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ももクロを誘致できなかった提案資料

ももクロ春の一大事というライブがあります。
開催するためには自治体がももクロに誘致を
働きかける必要があります。
つまり、地元でももクロのライブを開催してほしいとなると地元の自治体に誘致して欲しいため
役所のお問い合わせフォームから提案資料を送って見たものの特に返信がなかったです。

どうせ作った資料なのでここで供養しようかなと……
一応、身バレ防止の為自治体名を伏せた形に編集してます。

Googleドキュメント版の公開リンクはこちらから

https://docs.google.com/document/d/1dn49BylDgxtQH9-YVoZkGi4os_lWQ27mnnSxg1k0g74/edit?usp=drivesdk

提案資料ではないですがtoggetterにもまとめました
https://togetter.com/li/2158952

概要

まず、春の一大事とはスターダストプロモーションに所属する4人組アイドルグループであるももいろクローバーZによる”平成29年から音楽イベント『ももクロ春の一大事』を地方自治体と共同で開催し、約3万人から4万人を動員するだけでなく、メンバーが開催地に何度も足を運び、開催市の認知度向上や地域経済への波及効果など一過性に留まらない地域活性化への貢献”[1]を行っているイベントであり”観光庁長官表彰”受賞実績のあるイベントであります。[2]

春の一大事誘致に対するメリット

経済効果

2019年に黒部市で開催された春の一大事では当初予測されていた経済効果を大幅に上回り約6億円もの経済効果が生じた。

具体的な内訳としては下記の画像のものとなる。

[3]


また昨年開催のものでイベント全体の経済波及効果は約8億3,900万円と推計されています。

[4]

また具体的に過去には下記のような事も実施しており地元企業への貢献が期待できます。

<このようなことを過去にさせていただきました>[5]

・広報誌や地元メディアなどで地元の良さを地域PR。メンバーも直接おうかがいして名所などをご紹介

・地元企業さま、自治体様などとコラボ商品を開発

・地元キャラクターとのコラボ

・地元市民様への優先チケット購入枠とご招待枠などを設けさせていただく

・設営時の施工業者様、食事や備品の手配などを地元の企業様に依頼させていただいたライブ会場作り

・ライブ会場に隣接したエリアをご提供いただける場合、物販&フードパークなどのエリア展開、パーク内にて地域をPRいただける自治体ブースご出展

また今年からはライブ終了後からも開催自治体の店舗と連携したクラウドファンディング企画が立ち上げられており目標金額の4倍以上を達成している。[6][7]


春の一大事地域連携協定

 また、イベントの開催のみに留まらず“コンサート会場での観光PRや関連グッズ製作を通じて、知名度向上や観光客誘致を目指すためコンサートを開催した東近江市が、その前年の開催地だった富士見市から助言を受けた縁で、両市の交流がスタートし黒部市も合わせて協定を結んでる。3市は、今年の会場で観光ブースを設置するほか、コラボグッズの製作も目指す。また、東近江市と富士見市は被災時に食料や飲料水などを供給する相互支援協定も結んだ。”[8]自治体同士の繋がりも同時に生まれており一過性の経済効果に留まらないメリットが期待できます。

過去の開催地の会場規模やアクセス

過去に実施した会場でのアクセスや規模についてもこれまでの開催地と比較しても遜色のないと思われる会場の候補がある。それは(任意の会場)である。理由は下記となる

・これまでの開催地のアクセスについては基本的には駅からシャトルバスの運行や

 全国各地からのシャトルバスやパークアンドライド方式を採用したものとなっており

 会場自体の駐車場のキャパシティやアクセス自体は開催への障壁とはなりにくい。

・会場自体の規模についても富士見市第2運動公園や東近江市の布引グリーンスタジアムや

 黒部市の宮野運動公園など同様の規模の会場での開催実績も複数回ある。

 参考までに黒部市で実施されたライブのステージセットの図面から

 会場のサイズ感を確認いただきたい。

・過去春の一大事が開催された自治体でのマラソン大会で実際に参加し[8]

 (その地域の任意のイベント)の盛り上げも期待できる

・誘致の条件の一つである自治体所有の建物であることも条件を満たしており周辺には

 (人気の観光施設)があり観光促進の効果も見込める。



春の一大事開催にかかるコスト

以下の条件は前回開催時の自治体にご協力頂いた内容となる[9]

※ご提供いただける会場・土地が自治体所有・もしくは自治体様の直接の管理下にあること

※地元の住民の皆様、現地警察などのご理解・ご協力を得られること

※全国47都道府県のももクロのファンの皆様が行きやすい、安全にアクセスできる場所であること(過去には遠方からのアクセスツアー・バス送迎プランなどを当方で用意し実施をした実績もございます。)

※警備・案内のボランティアスタッフがいること

※また、会場に付随する来場者のライフラインのインフラをご用意いただけること

 (会場施設の電気・水道・トイレ等。ステージに使用する電源は除く)

※機材搬入のためのトラック(11t)搬入口があること(設営から退去まで留め置きになる場合がございます)

※会場、周辺地域の公演後の清掃・原状復帰にご協力いただけること。

これらの対応を行う上で自治体が負担した費用は黒部市で開催した年度の予算案では以下の通りとなる[10]



東近江市で開催した際の予算としては以下の通りとなる。[11]


上記より開催時に必要な予算としては警備費やPR費用を含み400~600万円程度必要とみられる。

ただ開催による経済効果が実績として積み上げられており自治体としての開催費用が大きくなっており今年の開催地である亀岡市では1600万円を予算に計上している。[12]

最低限警備費用とPR費用を計上するのであれば数百万円程度での開催が可能であると思われる。

また、ももクロの出演料やステージ制作運営費用はこのイベントでの自治体側の負担は不要となっている。[13]

自治体からももクロ運営への説明資料

2021年11月に黒部市で開催された展示会で自治体側からももクロ運営へのプレゼン資料が展示されていたためもし誘致に動くことがあれば参考にしていただきたい。

  

引用 

[1]https://www.city.higashiomi.shiga.jp/0000012397.html

[2]https://www.mlit.go.jp/kankocho/topics02_000193.html

[3]https://www.hokurikushinkansen-navi.jp/pc/news/article.php?id=NEWS0000019675

[4]https://www.city.kameoka.kyoto.jp/site/momokuro/64493.html

[5]https://www.momoclo.net/pub/sp/information/?id=6880

[6]https://timeline-media.jp/projects/100

[7]https://timeline-media.jp/projects/103

[8]https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/3545

[9]https://www.fukuyama-kanko.com/information/detail.php?id=905

[10]https://www.momoclo.net/pub/sp/information/?id=6880

[11]https://www.city.kurobe.toyama.jp/attach/EDIT/023/023557.pdf

[12]https://www.city.higashiomi.shiga.jp/cmsfiles/contents/0000008/8585/H30gaiyou1.pdf

[13]https://www.city.kameoka.kyoto.jp/uploaded/life/59245_137211_misc.pdf

[14]https://www.momoclo.net/pub/sp/information/?id=6880

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