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【中国人との恋愛・結婚・育児・仕事】#51 お小遣い性が良いと思った理由!

こんにちは!
2018年12月に中国人と結婚したトミーです。
中国人との恋愛や結婚についてこれまでの経験を基に記事にしています!
※これまでの記事はマガジンにしております。ご興味があればフォローしてください。

さて、今回は「お小遣い性が良いと思った理由!」にします!

日本でも共働き夫婦が増えたことによって、夫が15万、妻が10万のように、それぞれ決まった金額を出し合ったり、住宅費と光熱費は夫側が、食費と生活用品は妻側が負担するなど、それぞれの家庭で一定のルールのもとで家計運営していく方法を選択されている夫婦も多いと思います。

まず、お隣の国中国はどうなのか?
答えを先に言うとほとんどの家庭が夫婦別会計をしています。
文化の違いがありますが、元々中国では祖父母が子育てをして、子供世代は外で働くのが一般的です(経済が発展したここ20年~30年特に)。

そのため夫婦共働きが一般的で専業主婦の方もいますが、それほど多くない印象です。

そこで問題になるのがお互いの給料を知らない問題です。

中国に来て5年が経つため何組か仲の良い家族が出来ました。

どの家庭もいろいろあるのですが、夫婦の仲が悪くなる原因の1つが家計負担。

例えば、家のローンだけ旦那が負担している家庭では、家に掛かる費用はすべて女性負担。

夫の主張は「俺がローン払っているんだから、それ以外払うのは当然だろう!」

妻の主張は「生活費以外に子供の教育費や教材費、洋服代も掛かっている。もう少し負担するのは当然」という主張。

妻はとても大らかな女性なのですが、先日この夫婦が大喧嘩!

原因を聞くとある時旦那が休日に11時頃起きたところ、昼ご飯が準備されておらず、妻は外出中。

夫が「なんで昼ご飯を準備していないんだ!早く帰って準備しろ」と妻に電話!

妻側も突然そのような電話が掛かってきたので「なんであなたのご飯を準備しなければならないのか。ご飯代も貰っていないし、自分で作ればいいだろう!」と喧嘩。

最終的に旦那は自分で作ったようですが、それから夫婦関係は冷戦状態。

せっかくなのでもう1組紹介するとこちらも共働きの夫婦。子供は二人いるのですが、夫の母親が普段面倒を見ている家庭です。

そんな家庭ですが、旦那は家庭に1銭も入れず、妻側がローンや子供の教育費を負担。生活費等は夫の母親が払っています。
※旦那は家庭に1銭も入れずと書きましたが、恐らく母親に生活費としていくらか渡していると思いますが、そこは不明。

こちらの家庭は子供が二人いるので、教育費が年々増加。
夫側にもう少し負担して欲しいというものの、夫は結婚前に家を2軒ほど購入しており、それのローンに充てているとのこと。

こちらの夫婦もお互いの給料や支払い金額を把握出来ないため、いくら話し合っても平行線のママ。それが原因かどうかわかりませんが、夫婦仲は冷え切っているような感じ。

前置きが長くなりましたが、このようなやり取りを聞くと

「小遣い制で良くない?」

と思う次第。
お互いの支出入が分からないだけで毎回同じような喧嘩をしなくてはならないし、効率的ではないな、と。

少し話がずれますが、夫婦で内緒のことがあるってそれって夫婦なの?とまず疑問。もちろん墓場まで持っていきたい話もあると思いますが、給料ぐらいいいんじゃないの?と思ってしまう。

このように偉そうに言っていますが、最初妻から小遣い制を切り出された時には大反対!
但し、ある時家で掛かっている支出(ローン、教育費、生活費等)を一覧で出され「あなたは私がお金取っていると思っているかもしれないけど、実際こんだけかかっているんだよ!」とめちゃくちゃ怒られてからお小遣い制へ移行!

今から考えるとその方がよかったと思った次第です。
但し、両親を見て年数が上がるにつれて小遣いが減らされてきているのを見てきているので「小遣いは給料の10%」と自分のモチベーションをあげられるように妻と交渉し成功!

微々たるものですが、なんとか毎年小遣いUPに成功中!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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トミー@広州(元大学教員からの海外奮闘記)
ぜひぜひ、サポートをお願いします。現在日本円での収入がなく、いただいたものは息子の日本語教材の購入にあてます。本当にありがとうございます。