2020/02/23(日)【日記】新宿→池袋→渋谷を14時間放浪し散財し尽くした日記

・8時起床。じわじわと早寝早起き力が上がっている。

・新宿で映画「七人の侍 4K特別上映(黒澤明監督のやつ)」を観る。十代の頃に一度観ていて、観るのはそれ以来。上映時間が長い。途中休憩が入るくらい長い。これだけ長いとさすがにだれるんじゃないかと思ったが、ほとんどだれない。すごい。登場人物も多いしエピソードも多い。にもかかわらずこんがらがらない。すごい。フレンチのフルコースと満漢全席を同時に食べさせられたのに苦しくならないといった感じ。すごい。また、いい映画には少なくとも1、2シーンは「忘れがたく印象に残るシーン」というものがあるけれど、この作品には10個くらいあるのですごい。いわゆる「古典的名画」でもう観たことある人多いはずなのにお客さんがほぼ満員だったのもすごい。さすがは日本映画史上に残る傑作やでぇ……。

・新宿西口のヨドバシカメラでいろいろ買う。USBヘッドセットとe-taxなどで使うカードリーダーとUSBメモリと延長コード。いずれも必要なものなのでしょうがない……と言いつつ、こういう買い物をするとウキウキしてしまうのはなぜだろうね。

・池袋のオタクショップに行ってマンガをいろいろ買う。予定では2冊だったのについ5冊買ってしまった。主に知人とか同人時代からファンだった人の作品を買う。メジャーになる前からすごいと思っていた人たちが出世していくのは嬉しい。頑張ろうって気持ちになる。買い物のあとはなまるうどんでご飯を食べた。あまり入ったことなかったけどおいしいね。

・渋谷パルコに行って「ほぼ日曜日」と「ほぼ日カルチャん」に行く。本を4冊買った。ただ、ちょっとイヤな気持ちになることがふたつほどあった。まあいいや。リニューアルした渋谷パルコは「カルチャアアアアアアアアアアアアア!!!!」って感じになっていて圧倒される。任天堂とかジャンプとかエヴァとか刀剣乱舞のショップとかもあり、オシャレカルチャーとオタクカルチャーの壁がぼやけてきつつある印象を受けた。となると、これからの「キモいオタク」と「キモくないオタク」の境界線はいったいなんぞや? やっぱ容姿とコミュ力?

・渋谷駅に戻り帰ろうとしたところ東急東横店で古本市をやっているのを知り、見に行く。数千冊の本を75分ほど眺めて、2冊買う。昭和初期に発行された本とかもたくさん売っていたが買っても読まないだろうから買わなかった。そもそもそういうのはお値段がお高い。あと、実家の父の書庫にあった本がなぜか5、6冊くらい売りに出ていて「なぜおまえたちがここに……?」と妙な気分になった。

・22時帰宅。14時間かけてTOKYOを代表する超繁華街を3つもハシゴしたのでさすがに疲れた。ヘトヘトだ。大都会だけあってやべーやつもけっこういた。TOKYOコワイネー。

・予想よりもお金をたくさん使ってしまったが、セールとかポイントとかそういうのもあってそれなりにお得に買い物できた気が……する。当面の生活に支障を及ぼさないようには気をつけたので、あとは買った本を積んで無駄にしないよう頑張るのみだ。

・映画と本から大量のインプットをしたので脳の中が奔流。表紙と背表紙とページをパラパラ見るだけとか、予告編とチラシを見るとかだけでも、脳のどこかに記憶が格納されるので、見てさえおけばそれがニューロン的なアレのナニにより結合し、いずれアイデアになることもある。「情報はシャワーのように浴びればそれでいい」って堀江貴文さんもいってた。

・おわりだよー。


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