築50年の過疎地住宅でのゴキブリ対策「究極の2択」
こんにちは。tommy(トミー)です。普段は起業家ママtommyと名乗っておりますが、本名は松坂智美と申します。
現在は夫の仕事の都合で移住した限界集落・人口4900人の徳島県神山町に在住。大自然の中にある一軒家で3歳と6歳の女の子を育てながらママ起業家として活動をしています。
前回は限界集落での美容室事情についてお話しましたが
今回は「過疎地での究極の選択・ゴキブリ対策」についてお話したいと思います。
※注意※
虫の写真は掲載しませんが、読むのでさえも嫌という方はここでストップしてくださいね。
神山町に引っ越して初めての夏
私たちは徳島県神山町に移住して初めての夏を迎えようとしています。
コンクリートに囲まれた東京の夏とは全く異なる田舎の夏。緑に囲まれた田舎でのんびりとした夏を過ごそう……なんて思っていた矢先に直面したのが虫問題です。
以前からお伝えしている通り、私たちは築50年の一軒家に住んでいます。とはいえ、内装はリフォーム済みですので住み心地がよく、不便を感じない生活ができています。
どんな風にリフォームしたの?と気になる方は、こちらのnoteをお読みください。
こちらに詳しく書いた通り、とってもキレイにリフォームしていただいたので、住むには全く問題はありません……が、やっぱり築50年の住居にはどうしても埋めきれない“隙間”がありました。そこを通って虫たちが家に入ってきてしまうんです。
まぁでも、これはわかっていました。我が家は木や畑に囲まれ、夏の夜にはカエルの大合唱が聞ける自然豊かな場所にあります。そんな自然に囲まれていたらもちろん虫が出る。それは想定内でした。
ただ、、、虫の大きさには驚きました。あんなに虫が大きいなんて信じられません!東京では考えられない規格外の大きさの虫に出くわし、驚き叫ぶ日々を送っています。
そんな大きな虫たちの中でもやっかいなのは、やっぱりゴキブリそしてムカデです。これは由々しき問題です。
そこで先日、近所に住む移住の先輩宅へ虫対策についてお話を聞きに行ってきました。
神山町に長く住んでいる方ならば、何か良い方法を知っているのではないか。そんな希望と共にお伺いしたのですが……究極の選択が告げられたのです。
ゴキブリと戦うための「究極の2択」
ゴキブリ。
名前を聞くだけで鳥肌が立ってしまう人々に忌み嫌われた生き物。
呼んでもいないのに突然姿を現わしては一瞬で人々に恐怖を与える存在です。
そんなゴキブリの対処法にはコンバットやバルサンといった有名な駆除商品がありますが、今回はもっとナチュラルな方法を教えてもらいました。
その方法とは
家の中で「アシダカグモと共存する」こと。
アシダカグモって!?と興味を持った方は、大変申し訳ございませんがググってください。そしてわかるかと思います。ここにアシダカグモの写真を載せられなかった理由が……。
虫が苦手な方も多いので写真や具体的な描写は避けますが、とっても大きいクモです。直径は10cmほど。長くて太めの足に大きな体で存在感たっぷり。
一目見ただけでクモと認識できるほどの大きさと形を兼ね備えたアシダカグモと共存する。それが一番のゴキブリ対策だと言うのです。
「アシダカグモはゴキブリを食べてくれる。だから家の中にアシダカグモがいればゴキブリがいなくなる」
これが駆除の原理です。
ご近所さんのお宅にはアシダカグモが3匹いるとのこと!ゴキブリ対策はバッチリです。
そうかそうか。アシダカグモさえいれば嫌で嫌で仕方がなかったゴキブリがいなくなる。やった!!
と手放しで喜びたいのは山々なんですが、アシダカグモが家の中で自由に動いている……。そんな生活を自分は受け入れられるのだろうか?
「ゴキブリとアシダカグモ、どっちを選ぶの!?」
神山町で迎えた初めての夏、
私は究極の2択を迫られてしまいました。
この状況にいたら
あなたならどうしますか?
究極の2択ー私がとった選択
この状況で私がとった選択は
「決断できない」です。
YESでもNOにもならない曖昧な答えです。でも今の私にはこれが精一杯。どちらを選んだらいいのかなんてわかりません。
ムカデのように、比較的簡単な駆除方法があればいいんですけどね。
ムカデは凍らせるといいらしいですよ。家にはムカデも出てきますから、今まではバシバシと叩いてつまんで外に追い出していたんですが、凍らせると良いらしいんです。
ムカデは寒さに弱いので凍結スプレーで凍らせ撃退できるらしいのですが、ゴキブリにこの方法は効かないそうです。
だからこそ、浮上してきのがアシダカグモです。
でもどうでしょう……アシダカグモで本当にいいんでしょうか?
アシダカグモの駆除方法を聞いた家は天井などが板張りでした。なのでアシダカグモがいても目立ちませんが、我が家はリフォームで壁や天井を全て白いクロスに張り替えてしまったんです。
白い壁にアシダカグモがいればすぐにわかります。あんな大きなクモが家にいると思うと、それに耐えられる気がしないんですよね。だからいまは半ば絶望的な感じになっています。
もはや、この絶望的な状況を楽しむしかないじゃないかと開き直ってきています。きっとこの虫問題によって私のハートが強くなるんじゃないかという希望さえ持ち始めました。
神山町にはマイナスをカバーする魅力がある
虫問題は田舎の宿命ではありますが、神山町にはマイナスを超える魅力があります。それは、ここに住む温かい人たちとのコミュニケーションや、豊かな自然環境です。
神山町には子どもと一緒に遊べる良い川遊びのスポットがあるそうです。上流に位置する神山町の川はキレイで水が冷たくて夏にぴったり。下流だとどうしても真夏は温水のようになってしまいますから、子ども達と涼しく遊べるスポットがあるのはとても嬉しいです。
こういったプラスの面と、虫問題のようなネガティブな面が共存して成り立っているのがこの社会なのではないでしょうか。豊かな自然と虫はセットでやってくる。だから受け入れていかないといけません。
現時点ではアシダカグモを家で飼う選択はできませんが、今後気持ちは変わるかもしれませんし、私のハートも強くなっていくでしょう。そんな成長過程をこれからもnoteを通して見守っていただければと思います。
「あなたはあなたのままで素晴らしい」
tommy
このnoteはstand. fmでの音声をもとに書きました。同じ内容を音声でもお聴きいただけます。
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