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僕は2人の幼馴染の"あいつ"と"あいつ"から好意を抱かれています。

 〜〇〇家〜

現在時刻 AM5:00

〇〇 : う、う〜ん……うわっ、眩し………

俺は加藤〇〇。大学生。昨日は夜更かしをするつもりが、早めに寝落ちをしてしまった。……勿論、夜更かしは嘘であります(笑)レポートの提出が明日までだった〇〇。だから徹夜でやろうとしたが…………

〇〇 : ……終わった。

〇〇 : はぁ〜、もうなんなんだよ……(笑)

〇〇 : まぁ、今からやれば間に合うっペ。早く起きた甲斐があった~……(安心)

仕方なく、というか急いで終わらせることにした。

〜1時間後〜

〇〇 : はぁ~。あとちょっとだぁ~

時刻は朝の6時、そろそろ飯を食っても文句を言われない時間。
というのも……

〇〇 : はぁ~、腹減った……なんか食お…

〇〇はちょくちょく早く起きてしまう。そのため、たまに腹が減ることがある。

〇〇 : 何にしよっかな~ルンルン♪

母 : 何食おうとしてん!

〇〇 : えぇ…何これ……別に良くね?

母 : ダメなもんはダメや!

〇〇 : はいはい…(笑)

と、このように早めの朝飯はダメと言う。そのため、6時まで仕方なく待っている。でもな~……リビングに行けば…。

??: 愛おしの私が来たで〜!!〇〇ぅ~

 


奴だ。奴が来ちまった………朝からだる絡みかよ…

〇〇 : はいはい…愛おしの"史帆"だね。

史帆 : ちょっと何ぃ!その対応!

〇〇 : 大胆、朝からうるさいのよ…(笑)

史帆 : だって…ほら!構ってくれない〇〇が悪いんだよ!? ね~、お母さん?

母 : 確かにそうね。〇〇が悪いわ~…

〇〇 : か、母さん……?

史帆 : ほぉ~らぁ🩷お母さんは私の味方だよ?

史帆 : ねぇ、「付き合う?」

はい、来ました。これを毎日のように言ってくるのです。正直うれしいのですが……断ります。だってもう1人好きな人が居るんだもん……



〜大学構内にて〜

〇〇 : ………なぁ、かとし?

史帆 : なぁ〜にぃ?

〇〇 : …いつまで手繋いでんの?

史帆 : えぇ〜、ダメ?

 

〇〇 : うぅ……いいよ。

史帆さん、そのねだりは反則だよぉ。

俺は2限目以降は何もなかったのでそこら辺をブラブラ散歩していた。すると、後ろから声を掛けられる。聞き覚えのある声だ。

〇〇 : なんだ〜、"久美"。

久美 : 〇〇君も2限目以降ないの?


 

〇〇 : うん。だから何しよっかな~って(笑)

久美 : そっか〜。とりあえずさ、あそこのベンチで話さない?

〇〇 : そうだね。

俺は優しく微笑んでオッケーした。

〜久美視点〜
何いまの優しい微笑み!?ヤバっ…すっごいドキドキしちゃった//やっぱり、〇〇の事……好きなのかな?

そう、実は久美は〇〇の事が好き。それも理由は一目惚れとか?かもしれない………

俺は久美とたくさん話した。気づけば昼になっていた。それもそのはず、野球の話題がたくさんあったから。趣味も全く同じだ。最近、久美とはメジャーの事で盛り上がっている。

〇〇 : ねぇ~!メジャーではオオタニサンが50-50達成したしね!

久美 : そうなのよ~! やっぱり〇〇とは気が合うね(笑)

50号ホームランを放ち、前人未到の50-50を達成する大谷翔平

〇〇 : ヤバっ(笑)そろそろ行かないと。史帆がお怒りだ(笑)

久美 : そ、そっか(笑)
「ヤダ……もう少し居たい…行かないで……」
「一緒にいたい……」

〇〇 : 久美も一緒に行こう?

久美 : ……うん!

〜30分後〜
史帆 : はぁ…遅いよ~〇〇。しかも久美も一緒に来ちゃって。

久美 : うん。いいじゃん。

〇〇 : そんな事より、どうする?マジで(笑)

史帆 : そうだねぇ~…〇〇の家行かない?

久美 : 賛成〜!

〇〇 : まったく…(笑)いいよ!

2人 : やったぁ〜!

幸せそう、だな。帰ったら自慢の料理でも作ってやるか(笑)
それから、1時間かけて〇〇の家へ。

史帆 : たっだいまぁ~!

〇〇 : おい史帆!……まったく…(笑)

久美 : わぁ…意外と綺麗(笑)

〇〇 : 意外とってなんだよ、酷くね?(笑)

どんなイメージ持たれてるんだ?


俺はリビングで料理をしていた。今日は暑かったし、何より疲れた😫……って事でスタミナライスを作ることに。


スタミナライス。北海道の根室市にあるグルメ。

史帆 : わぁ〜。何これ!

〇〇 : スタミナライス。これ食えば体力つくぞ(笑)

久美 : 本当?(笑)じゃ、いただきま~す。

史帆 : いただきま~す。うん、美味しい! 癖になる〜

久美 : 帰ったら作り方見よ~(笑)

〇〇 : うん、作ってみるといいよ~(笑)

〜1時間後〜


史帆 : お粗末様でした〜

久美 : ごち〜!

〇〇 : ハイよ~! あ、皿置いといて〜!

久美 : はーい\(^o^)/

〇〇が皿を洗う姿をじーっと見つめる2人。
俺、なんか変?


久美 : 何でも出来てかっこいいなぁ~。

史帆 : でしょ?

久美 : 私だけの彼氏になって欲しいなぁ//

史帆 : ち、ちょっと!?私の〇〇だよ!

久美 : いーや、私の〇〇!
2人 : ٩(๑òωó๑)۶

〇〇 : こら、揉めないの~。ナデナデ

2人 : !?……//

〇〇 : え、照れてんの?(笑)

久美 : そ、そりゃそうや…//

史帆 : あ、当たり前やんか……//

〇〇 : そ、そんなになる?

2人 : だって、す、好きなんやなもんっ!…//

俺は驚いた。そう、この男は今知ったのだ。「両想い」だと言うことを。

〇〇 : マジか……

2人 : 覚悟してね? どっちと付き合うか決めてもらうから🩷




 




 




END………?かも。

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