人が辞めた!コロナで外国人がこない!ブロッコリー収獲の人手不足の解決に「おてつたび」 おてつたび受け入れ録①
どーも、冨安です。WFPダチョウファームで北海道平取町でブロッコリーやジャガイモ生産をして、冬の今は岡山県上山という棚田がある地域にいます。
今年はブロッコリー生産を約25,6haとジャガイモ4haほどをやりました。今回は、ブロッコリー収獲の人手不足解決に大活躍してくれた「おてつたび」というサービスを紹介します。
「おてつたび」はどんなサービス?
おてつたびは旅✗おてつたびの造語で、
旅をしながら稼ぎたい人⇔短期的に人手不足に困ってる地域事業者
をつなぐサービスです。
リゾートバイトのようなイメージですが、リゾバとの違いは行く人にとって特別な地域を増やそう。
行く人と地域の関係を大事に育てていこう!という考え方を大事にしてサービス運営されている点です。
先日ガイアの夜明けに出ており、半端ない代表の熱量が伝わるリンクを貼っておきます。
今年の僕たちのブロッコリー収獲では、このおてつたびが大活躍してくれました。
人が辞めた!コロナで人がこない!「おてつたび」を使った理由。
ブロッコリーの収獲は機械でやることが難しく、収獲のときはたくさんの人手が必要になります。
WFPダチョウファームでは海外からのメンバーも受け入れ、コアメンバーとして一緒にやっています。バングラデシュ人がもともと5人いて、さらに新しく5人入って、10人体制でブロッコリー収獲を迎える予定でした。
しかし3人辞めてしまった上に、コロナで来る予定だった方々も来これない!
というバングラデシュ人10人体制予定だったのが、収獲を向かえるときには2人しかいないという絶望的な状況になってしまいましたw
ブロッコリー収獲が7月後半から始まるのですが、確か6月にどうやら来日予定だった5人も来なそうだぞ。
全然人いないじゃん、やばい!どうする!?
ブロッコリー畑はできてきたが人がいない!!人員の見通しが全然たってない!!
どうする!?!?となってました😅
まだ本格的な収獲シーズンまで一ヶ月くらいあったので、何とか日本人をかき集めました。結果、身内やつながりある学生さんの紹介など30、40名くらいの方に来ていただきました。
そのときの手段の1つでおてつたびを使ってみることに。知人の紹介で何となく存在を知ってたのがきっかけです。
そして何とか人手不足問題を乗り切った…!
使ってみるまでは本当に人が来るのか半信半疑でした。
6月におてつたびの受け入れ担当の方と打ち合わせして、7月から募集をかけてみて8月後半から実際に受け入れが始まりました。
やろうと思い立ってから形になるまでが早かったので、やってて楽しかったです!割と柔軟性を持って募集をかけれるのと、受け入れサポート窓口の方が真摯に対応してくれるのでやりやすかったです。
募集に対して応募は集まり、何とか人は来てくれました。
8月から10月までで12名ほど受け入れさせていただき、ブロッコリーとジャガイモ収獲で活躍してくれました。学生さんから社会人、70歳すぎなど多彩な人たちが来ましたねー。
実際にWFPダチョウファームに来てくれた学生さんの体験記。
そして終わった後はこうした相互レビュー機能があります。これが結構ドキドキしますw
繁忙期の受け入れということで、ゆっくり話せた方もいればそうでない方もいて、どんな感情で過ごしてたのかなあーというのは気になるところです。
地域の短期的な人手不足にお困りのときは、おてつたびは使い勝手いいサービスなので使ってみる価値ありだと思います!
僕が学生のときには地域と接点を持てる機会が少なかったのですが、地域と人が気軽に繋がれるのが魅力!ぜひたくさんの地域に広がって、有名でもない地域に多くの人がいったりきたりする機会が増えたらいいなと思います😃
また学生さんなどにとっては、若いうちから第一次産業の現場を知ってもらう機会になり、生き方や働き方の選択肢が増えるきっかけにもなりますよね。
ぜひ今後も頑張ってほしい「おてつたび」!先日東京に行ったときにオフィスにお伺いしましたが、若い方が多くてどうなっていくか成長が楽しみです😃
僕は冬のあいだにどこかの農場におてつたびしに行きたいと思ってます!
そして来年もWFPダチョウファームでも、募集をかけるかもなので気になる方はぜひ事業者ページのフォローをしてみてください😃