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2024年10月14日

最近、バイト先で色んな人間模様を見たりする。各々の立場があって各々の言い分と正義があり、各々が円滑に仕事をしようとしているが、人間が相互に関係すると、そうもいかない。めんどくさいこともあったりするが、だからこそ人間は面白いと思う。人間が関わるから「熱」が生まれるというか、「手作り」とか「アナログ」とかそういうものに価値が見出されるのも近い部分があると思います。



阪神タイガースのシーズンが終わり、岡田監督の退任が決まった。前政権の時も見ていたが、その時も選手とは一定の距離を置き、時には非情な采配も振るうが、大局的に勝負が見えている勝負師という印象だった。
それでも、2005年9月7日の中日戦(テレビ中継が終わり、ラジオで聴き続けていたことを覚えている)、優勝を左右する試合の満塁のピンチ、そのシーズン初めてマウンドに行き、「打たれてええよ。責任は全部俺が取るから。」と久保田に声をかけたのは有名な話。その後も様々なメディアから伝わる話で、とても人間的な部分も見える、魅力的な監督だった。
昨シーズンは日本一に導いたものの、今シーズンは2位でシーズンを終え、先日のCSファーストステージは惨敗。その後の談話で梅野や佐藤など主力選手に厳しすぎるとも取れるメッセージを残していたことに、強いプロの意識を感じて心が詰まった。ぼくには、去っていく岡田監督の心からの激励にしか見えなかった。
最終戦の9回裏には泣いているように見えた。9回裏8点ビハインドの展開、原口からの手向けのようなソロホームランには、ベンチから出てきて「ありがとう」と言っているように見えた。普段からよく「ファンのために」「野球界のために」と話しているのをメディアを通して見ていた。


どこまでも勝負師でどこまでも人間臭かった岡田監督が、ぼくは好きだった。退任は寂しい。



ちょっと時間が空いたから小杉湯に行った。番台で女将さんに「1万円ですみません。」と言うと、「1万円、お金持ちだねえ。」と声をかけられた。

浴場にはまだ蒙古斑の残る元気な男の子を連れたお父さんが子どもを湯船に浸けていた。男の子は水風呂に触れながら、言葉にならない言葉でお父さんに笑顔で話しかけていて、お父さんは笑顔で返していた。

そんなことだけでちょっと泣きそうになった。



風が涼しくなったことで10月を感じながら馬橋公園に来た。最近、夕方の馬橋公園で何かしら音楽でも聴きながらビール缶を空けることにハマっている。

知らない人が楽しそう

ちょうどよく知らない人がサックスの練習をしていてちょうどよかった。ああ涼しい。尊敬する友達がよくライブハウスでサッポロを飲んでいたから、缶ビールはサッポロを選んでしまう。




今からネタ合わせ。がんばります。


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