学生時代のバックパッカーを思い出して多様性を考えてみた

GWに実家に帰って大学生のころ(もうすでに10年以上前)友人と2人でアジア3週間バックパッカーをしたときの日記を見つけました。
その時感じていたことを定期的に思い出したくなったので、記録したいと思います。

また学生時代にバックパッカーはおすすめです!

学生時代からホームステイや海外ボランティアなどに参加していて、人との出会いへの可能性や刺激をもらっていたことが自分の価値観に繋がっていることを感じました。

旅行も好きすぎて旅行会社を目指したことも一時たり、旅行業務取扱管理者の資格を取りました。

バックパッカーは出会いに溢れている

3週間の行き先だけ決めて、往復の航空券だけを用意して向かいました。

予約していたもの
・日本→ベトナム(ハノイ)
  ベトナム(ホーチミン)→日本の航空券
・お金は15万くらい?
・小さなリュックと着替え少し

結果、日本出発した後に以下を巡りました。
①ベトナム(ハノイ)
②ベトナム(ホイアン)
③ラオス
④タイ
⑤カンボジア
⑥ベトナム(ホーチミン)

毎日宿は決めずユースホテルや紹介で手配してもらった宿、寝台列車にも泊まりました。


ベトナムの初日に宿に悩んでいたら、現地の学校で日本語を教えている先生と出会い泊めてもらい、翌日ベトナムの学生の前で日本の話をさせていただきました。

今思えば見ず知らずの人のところによく泊まったなってなりますが、ほんとに良い出会いで、日本語を学びたい学生たちの意欲を感じ、教育できる環境をもらえてきた自分に喝をいれることができました。
また、言語が共通でなくても繋がる喜びを感じれた瞬間でした。
今でも先生とはFacebookで繋がっています。

その後もベトナムからラオスでは、バスで国境を越える時にバスのタイヤが壊れて動かなかったことを覚えています。一緒に乗ったオーストラリア人の方と親しくなり、後日一緒に綺麗な夕日を見ました。

国籍や言語が異なっても自然を見て感じる感動や残していきたいと思う歴史や風景は共通だと感じました。

この他にも現地で案内してくれたベトナムの学生、日本人のバックパッカーの方、社会人で夏休みを活用してきている方、現地で働いている日本人‥何人も出会いました。

なぜ来ているのか?どんなことを学んでいるのか?仕事は何をしているのか?国ごとに感じた事は何か?と話し、初対面でも価値観やその人の経験に触れるという経験ができたと思います。

今思えば知らない人に心を広げることに躊躇なくそれは海外という今までの自分の枠を超えていたからなのか、それとも周りの方も同じように多様な出会いや経験をしたくて来ていたからなのか、その時は意識していませんでした。

でも、今までに見たことのない景色、生活習慣、食べ物、人たちのキャラクターに触れることで自分も色んな感性がくすぐられて考えられたり、もっと話したい言語化したいと思ったからだと思います。

学ぶことの大切さを大事にしたい

バックパッカーで勉強したい!と何度と書き記していました。

学べる環境があることを大切にして、学ぶことの大切さを大事にしたい
何歳になっても学び続けたり、自分のやりたいことを追求している大人たちがいること

学校で学ぶためのお金を稼ぐために働き
そのことで言語を使っている若者が沢山いました。
日本語、日本に行きたくて沢山案内してくれたり、親切にしてくれる方が沢山いました。
そんな人たちのためにも日本をより良くしていきたいし、日本の良さを伝えていきたいと思いました。

仕事を辞めて旅をしていたり、アジアに移り住み
課題を解決したいと取り組んでいる先生たちにも出会い、働く?ていうことを考えていた気がします。
今働く意味とは?自分のやりたいこととは?て悩むことがありますが、この時の経験を思い出して、日常から一歩外に出ると悩んでいることの糸口が見えるんじゃないかと思いました。

最近読んだこの記事でも自分がいかないところ、嫌いな人とあえて会うって書いていて、今と違うことや苦手を知ることで再確認できることがあると思います。


多様性を感じておくには


今、社会人になって子育てから感じたジェンダーの課題から会社や社外でもD&I活動に共感できる範囲で取り組んでいます。

ダイバーシティの中の一つの女性活躍と話しながらも、会社という同質性の高い中でしか最近物事が見れていないことに気付きました。

その組織の中だけで比べてしまったり、目に見える評価や役職、与えられた範囲で物事を見てしまい、変えようと発信すると、ハレーションが起きたり一時的な改善にしかならないのでは?と思いました。

企業や日本社会が解決しなければならないのはその会社の中での男女の問題じゃなく世界で見たり、もっと違う組織で見た時に遅れていること生きづらい人がいることを少しでも変えていくことだと思います。

そのためには、社会人になってからなかなか時間がない、殻を破れない大人たちが人生で経験したことのないような経験をする(仕事だけじゃないこと)異なるグループの人と出会い対話することが大切だと改めて思いました。

また、夢リストが増えました!

経験を大切に育ててくれた親に感謝

何より行き先もやんわりとしか伝えず、卒業旅行で海外に行きすぎて(他にも韓国、フランス、スペイン‥)バイトを沢山しても足りなかった私にお金を貸してくれた親に感謝します。

私の親は高価な物を買うことより、経験や人との出会いにお金や時間をかけること、学ぶことの大切さを幼少期から伝えてくれていました。

私はそのおかげで沢山の大切な人や経験に恵まれて、そんな出会いを一生追い続けている気がします。

子どもには目に見えない価値を大切にして欲しいと思っています。

私も子どもと世界中旅をしたり、色んな人と会話させながら育てたいと思います。

世界一周も夢リストに追加されましたー!

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集