言葉とコトバ【衆院選での対話を繰り返してみて】

 先月末、投開票の衆議院選挙。
ワンイシューの政党も含め、お見かけした各党各候補者に対して質問と対話?を繰り返し行い(政党の考えではなく)候補者のお人柄を覗いてみた。

 特に国政選挙は候補者との対話を実践するチャンス!だと思っている。
普段は地元入りしない候補者(主に前議員 新たに立候補した人も含む)が自らビラを手渡してくださり、頭を下げてくれる。
ビラを媒介して(変な言い方かもしれないけど)候補者本人や党員の方と手と手を通した繋がりが生まれる。

 政治家だって、僕らと変わらない人間だ。
多くの批判を受ければ苦痛だろうし、何でも知っているかのように見えて知らないことが多かったりする。(対話を繰り返して実感)

対話、対話
と言うけれど、僕は対話の定義を知らないまま、自分の解釈で使わせてもらっている💧
すみません。

 僕が考える対話は
【思想信条が異なっていても、決して批判せず(丁寧に)話を聞いて、(相手に興味を持って)質問すること】
口で言うのは簡単だけど、本当に難しい💧(丁寧に・相手に興味を持って、、、。特に難しい💧)

しかも、政治家相手だから
【それ違うよ!!】と言いたくなってしまう。
選挙戦序盤は、失礼なことを言ってしまった自覚があり、反省💧

それでも、候補者との対話は継続した。
相手の話す内容よりも話す姿勢や笑顔、視線などにフォーカスを当てて。
【ノンバーバルコミュニケーション】

コトバの内容は何とでも変えられる。
本人が思っていないこともコトバとして話すことはできる。

だが、コトバは聞き手に見抜かれる。反対に言葉も聞き手にはちゃんと伝わる。

政治家がコトバを使うようになってから、国民もコトバを使うようになった。

私の主観で恐縮だが
日常にはコトバが溢れている。

「図書館へパワースポットだと思って来てください」
(昨日、著名な方から聞いた言葉。めちゃくちゃ響きました。)

パワースポットに行かないと
言葉に触れられなくなるかもしれない!?
との危惧を勝手に抱いている。

【言葉のトリクルダウン】
政治家は自らの言葉で話してください!!!
心からのお願いです。

最後に

私は対話を繰り返した結果、政治とは距離を置くことを決めた。
コトバを聞いていると気分が良くない。
言葉で質問しても、コトバで返ってくる。

 2人のお子さんの育児に、仕事に
奮闘されている親友が

「投票には行かない」

と言う気持ちが
ようやく分かったような気がする。

悪い言い方かもしれないけれど、投票に行かない方が正常なのかもしれない。
だって、政治には期待できないのだから、行かなくて当たり前?


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