どのように生きてきたかが大事
今コンサルタントとして仕事をしていく中で世の中の厳しさをひしひしと感じています。世の中にある”バイアス”はなかなか取り去ることができない。
例えば、昔は入社して定年までいることが普通だった、転職をする人間は負け組のような扱いだし、一つの職種や業種にいることが専門性を持つうえで大切だと思われていた。
だから転職する時にエージェントの人と話したら、いろいろな職種や業種をしているので専門性が分からない、得意な部分は何ですか?と聞かれる。得意なことは企画です。企画屋として生きてきたので企画ができるのであればどの職種でもどの業種でも成果を出します。と言ってもなかなか信じてもらえない。
コンサルテントでも同じで長く一つの職種にいればその専門家であるとされるし、業種毎でコンサルタントも分かれていて、その業種の経験がなければできないと思われる。
でも本当にそうだろうか?様々な部署、業種を経験したからこそわかることはあるし、そもそも経営や営業とは突き詰めればシンプルでありその本質は何も変わらない、確かにテクニック的な部分で言えば業種や職種によってあるのだろうけど、そんな小手先のテクニックに大金をかける意味があるのだろうか?
経営も営業もマーケティング等どんな職種であっても製造業、サービス業等どんな業種でも結局最後は人が関わることであり人間の本質(思考や心理・行動)を理解できていれば実は何も変わることはなし、理解できるものだとと思っています。そこを追求して生きてきたからこそどんな職種や業種であってもいつも即座に解決の糸口を見つけ解決をしてきた。だからこそ1浪2留していわゆるFラン大学を卒業したような自分でも上司や社長に媚びることなく、自分を貫きながらも年収一千万円超えもできたと思っている。もちろん自分を貫き通さなければ、もっと早く超えていたかもしれないけど、そのことで得てきたことが沢山ある。遠回りしたからこそ見えた思考の仕方や自分の思考を追求したからこそ見える景色をマネジメントや広報の観点などを通じて伝えていきたいと思います。
マネジメントにしても独自に考えてやってきたことだったが、振り返ってみれば合理的にやれたと思うし、実際昔の部下たちはみんな活躍をしてくれて離職率もかなり減らしてきた。最近「スタンフォード式最高のリーダーシップ」という本を読んだが、ほぼ自身がしてきたマネジメントに通じるものだった。この先この本の要約と具体的な実践方法なども合わせて記事にしていきたいと思います。
ただ、現実はまだまだ厳しいと思いますが、今後の記事を通して少しでも皆さんが、自分の中のバイアスを知り自らに無意識に掛けているリミッターを外し本来持っている能力が十分発揮できる環境を創る手助けになればと思います。