ひたちなか市で塗り替え工事をお考えの方へ
塗装リフォームの観点から
1 住環境について
1-1綺麗な街並み
国営ひたち海浜公園を中心にフラワーイベントが開催されていて、全国規模のライブイベントも有名ですね。
人口密度も周辺市町村に比べると高く、多くの戸建て住宅があります。商業施設も充実していて、多くの方々が訪れることからお洒落な店舗もあり、街全体が綺麗な街並みを意識しているように感じます。
デザイン性に富んだ住宅も多く、色への意識も多いように感じています。春夏秋冬でも、特に冬は急激な冷え込みも少ないことから、凍害の被害も内陸に比べて少ないですね。
1-2風通しの良い平坦な台地
全域が関東平野に属するのは当たり前ですので、各方角からの風通しが良く非常に住みやすい場所だと思います。
風通しが悪いと建物は湿気を帯び、劣化や腐食の原因になりますから、風通しの良い環境は重要です。
もちろん、隣接する建造物などの影響で人為的に風通しが悪い環境もあるのは確かです。
1件の住宅だけを考えると、壁際にはできるだけ物を寄せ付けずに乾燥しやすい環境づくりが大切です。
1-3塩害の影響
阿字ヶ浦海岸、平磯海岸、磯崎海岸からなる、海に面した街です。塩害といえば鉄が錆びやすいと考えがちですが、実は鉄だけでなく鉄以外の屋根や外壁も塩害の影響を受けやすいです。
では、どのような現象でどんな部分が影響を受けやすいのか?の疑問が出てきますが、それは当社主催の塩害対策塗り替えセミナーや、ひたちなか店【リペイントプラザ】内にてご説明させていただきます。
風通しが良い環境ですので、潮風が陸地奥まで飛んでいます。ご自宅が、海岸からどの位の位置にあり、どのような塩害影響が出ているかを知るだけでも、今後のメンテナンス方法を選ぶ指針となります。
2 見積り依頼の窓口について
2-1ホームセンターのエクステリア窓口
現在の塗装業界は、様々な業種で受付窓口が準備されています。地域によっては家電量販店での塗り替え窓口に力を入れていたり、ガス会社がリフォーム事業を手掛けていたりします。
ひたちなか市においては、有名な巨大ホームセンターがありますので、塗り替え工事をはじめ、水回りのリフォームなど事細かな業種の窓口が準備されています。
インターネット上でメリットとデメリットはいくらでも調べられます。
「ホームセンターでの塗り替え工事」と検索するだけで情報はでますので、調べられると良いでしょう。
2-2訪問販売の塗装業者
残念ながら、訪問販売の塗装会社への塗り替え工事依頼は被害が後を絶ちません。全ての訪問塗装会社が悪いとは言いませんが、確率的に良い塗装業者にあたるのは難しいのではないでしょうか。理由は、そのほとんどの給料体系が歩合制だからです。
キッパリとお断り出来る性格の方なら話すことすらしないかもしれませんが、優しい日本人、断りづらくて話を聞いてしまい契約してしまった。という事が多いです。あれよあれよとローンの仮審査。。。高額の塗り替え工事費。
歩合制の営業マンは、契約金額が多いほど自分の懐が潤いますから、色々な手法、営業トークで金額を上げていきます。
海外製の高級塗料や足場無料、モニター案件割引など王道の営業トークに惑わされないで、ご自宅の外壁や屋根がどのような状況なのか?本当に今塗り替え工事が必要なのか?知る事が大切です。
国民生活センターHPのPIO-NET登録の相談件数は、訪問販売による※リフォーム工事、2018~2020年累計で23,980件、点検商法では、同期間で18,452件もの相談が寄せられています。注:相談件数は消費生活センター等からの経由を除いた数字でもこの件数です。
※屋根工事・壁工事・増改築工事・塗装工事・内装工事の合計をリフォーム工事としています。
様々なリフォーム工事の中でも、屋根や外壁の工事は外から傷み具合を確認しやすい為、訪問や点検商法の格好の的となり易いです。
2-3ホームページ(HP)
「ひたちなか市 外壁塗装」と検索すると約480,000件のHPがヒットします。
「ひたちなか市 塗装」だと何と約1,460,000件のHPがヒットします。
その位情報量も多く、ページの上と下には【広告】がたくさん出てきますね。
この中から1社の塗装会社を選ぶのですから、それはそれは大変です。
