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鉄のTシャツを脱ぐ

先週末17日と18日で、青野まさみさんの講座「ザ・コンソーシアムモデル構築講座」の合宿に、鴨川へ行って来ました!

コンソーシアム構築講座の詳細はこちら↓

今回の合宿のテーマは
『殻を破る!異世界との握手』

参加前は、正直なんのこっちゃいという感じだったのですが、とても学びの深い二日間でした。


参加した理由

そもそも、会社員である私が、主にフリーランスや個人事業主向けのこの口座に入った理由は何か。

それは、「なんか面白そうだったから」。

元々青野さんとは知り合いで、色々活動を拝見していたり、個別に会話させていただく中で、「天才性をひらく」という言葉に惹かれたのがきっかけです。

なんとなく今の仕事や人生にモヤモヤを抱えている状態から、何かを変えるきっかけになるのではないかと思ったのです。

異世界に触れる

合宿のテーマである「異世界と握手」。
正直、握手できたのかは分かりません。
でも、指先くらいは触れられたかな。

初日は散歩して、買い出しして、対話型アート鑑賞をして、ご飯を食べながら語り合う。
二日目は、忍者修行に行き、手裏剣を投げたりアスレチックをしたり。

やっていることは楽しんでいるだけ。

でも、要所要所で、確かに異世界に触れるきっかけはあった気がします。

だって、私が殻の中に閉じこもっていることを見抜いている人たちが周りにいるから。

私が殻に閉じこもって、自分を出さないようにしていることを見抜いて、「とみー、昔の傷が全然癒えてないじゃん」とグサグサ刺してくる人たちだから。

怖いよー、自分を見られるのは。

でも、徐々にこの人たちであれば、自分を出しても大丈夫なのかもしれないと思えていきました。

私の殻と恐怖

私の殻は何か。
それは、「過剰に自分を守って自分を出さない」ことかなと思います。

色々思っていることはある。
きっと感じていることもある。
でも、それを出すのが怖い。
だから隠す。話題を自分から逸らす。

きっと昔、自分の意見を出したらそれを真っ向から否定をされて、自分としては望まない道を歩むことになったことが、今でも尾を引いているのかもしれません。

今の自分を、自分の中で納得させるために、必死に自分を隠している。
それが出てしまうと、今の自分が崩れてしまう気がするから。

殻によって、今の自分を保っているのかもしれないなと思います。

鉄のTシャツ

初日の夜、夢を見ました。

鉄板でできたTシャツを着ていて、脱げない状態。
鉄板の厚みは3センチくらいですかね。
当然破ることはできない。
しかも、それが捻じれていて、すっと脱ぐこともできない。

下半身は普通の短パン。
だから動いたりはできる。
でも、いかんせん上半身が鉄のTシャツを着ているので、すごく身体が重いし、めちゃくちゃ疲れる。

夢は無意識の表れと言います。
だとするなら、おせっかいな皆様に刺激されて、自分の殻が具現化したのかもしれません。

殻は脱げる。きっと

翌日目を覚まし、イメージの中で鉄のTシャツを脱いでみようとしました。
すると、顔は苦痛で歪み、吐き気を催し、鳥肌が止まりませんでした。

脱ぎたくない。風邪をひきたくない。
がりがりで情けない自分を見せたくない。
そんな感情が湧きました。

思ったよりも、私は弱いようだ。
思ったよりも、私は私を守っていたようだ。
思ったよりも、思ったよりも。

それでもなんとなく脱いだイメージができた時、ちょっと気持ちが軽くなるというか、今まで見えていなかった景色が見えたような気がしました。

私はきっと、これまでものすごく頑張ってきた。
それは労働時間とかやっていることとかではなく、心理的な負荷や重さとして。

だから、もう良いのかもしれない。
もうそのTシャツは、脱いで良いのかもしれない。
そして、脱いだすっぽんぽんの情けない私でも、生きていくことはできるのかもしれない。


少なくとも10年以上は来着込んできたTシャツ。
今すぐに脱ぐことは難しいでしょう。

でも、少なくともその存在を認識することはできたし、なんとなく脱ぐ感覚も分かったような気がする。
異世界に触れたこの感覚を大切にすれば、いつかちゃんとTシャツを脱げるようになれる気がします。

その時まで、焦らずゆっくりと、自分を大切にしながら生きていこうと思います。

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