Follop完成_ユーザー_

3/12、僕は社長になった。

「2019年3月12日」

この日は僕の人生の歴史的な日となるだろう。

人生で初めて、僕は、株式会社をつくった。そう、社長になったのだ。

名前は「株式会社Follop」。

ここで僕のしている事業の説明をしよう。

Follop(フォロップ)とは?

僕は、インフルエンサーとお店をつなぐプラットフォーム、その名も「Follop」というサービスを作っている。(現在はウェブだけだが、5月ごろアプリをリリース予定だ。)

このサービスについて、今までの自分の起業ストーリーを振り返ってみたいと思う。結構久々に文章を書くなーとふと思う。

起業のきっかけ

僕の起業の一番のきっかけはちょうど去年の今頃にあった起業イベント、その名も「スタートアップウィークエンド」だ。


このイベントは、世界各地で開催されていて、東京では毎週と言っていいほどある。簡単にいうと、「週末の3日間でチームビルディングから始まり、プロダクトを作り、最後の日にピッチ(プレゼン)をする」というイベントだ。つまり、起業を体験できる。起業したい人は絶対に行くべきだ。

また、そこで「起業の科学」という、今では長く愛用している本のことも知った。最近入門編も出たみたいだ。(起業家でこの本を読んでない人は正直言ってあんまり知らない。それほどこの界隈では有名なのだ。)

ちょうど、去年(2018年)の3月に神戸で行われていた、この「スタートアップウィークエンド」というイベントに興味があって初めて行った。

その頃、僕はバックパックやヒッチハイクにはまっていて、かつ「それをできる自分ってすごい!」と思っていた。これたぶん学生あるあるだと思う。

そんな僕だったが、イベントに参加したあと、見方が全て変わった。

余裕が全て「焦り」に変わった。

というのも、同じチームに一個下なのにとんでもなく優秀なやつがいたのだ。デザインとかもできるし、ビジネスアイデア、プレゼンもすごすぎる。

「これはやばい。」

そう思ったのが全ての始まりだ。

同時に、イベントを通して起業を体験し、「自分たちの考えたアイデアがプロダクトに変わる」という過程がどれだけワクワクするのかを知った。選ばれた人だけが起業できるものだと思っていた僕の見方が180度変わった。自分にもできそうだと思った。

僕は、それから同じようなイベントに東京にも参加した。合計3回。ピッチは合計10回はした。いろんなアイデアを思いつき、メモするようになった。今では200個ほどビジネスアイデアをメモしており、今でも更新され続けている。

さらに、このイベントを通して、

東京と地方のイベントのレベル、会う人のレベルの違いに圧倒された。


東京のイベントのレベルはケタ違いだ。というのも、地方の時は、プロトタイプができて「すごい!」くらいだったのが、東京ではエンジニアが本気で「アプリ」やチャットボットを作っていた。もうこれには驚いた。

ここまで差があるとは知らなかった。


それから、この素晴らしいスタートアップイベントを、僕自身で地元である岡山にも持ち帰りたいと思い、当時スタートアップを広めるために活動を始めようとしていた方にあった。そのつながりで、岡山のたくさんの起業家にあった。飲み会でもイベントでも。

イベントには、あるものはすべて参加し、たくさんの大人のつながりを作った。Facebookの友達が今の段階で1000人を超えた。また、いろんな考えた起業のアイデアを色んなところでピッチした。厳しいフィードバックばかりだったが着実に成長している感はあった。

そして、6月ごろスタートアップウィークエンドのイベントを今度は僕たちが岡山で開催することになった。ちなみに岡山では「スタートアップ?なにそれおいしいの?」の認知度だ。

それが新しい取り組みとされ、新聞掲載やラジオに出たりもした。

結構岡山のスタートアップ文化も僕たちのイベント開催を機にどんどん盛り上がっていった。面白い人がこの地元にこんなにいたのか、と思い知らされた。

アメリカ留学を決意。

話は変わるが、僕自身はそのころ、大学が提供してくれていた外国人とシェアハウスで過ごしていた。英語カフェといった外国人が集まるカフェにも毎日通った。

それは、留学を決意したからだ。アメリカのテキサスという土地への。

毎日、大学の授業のあとは、カフェに行き英語のスピーキングを特訓し、家に帰っては作業しながら、ユーチューブで海外のVlogerの動画を常に流していた。

環境を完全に固め、日本にいるのに、授業以外は「全て会話は英語」という状態を作り出した。その甲斐もあって、留学前にはIELTSという試験で「TOEIC850」位のレベルに達した。

