2020/01/24(金)【日記】エアコンを掃除しても効きが悪いままなのでプロにメンテを頼むことにした。

 今日はエアコンの掃除をした。

 「やるぞ」と決めてから2週間くらいかかった。いくらなんでも腰が重すぎでは? いやこれはワケがあるのだ。

 フィルターを取り外し、掃除機にブラシをつけてホコリをとるというだけなら5分でできる。実際、定期的にやっている。

 だが、今回はそれだけではうまくいかなかった。

 なぜか、吹き出し口の両端からしか風が出ない。中央部からは何も出ていない。原因もさっぱりわからない。それゆえ「これはめんどくさいことになったぞ」と思い、放置してしまったのだ。

 手間がかかりそうで打つ手もわからない。そういう時、人は先延ばしをしてしまうのだ(正確には「人が」じゃなくて「ぼくが」なのだが)。

 しかし、思い返してみると昨年の夏はなぜか電気代がバカ高かった。明細を見た瞬間マジで吐くかと思った。もしかしたら、昨夏の段階でエアコンの性能はもう落ちていたのかもしれない。そもそも昨夏以降、いくらエアコンをかけても暑くて寒い。今までずっと「我が家は夏涼しくて冬暖かいので快適じゃのう」とホクホクしていたのに。

 思えば、このエアコンも設置してからかなりの年数が経っている。改めてチェックしてみると、内部にゴミやホコリがたくさん溜まっている気配がする。つまり、通常のフィルターの掃除だけではダメなようだ。となると、説明書を読んで対処法をイチから調べるしかない。

 説明書は書類収納ボックスの奥底にしまいこんであるため、作業以前の作業である「説明書を発掘する」という段階でもうめんどくささ1000%だったのだが、めんどくささと電気代を天秤にかけると圧倒的に後者の方が生存に関わるのでがんばって発掘作業に精を出した。ついでに収納物全体の大まかな見直しと整理を行い、並べ替えといらなくなった書類の廃棄も行った。あれ? やっていることが横道にそれている。「大掃除あるある」の罠にドボンとはまった。

 さて、説明書を読んだところ「数シーズンに使うと内部に汚れが溜まることがあるので販売店に相談して点検と洗浄を行うこと」「素人が勝手に手を出してはいけない。絶対にだ。絶対にだぞ!」と書いてあった。つまり自力ではもう打つ手なしといことか。めんどくささのレベルが上がった!

 というわけで販売店に問い合わせをするほかなくなったのだが、このエアコンは大家さんが設置してくれたものなのでまずは大家さんに連絡をして、大家さん経由で販売店に連絡してもらわければばならない。

 さらにいうなら、販売店と専門家による点検と整備が必要だということは費用が発生する可能性が大だということである。電気代の下げるためにはメンテ代が必要になるのか……いやまあそりゃ当然ではあるのだが……。

 ただ、幸いなことにうちの大家さんはとてもいい人で、出入りの電気屋さんとも長年昵懇なので、いろいろ融通はきかせてくれるかもしれない。実際のところ、大家さんへの連絡は今日の午後にもう済ませたのだが、今日中に電気屋さんに連絡して明日には来てくれるよう手配してくださるという。ひたすらにありがたい。この家にはもう10年以上住んでいるが、面倒見のいい大家さんにはいつもよくしてもらっている。感謝しかない。

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