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ほんの一編読むだけで、心のこわばりがするりとほどけた

こんにちは、とみーです。小さなアクションひとつで、気持ちがガラリと好転するんだな、という気付きの記録です。

今日の私は、朝からヨガもしたし家事もやるべきことはやれていて、1日の過ごし方を振り返るとそこまで悪い1日ではないはず。なのに、なんとなくやる気が出ず、孤独感があるネガティブな状態でした。

気分転換がてらに漫画を読んでも、却って時間を無駄にしていると落ち込む始末。そんな中で、原田ひ香さんの「まずはこれ食べて」という本を何の気なしに手にし、短編小説の中の最初の一編だけ読みました。それだけで先ほどまでの無力感が綺麗に消えたんです。その気持ちを書き留めたくて、noteを書いています。

本に出てくる主人公の女性も、ものすごくイライラしていました。一編のうちの9割はイライラしているくらい。そして彼女は、ある出来事を体験する中でイライラがふっとなくなるんです。読んでいた私も、ネガティブな気持ちが一緒に浄化されてなくなりました。

私にとって本は特攻薬のようなもの。

タイミングと選び方が合っていれば、自分をフラットな状態に戻してくれたり、むしろポジティブな状態まで整えてくれる。合っていなければ効果がないか、悪化してしまう、そんな存在です。今回はこの本がベストマッチでした。

日常の中で、イライラすることもあるし、自分がちっぽけな存在に思えることもあるでしょう。しかし、ふと手に取った本や誰かとの会話、あるいはSNSにある偶然の一言にも、私たちを救ってくれる言葉が隠れているかもしれません。

これからも文章に救われる人生だと思うし、私の言葉でも誰かを救えたら良いなと思う、そんな記録でした。

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