国際交流イベントを開催

その後、その英語力を生かし、岡山で国際交流イベントも開催した。今までは完全に参加側だったが大人とあっていくうちに場所を使っていいよと声をかけていただいたのでしてみた。

そうすると、留学の時間もそんなになかったのだが、初めての開催で1ヶ月の準備を経て、「109人」もの参加者で会場は埋め尽くされた。

大成功だった

手伝ってくれる人も増え、集客も本気を出した。新聞にも載り、スポンサーもつけた。詳細はここ「たった1ヶ月で100人越えを達成したイベントの集客方法と収益公開」から見て欲しい。

そこで、バイトしなくても稼げるということを確信し、バイトを全てやめた。イベントは留学行く前まで開催し、留学資金を貯めた。(ちなみに留学の給付奨学金には10個ほど落ちてしまったが。。。笑)


エンジニアと出会う

2018年7月ごろ、今のエンジニアと出会った。

ライターの仕事を依頼された時に僕が考えているアイデアを言ってみた。そうすると、「面白そうじゃん」と言ってくれ、一緒に始めることになった。

このアイデアが「Follop」だった。

アメリカ留学が8月から始まり、完全にリモートで作っていた。初めての留学ということもあり、アメリカで大いに遊んでいたので、スピードは結構遅くなっていた。

クラウドファンディングを始める。

それでも10月くらいにクラウドファンディングを始めた。2ヶ月ほど準備して、32万円ほど集まった。

会社の登記費用が25万だから、クラファンの手数料を引いてそのくらいだった。

Follopをしていくうちに「Follop」に愛着が湧いてきた。「Follopのとみー」と呼ばれるようになった。

最初は結構簡単な思いで始めたことだけど、「自分じゃなきゃいけない理由」や「ビジョン」はやっていくうち見えてきた。

ぼんやりおもっていたのは、このサービスで、若者がバイトに縛られることなく、自由な時間を持ち、好きなことに専念できたら、最高だなーと。

大きく掲げたビジョンはこうだ。

「個人の価値が評価される世界を創る」ということ。

僕自身大学2年までバイトをしまくって、自分に何も残らないことに気づいて絶望した経験があった。そんな昔の自分のような人を少しでも救いたい。

アメリカでの経験や今までのバックパックなどの経験が大きな僕の資産となったように、もっと若者の新しい体験のハードルを下げたい。

大人に勝てる分野、すなわちSNSという市場で戦いたい。それは、僕たちのような初めての携帯がスマホだった時代の僕たちにしかわからない感覚だからだ。SNSに無限大の可能性とチャンスを見出し、そこで戦うことに決めた。

そんな思いでFollopは本格的に7月位から始まった。その傍らで、情報発信も大切だと思い、Twitterやブログも始めた。

どんどん構想が固まってきたりして面白そうだと思っていった。

その後進めていくにつれ、

愛着が湧いてきたFollopのビジョンが見えてきた。
協力してくたいと言ってくれる仲間も増えた。
クラウドファンディングで大金も集まった。

留学を中止を決意。

以上の3つの理由で

僕は留学を1年から半年に変更した。

何も焦る必要はないと思ったが、今がタイミングだし、たくさんの人が応援してくれているのに、やらないのは正直勿体無いと思った。

5月まで留学の予定だったが、ありきたりで毎日「学校」と「寮」で正直飽きてきたのもあったし、Follopが僕にとってどうしてもしてみたい初めての挑戦だった。

という過程を経て、

今日から1ヶ月前、僕は帰国した。

留学でたくさんの学びはあり、とても充実した生活を送ったものの、したいことを選んだ。将来、アメリカにも行くし海外に永住したいと思っているし、今は今しかできないことをしたい、そう思った。


そうして今日、僕は、会社を作り、人生初めて社長になった。

この日は、僕の人生の歴史に大きく残るだろう。

「初心を忘れない」

この日を胸に刻み、スピード感を持って新しいことにどんどん挑戦していく。

終わりに

本当にこれまで周りにいるたくさんのひとにお世話になった。その数は数え切れない。そして、「起業」を志して1年。この1年は僕の人生で一番成長した1年だと思う。知らなかったことが多すぎるせいで学ばないといけないことが大量にあった。今でもまだまだだ。だけど、僕はこの成長する過程が最高に楽しい。「知らないことを知る」あの瞬間のワクワクがたまらない。病みつきだ。正直、挑戦中毒なのかもしれない。だけど、そんな思いが誰かの背中を押したり、世界に新しい価値をもたらしていくことになればこれほどに嬉しいことはない。これからももっと成長して絶対に成功させる。

これからもっと面白い世界にしていくので
ぜひみなさん応援よろしくおねがします!

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