運行管理者の仕事に就くまでの前話...
はじめまして、トンメラと申します。
みなさま、初めまして。
近畿圏で運行管理者をしていた(過去形)トンメラと申します。
当時の事を細々と書いていこうと思います。
お読みいただけると幸いです。
トンメラ青年(24)、大学を中退しフリーター
私は、神戸市内の大学に通っていたのですが、成績不振から大学を中退し実家近くのラーメン店でアルバイトしながら暮らしていました。
通信制の短期大学に編入したりも試してみたけれども、長くは続かず…
当然ですがフリーターとしてこのままやっていくのは無理かなあなんてと当時はぼんやり思っていたものです。
父「40時間以上働いているなら、アルバイトはもったいなくない?」
決して私を否定をせず、正社員を勧めてくれた父に今は感謝していますが、当時は正社員に早くなれとせっつかれているように感じ、焦ったものです。
当時の4歳下の彼女にも、定職についてほしいといった類のことを言われ、求職活動を開始しました。
当時はただの阿呆だったのかもしれない
大学時にまともに就活をしていなかった奴がまともな求職方法を知る由はなく、安易にハローワーク1本で求職活動をすることにしました。
実家から通えるところに、運送会社の求人があり、かつ学歴は高卒以上、資格も普通自動車免許(AT)のみでOKとのこと。
夜勤もあるがその分給料も良いだろうと応募したところ、一番若い求職者であったらしく翌日には内定がでました。
まさかまさかの1社目で内定、当時の私は誇張なく全能感に包まれたものです。
そんなおいしい話ないよねって話
ハローワークで提示されていた条件は、6か月の契約社員(更新あり)で基本給15万弱、その他月の固定の手当を含めて202,000円それに加えて残業代+夜勤手当が総額でした。
こちらは条件通りだったのですが…
年間休日105日(土日祝休み)…あれ?1年52週、土日104日+1日…?あれ?
当時の阿呆な青年(24)は四則演算ができないほど阿呆だったのです。
そうなんです。土日は休日ですが出勤があるんです。
土曜日休みは月に1回あればいいほう
夜勤者は日曜日21時(月曜日扱いなので休日加給はなし)から翌7時までの勤務を6日、つまり土曜の朝まで勤務があります。(しかも土曜日は11時ぐらいまで拘束される)
日勤者(遅番)は倉庫が土曜日稼働する為に、土曜日21時から23時頃まで出勤して荷物の総数の確定、月曜日の配車を組んで帰るとかいう謎の勤務がありました。
(私はこれをクソ夜勤と呼んでました)
絶妙に21時なので深夜手当が1時間でないというね。
夜勤→遅番→早番→夜勤…といった1週間のシフトを回していました。
つまるところ、土曜日休みがあるのは早番の週だけになるんですね。
その翌週は夜勤ですので日曜日夜は出勤になります。マジで辛かった…
幸い祝日は休みだったので、そこは良かったのかも知れません(?)
夜勤のある勤務は、よくシフトを確認しよう
明けは休み… なんて企業もあるのかもしれませんが、一定数謎の出勤を繰り返す企業も存在します。
3勤1休、4勤1休といったシフトの企業を選ぶのが間違いないと思います。
ただ、祝日も出勤になる可能性が高いので土日祝休みたい人は交代勤務を避けるほうが得策です。(当たり前っちゃ当たり前なんですが…
資格取得費用が会社持ちだったから勤務してた
当時は大した資格を持っていなかったので、運行管理者資格(貨物)が会社負担で取れるのは非常に魅力的でした。
基礎講習代も負担してくれるし、基礎講習3日間は給料貰えて出社しなくて良いとなるとすごいよね。
結局、当日は会社で欠員が出たので基礎講習終わった後に出社して23時まで働いたんですけどね(さすがに残業代は出た)
約束は書面で貰おうという学び
そんなこんなで働いていたわけですが、当初は1年を目処に契約社員から正社員に(運行管理者資格を取得できれば)という話でした。
口約束なんて守られるわけもなく、実際に試験を受けさせて貰えたのが1年後、正社員登用が1年半後でした。
契約更新の書類も契約期間終了後に送られてくる始末。え?明日から出社しなくていいの?っていうのが2,3回ありました(笑)
意思確認?そんなものはありません。
総務や人事が雑な仕事する会社はダメだなと思いました。
いろいろあったけど、経験は積めたかな
ほぼ不満しか書いてないのですが、運行管理者として経験が積めたのが一番大きなポイントだったのかなと、今は思います。
管理者としての経験は基本的には、ドライバーから管理者になるルートでしか積めないのでそういった意味では貴重な経験でした。
と、プラスの意味で捉えておかないと、自分が人生で間違った選択をしていた事を自覚させられるので精神的に良くない(笑)
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