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しつもんは教育を変える【3】

マツダミヒロさんの著書『質問は人生を変える』の文章の一節をもとに、教師目線で感じたことや学んだことを書いていきます。

エネルギーを大事にするために何を意識しますか?
好きで得意なことをするとエネルギーが高まり、苦手でしたくないことをするとエネルギーがなくなっていきます。シャンパンタワーの一番上のグラスにエネルギーを注ぐと、エネルギーはあふれていきます。
エネルギーがあふれ出る状態になると、自分がすることすべてにエネルギーが注入されます。
伝える言葉、つくるもの、行動の一つひとつに。
自分を満たすこと、エネルギーを大切に使うことをお伝えしている理由は、ここにあります。周りの人と、実りある会話ができないのは、自分自身が疲れていてエネルギーがないから。満たされていなくて、イライラしているから。
もし、こちらにエネルギーがあって、相手のやる気に火をつけることができたら、素晴らしい変化が起こります。やる気に火をつける質問とは、エネルギーがある質問のこと。
相手からも、エネルギーがこもった答えが返ってきます。
たとえば、
「何の制約もなかったら、何をしてみたい?」
自分が喜ぶことをしていれば、エネルギーは満ちあふれます。
だから、本人が満ちあふれていられることに思いを馳せ、やりたいことにフォーカスする質問ができればいいのです。
どんな答えを引き出すかは、あなたの質問にどれだけエネルギーがこめられているかで変わるのです。
一問入魂。心をこめて相手のためになる質問をするために。
ふだんから、エネルギーを大切にしていきましょう。

質問は人生を変える(マツダミヒロ著、きずな出版)

学校の先生は、やらなければならないことを我慢してやったり、「こうあるべき」という考えにとらわれて自分のやりたいことと別のことをしてみたりすることが多いのではないでしょうか。
教師をしていた頃の私は、まさにこのような状態でした。
当然、自分のエネルギーは常に枯渇状態。いつも疲れていました。
今振り返ってみると、もっと自分のしたいことをすればよかったのにと思います。

たとえば、
退勤時間ぴったりに職場を出て好きなことをする、とか
休日はカフェでゆったりお茶する、とか
有給休暇を思いっきり使って行きたいところに旅行する、とか
ネイルサロンで爪を整えてもらって、気分が上がる色で塗ってもらう、とか
自分の心に聞いて、やりたいことを思い切ってやることも必要だと思うのです。

周りがまだ仕事をしているから帰れない、
周りの目が気になるからできない、
これをしたら誰かに何か言われるんじゃないか、
・・・周りはそんなにあなたのことを気にしていません。

周りよりも自分の気持ち・心を気にしてあげましょう!
そうすると自分自身によいエネルギーが溜まっていって、子どもたちにもよい影響をあたえることができますから。

エネルギーを満たす行動を選ぼう

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