SSDには、こんな故障の場合があります…
購入は病気の疑いのあった月
コンピュータのストレージ(記憶装置)がハードディスクからSSDに移ってから、それなりに経ちましたね。
これまでにSATA 2.5インチ SSDかなりの数、購入してきましたが、
今回、話題にするのは、2022年12月に初めて「2TB」容量のものを初めて買ったものでした。
それまで使用していた500GBのSSDから移行しました。
使用率100%の不思議
それまで感じていなかった違和感を感じたこの時に、返品かサポートを受けていれば…と今となっては思うのですが。
常時というわけではないのですが、タスクマネージャで確認するとSSDの使用率が100%の時間が長く、その際は明らかにパフォーマンスに影響がありました(動きがガクガクする等)。
それまでのSSDでは感じたことのない状態でしたが、書き込みが出来ていたのでサポートに連絡を取ることはしませんでした。
同じ月、病気の疑いが発覚。
ディスクの入れ替えをした2週間後くらいに、クリニックへ行って、そこから大病院への紹介状を渡され、病院通いが始まるんですよね。
2023年の大半は、治療に専念する為に、問題発生のPCは放置して、家でリモートワークできるようにノートパソコンの環境を充実させる事に力を入れてしまってました。
そうしてる間に2024年になってしまい、気づけば金木犀が咲く季節ですね。
2024年10月、問題のSSDは国内3年保証だったので、購入先のAmazonからサポート依頼しようとしたら、対象外だったので販売元のホームページからサポートへメッセージさせてもらいました。
何回か、「一般的なWindowsの設定のせいでは?」というメールでのやり取りを繰り返し、なんとか「モノを送るから、そっちで症状を確認お願い」まで持ち込みました。
そこまで進むと先方でも不具合が確認できたと連絡がありました。
今回の不具合症状
SATA 2.5インチ SSDの場合、規格上、どんなに速いモデルでも
読み書きそれぞれ、500MB/秒くらいの転送スピードになります。
今回のSSDも公称値では、最低でも400MB/秒くらいは出るはずが
・読み込み…350MB/秒
・書き込み…20MB/秒(本来の性能の10分の1以下)
というような状態だったようです。
そりゃ、ディスク使用率が100%にもなりますよね。
不具合に対するメーカーの対応
問題のSSDは購入からは、まもなく2年という段階だったのですが、保障期間内の故障という事で、交換対応になったのですが、
型が古くなったせいか、同じ型番のものは欠品中という事で、
そのメーカーが扱っている別ブランド品を送ってもらう提案を受け入れました。(SATA SSDで2TBのものは、それほど多くはないので)
交換品と入れ換えた結果
以前の環境は専用アプリを使ってディスクのバックアップを取っていたつもりだったのですが、レストアには失敗し、諦め、
新規でWindowsをインストールしました。
もちろん問題なし。
あ~、もっと早く気づけば良かった~という話。
SSDには、こんな不具合が発生する事もありますよ…というお話でした。