

即レス即アポはもちろん、詳細な分析に基づいた売却価格提案を頂きました。
マンションカウンターさんが今回話した仲介業者の中で最高値の売却提案でした。

担当の方も程よい距離感で非常に好印象で、この人なら任せられるなという感触でしたが、結果的には採用に至らず。

FJリアルティ

ミスター湾岸と言っても過言ではない、ふじふじ太さんが独立して立ち上げた会社。

売却価格提案は他社と大差はありませんでしたが、マンションカウンターに次ぐ2番手レベル。
また、話をする中でふじふじ太さんの湾岸エリアへの愛をとても強く感じました。

マンションカウンターかFJリアルティか、甲乙つけがたいと思っていたところですが、独立して日が浅く、やる気MAXのふじふじ太さんなら頑張って売ってくれるだろうという期待からFJリアルティが有力でした。

そんな中、ドンピシャのタイミングで「シン・湾岸マンション売却」のサービスが始まり、ご縁を感じてFJリアルティさんに決めました。


いざ、売却活動スタート!

信頼できる仲介業者を見つけたので、いざ売却活動開始です。


値付けめちゃくちゃ難しい

各社と面談の際は「価格交渉なしで3ヶ月以内に確実に売り切れる最高値はいくらですか?」と聞いていました。
価格交渉や長期売却をする前提なら、高い売却価格を提案しても後からどうにでもなりますし、期限を切らなければ両手仲介囲い込みの隙を与える事になるためです。

各社から出てきた売却提案は最安値~最高値で800万円程度の開きがあり、売り出し価格の設定は本当に迷いました。

いくら追い風マーケットとはいえ、何が起こるか分からないのが相場の怖さ。
新居引き渡し以降は2件ぶんのローンが走るわけですから、家計に余裕ありとはいえダラダラ売ってはいられません。

ちゃんと売れるかすごい不安

ふじふじ太さんと相談の結果、最後はエイヤで売却価格を決定。
新居引き渡しは1ヶ月ほど先でしたが、待っておく意味もあまりないので写真を撮影しSUUMOに掲載。

たぶんマンション売却あるあるですが、我が家がSUUMOに載っているってとっても不思議な感覚で、何度も見に行ってしまいました。笑

ふじふじ太さんと相談した売却価格には自信を持っていましたが、売却活動スタートのタイミングで石破ショックが起きたこともあり、ちゃんと売れるかは正直めちゃくちゃ不安でした。


満額申込!

売却活動が始まってから、内見申込の取り回しは主にFJリアルティ営業担当の「湾岸の信」さんに行っていただきましたが、常に即レスかつ丁寧なフォローで大変助かりました。

売却活動スタートしてからは定期的に内見依頼が来て、6組目まで受けた段階で満額申込が入りました。
売却活動を始めてから約1ヶ月、あっという間でした。

ちなみにこれがシン・湾岸マンション売却の成約第一号だったとか。笑

内見にいらしたお客様の層はDINKS~子ども一人世帯と我が家と似た状況でしたが、ちょうどスカイデュオ最終期と豊海の一次一期のタイミングだったので、「好印象だが新築の抽選結果を待つ」という方もいました。

我が家もついこの前までスカイデュオに賭けたい気持ちを捨てきれていなかったので、やはり新築の魅力は何とも言えないものがありますね。
気持ちはとても分かります。


売却活動を通して感じたこと

やっぱり好きだった我が家

現居に満足しているとはいえ、やはり前居も好きだったんだなと改めて感じます。
一次取得で人生初のマンション購入だったわけですから、愛着もひとしお。

新居に引っ越し後も時々郵便物を取りに行ったりしていたのですが、超かっこいい外観やホテルライクなエントランスや廊下は今でも大好きです。

新オーナー様への引き渡し前日に家族3人で空っぽの部屋を見に行きましたが、娘が初めて住んだ家でもあり、なんだかグッとくるものがありました。

高値売却は難しい=安値購入も難しい

今回の売却活動は結果的に1ヶ月で幕を閉じましたが、それはただの結果。

もう少し高く出しても買主様の予算内で売れたかもしれませんし、安く出したとしても金利や災害など外部要因があれば売れなかったかもしれません。

買う側も売る側も所詮は素人ですから、日々どれだけパトロールしていたとしても最高値と最安値は後から見てみないと分からない、まさに「頭と尻尾はくれてやれ」という格言通りです。
やっぱり住みたいと思った時がベストタイミングで、その時のベストを掴むしかないんだと改めて実感した次第です。

FJリアルティは信頼できる仲介業者

今回初めての売却活動という事で様々な会社さんとお話をしましたが、FJリアルティさんはぜひ今後もお付き合いしていきたいなと思いました。

  • 基本的な連絡がLINEなので楽

  • 湾岸エリアへの豊富な知識に基づく売却価格提案

  • 即レス即対応の基本を徹底

  • 囲い込みナシ(当然ですが)

  • 成約料に応じた仲介手数料

正直今の湾岸エリアであれば売出価格を間違えない限り誰に任せても似たような結果になる気もしますが、だからこそ信頼できるストレスフリーな仲介業者さんとお付き合いしたいものです。

特に引き渡し前後では書類準備等細かいやり取りが増えますが、忙しい共働き子育て世代にとってはLINEで毎度即レス頂けるのはありがたい限りでした。



以上です!

次回は最終話。
実際に引っ越してしばらく暮らしてみて感じた事を綴ろうを思います。

いいなと思ったら応援しよう!