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乳がん治療記録

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乳がん治療の記録や治療にかかった金額をまとめています。
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#闘病記録

2019年11月~12月初旬 しこりはないけれど…

2019年11月~12月初旬 しこりはないけれど…

2019年11月
助産師に紹介された乳腺外科のあるクリニックへ。

超音波で右胸を診たところ
医者は
「あきらかなしこりはないし
乳腺炎かどうかもはっきりしない。
また1ヶ月後に来てください。」

薬も処方されず、経過観察であっさり終わった。

なんだかすっきりしない…

クリニック受診から10日ほど経ったある日。
お風呂上がりに鏡に写った自分の胸を見ると…

発疹が広がっている…?

嫌な予感が

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2019年9~10月 右胸の腫れと痛み

2019年9~10月 右胸の腫れと痛み

◇2019年9月8ヶ月になる娘を母乳と離乳食で
育ていたある日のこと。

右側の乳頭にむくみのような腫れと痛みを発症。
発熱はなかったので、2-3日様子を見ていたが
娘も吸いづらそうにしており、母乳は溜まっていく一方…
痛みも増してきたため、近所の産後院へ行くことに。

助産師が告げた言葉は
「乳頭炎だと思うから、薬を飲んで様子を見ましょう。」

その日から右側の授乳は中止し、溜まった母乳は手で搾

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プロローグ

プロローグ

『右炎症性乳がんステージⅣです。
手術は適応外です。』

2019年1月、31歳の誕生日は
医者からの衝撃の告知から始まった。

治療をしなければ
余命は半年から1年。

治療は抗がん剤一択。

治療なんてしたくなかった。

でも、抗うこともできず
治療に、仕事に、育児に
もがいてもがいて
今ももがき続けている
闘病の記録をここに
残します。

2020年1月中旬~下旬 最初の告知

2020年1月中旬~下旬 最初の告知

2020年1月14日 炎症性乳がんの診断
年末年始ということもあり
検査結果が出るのが遅く
ようやく受診。

医者から告げられた言葉は
『炎症性乳がんステージⅢです。
リンパ節への転移があります。
ここでは治療できないため
別の病院を紹介します。
おそらく抗がん剤治療してから
手術を行うことに
なるでしょう。
年齢も若いのでなるべく
早く病院に行くことを
お勧めします。』
と。

ショックだった。

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2020年1月下旬 忘れられない誕生日

2020年1月下旬 忘れられない誕生日

2020年1月27日
治療スケジュールを決めるために受診。

CTの検査結果を聞くと…

CTで左頚部への転移が見つかった。

12月末のCTではなかったのに…

ステージはⅢからIVへ。

医者は
『手術はできないため、抗がん剤治療とホルモン療法を行い
延命のための治療を行うことになります。
完治は難しいでしょう。』
と。

さらに
『骨へ転移している可能性もあります。
精査しましょう。』

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2020年2月上旬 抗がん剤治療開始

2020年2月上旬 抗がん剤治療開始

2020年2月3日 AC療法1クール目
私はAC療法という
2種類の抗がん剤を混ぜたものを
3週間に1度投与し
計6回行うことに。

投与時間は約1時間半。

AC療法の副作用としては
吐き気、便秘、口内炎、骨髄抑制、脱毛、下痢等。

吐き気、便秘、骨髄抑制の発熱時に飲む薬が処方され
症状が出たら飲むように薬剤指導あり。

投与日夕方(午前に投与)
17時半くらいから、吐き気が出てきたので
メトク

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2月中旬 骨転移?

2月10日(投与日+7日後) 骨転移疑い
抗がん剤治療の副作用症状の確認と採血で受診。

受診の際、骨シンチグラフィの結果も告げられた。

『胸椎、腰椎、左肋骨に骨転移の疑いがありますね。
MRIを撮って精査しましょう。』

先生からの注意点としては

『転ばないように気をつけて。』

のみ。

自覚症状はありませんでしたが
骨転移があるかもしれないと
言われた時はやはりショックだった。

MRI

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2月中旬 MRI検査やら歯医者やら

2月中旬 MRI検査やら歯医者やら

投与日+9日後 MRI検査と歯医者
副作用症状は特になし。
便がやや緩め。

はじめてのMRI検査を実施。

MRI検査は音がうるさいとは聞いていたが
本当にうるさい 笑

検査時間は30分なのだが
工事音ような音がひたすら鳴り響く。

MRI検査後は歯科受診。

ランマーク注射の副作用に
顎骨壊死があるため
歯の状態の確認は不可欠とのこと。

今のところ歯は特に問題なし。

投与日+10日後 脱

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