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授業準備に給与が出ないのは必然?

授業準備に給与が出ないのは必然?

日本語教師に授業準備にお金が出ないのは必然?
このトピックはとてもセンシティブなものなので職場の先輩などには相談できないのが現実です。
今回は「授業準備に給与が出ないのは必然?」なのか私の意見を書いていこうと思います。

日本の法律

  1. 時間外労働・休日労働のあるすべての事業所について36協定が必要

  2. 36協定に定める通常時の時間外労働の上限は、「月45時間、年360時間まで」とすることが法律で義務付けられています。

  3. 特別条項を設けたときは月45時間を超える臨時的残業が許容される(ただし、特別条項による時間外労働はあくまで臨時的なものであり、1年間に6か月までしか特別条項の適用は許されません。)

  4. 特別条項があっても時間外労働は年720時間、単月100時間未満(時間外労働はトータルで年720時間、単月では休日労働も含めて100時間未満までしか許されません。)

参照:新しい残業規制の解説。残業の上限と違反時の罰則について|咲くやこの花法律事務所 (kigyobengo.com)

私の常勤時代のスケジュール

私の日本語学校常勤時代のスケジュール
休み:月2日
通勤時間:片道2時間(合計4時間)
授業:月曜日~金曜日8時間
授業準備:2~4時間
土曜日:授業準備と会議
日曜日:授業準備とお客さん/社長のアテンド
→半年後に6キロやせました(笑)

これを今お願いされてもたぶんできません。
したいとも思いませんし、体力的にもすることはできないでしょう。

結論

授業準備に給与が出なかったとしても、したいならやればいいし、したくないならやらなければいい。

みなさんは何のために日本語教師をしていますか。

お金の為ですか?自分のスキルアップの為ですか?

授業準備のお金が出なくて不満があるなら、他の学校にどんどん転職すればいいと思うし、他の業種に移る選択もできます。

学生はどこの学校に転職してもたくさんいるわけだし、今はフリーランスで学生を探すことも出来ます。

一番重要なのは自分に合った場所を探すことです。

お客様は誰なのか

もし今授業準備は無休で行わなければいけない状況にいる方は誰が「お客様」なのか一度じっくり考えてみてください。

その授業準備は誰のためにやっていますか?

・上司の為
・学生の為
・自分の為
etc…

もしお客様を「上司」に設定している方がいるのであれば、もうそんなことはやめましょう。上司が怒るから、上司に色々添削されるから….
こんなことを考えてやっていたら授業準備が楽しくなるはずがありません。

わたしはいつも授業準備はお客様の満足度を上げるためにやっていたので苦痛ではありませんでした。

目的と目標を持つことで少し今までとは見方が変わるでしょう。

最後に

みなさんはお金が発生しない場合は授業準備をしますか。

今のわたしなら答えは「NO」です。
なぜならお客様は学生に設定しているからです。
上司に授業準備しなくても何も言われないし、授業準備は常勤の時に作ったものを使いまわしてある程度学生を満足させられるからです。

ただ仕事はもちろん結果が求められます。
もし結果が伴わなかった場合はクビにされます。
もしくは自分の居場所が社内でなくなり孤立します。

オンラインで私はやっていますので、学生が私の授業に満足しなかった場合は次の授業の予約はこなくなるでしょう。その責任は全て自分でとらなければありません。

私は生きる為だけに仕事をしているので効率よく動けます。

今はインターネットで教案が見つかる時代です。

私は自分で作りたかったので作りましたが、正直誰かの教案を丸パクリして教えた方が効率はいいと思っています。

もし私の教案が見たい方はこちらに載せておくので見てみてください。

皆さんも一度誰のために授業準備をしているのか考えてみて下さい。

それではまた!






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