1ページ目には、一括見積サイトや斡旋(あっせん)塗装会社、個人のペンキ屋さん、様々な体制の塗装屋さんが出てきますね。
一般の方では、どれがどんな体制の塗装屋さんなのか分かりません。分かられては困るので、分からないようにHP制作会社に綺麗なデザインを頼んでいます。
HPは、あくまでも空想の世界だと認識することが大切です。
綺麗なHPだから問い合わせするだけでは、派手な疑似餌に食らいつく魚と同じ事かもしれませんから、更新頻度や許可証の確認、社員紹介くらいは確認しておきましょう。
3 これが王道の塗り替え工事成功ポイント
3-1担当者が一級塗装技能士の専門家(代表者が一級塗装技能士は必須)
塗り替え工事は、劣化具合の見極め、塗装の可否、補修方法、塗る部分の基材に合った下塗り材の選定、お客様のご予算に応じた仕上げ材の選定、保証内容の有無など、様々な条件を判断して、最適なプランニングを行います。
この理由から、一級建築士であっても塗り替え工事のプランニングはほとんど出来ません。その位専門性が高い分野。それなのに、誰でも塗装屋さんを名乗れてしまいます。
トラブルを未然に防ぐなら、代表者が一級塗装技能士、営業担当者も一級塗装技能士の塗装業者を探しましょう。
3-2県知許可を取得済み
専門工事で500万円未満の工事は、県知事許可を必要としませんが、現在の風潮としては一定程度の工事専門性や組織体制の評価をする仕組みだと感じています。
要件を満たさなければ県知事許可を取得する事は出来ませんので、塗り替え工事をお願いする会社が「塗装業」の県知事許可を取得しているかどうかは、信用としての指針になる一つではないでしょうか。
公共事業やゼネコンの下請け工事を行う業者は、この県知事許可がないと工事すらできないので、持っていて当たり前ですが、ご自身のお家の塗り替え工事をお願いするとなれば持っている塗装業者と持っていない塗装業者、企業体制としてどちらが安心なのでしょうか。
3-3地元での塗り替え実績
どんなにHPが立派でも、実際にはどんな塗装工事を行うか?が重要です。
近隣市町村において、どのくらいの塗り替え工事実績があるのか?はとても気になりませんか?
お願いしようと考えている塗装業者が行ったご近所の実績を確認しましょう。そして5年以上前に塗装した物件を見学させてもらいましょう。
その際の工事書類にも目を通させてもらいましょう。何もなく、ここが物件ですでは、どんな塗料をいつ塗った物件か分かりませんからね。
自信がる業者なら何棟も案内してくれるはずです。
この手間を面倒だと思うのか?当然のチェックポイントだと考えるか?で大きく成功確率と失敗確率が分かれます。
グループ合計○○万棟達成とかは別物です。その会社が元請けとして行った塗装実績が重要です。
元請けとしての実績が少なければ、あなたの求める塗り替え品質には届かないかもしれません。ご近所への気配り、配色提案、安全管理、施工管理、下請け工事とは違う業務が元請け塗り替え工事には必要です。
地元で安いから頼んだら、連絡は来ない、ご近所へ挨拶もない、色はゴリ押し、保証も無いなんて話はザラにあります。
おまけ
全国的にフランチャイズチェーン店は多く存在しますが、塗装業でも同じく存在します。一定のサービス、提案力を学び提供してくれます。
しかしながら物販フランチャイズとは違い、営業時間や施工棟数には限度があります。塗装職人もアルバイトではこなせない為、必要経費が大きな経営問題になるケースもあります。
少なからず工事金額の中には本部利益が入っている事を理解し、検討しましょう。
「フランチャイズ店名称 口コミ」などで検索しても様々な意見を調べられます。
まとめ
今回は、ひたちなか市で塗り替え工事をご検討中の方に向けて書かせていただきました。安易な工事契約は、トラブルの可能性が高いです。今すぐ塗装工事をお願いするのではなく、余裕を持った期間(3か月~1年)を定めてお見積りの依頼を取りましょう。
塗り替え工事は、塗装施工業者に直接頼みたい!
塗り替え工事に、余計な中間マージンを払いたくない!
塗り替え工事は、工事管理品質も重要だ!
「安い・早い」には理由がある。
10年後も納得できる品質をお求めでしたら、当社にも一度ご相談ください。
代表取締役 冨山達也