長文日記 2022年1月20日
・日記5。
・サークルの部誌の締切を破りました。締切も守ることができないクソバカゴミカスうんこたれにんげんで申し訳ございません……。
・調子に乗って目覚ましをかけずに寝たら、普通に午後1時前に起床してしまったのが最大の敗因だと思われる。あとはアルバイトが入ったこと。
・締切を延長していただけるとのことなので、少し肺の空気を入れ替える意味でこうして日記を書いています。本当に申し訳ありません……。
・今日は朝(昼だよ馬鹿)に起きてからずっと小説を書いていたので、あまり書くことがないです。
・今のまだ途中の段階ですら想定していた分量の3倍程度になってしまい、どうしたもんか、と思った。現在11,517字。こんなに書いていいのかな。文章を自分で決めた文字数以内で整えられるスキルがほしい。
・小説を書くのが少し久しぶりだったので最初の方は手間どったが、最終的にいつもの2500字/時程度のペースを維持できたのでよかった。
・いちおう速筆なのだが、人格がゴミであるせいで締切は全然破ってしまうので速筆家を名乗れない。名乗らなくていいと思う。
・速筆家といえば自分の好きな作家である西尾維新もそうなのだが、氏のレベルになると毎日2万字書いたりしているらしい。
・僕は最大で、徹夜で14時間ほど小説を書き34000字に届いたことがある。瞬間最大風速は尊敬する作家の足元についたかと思いきや、西尾維新は20万字くらいありそうな小説を2、3日で書いた経歴がある。それに、自分が食事や会話などで集中が途切れると全然書けなくなってしまうのに対し、西尾維新は毎日2万字だというわけなので、普通にどう考えても人外である。はへー。
・ちなみに、コンスタントに文章を書き続けるための練習という意味合いもあってこの日記を書いている。でも9割はそんな目的などなく気ままに書いているので、あまりこういう真面目っぽい発言は真に受けないでほしい。
・そういえば、ADHDの薬を呑んでいる時に文章を書くペースが半分くらいになったことがある。
・今はストラテラを呑んでいない。これにはちゃんとしない理由があって、予約を取るのが死ぬほど億劫だったからである。電話予約しかない精神科だったのだが、世の中において「電話予約」より怖い言葉は存在しない。大学のカウンセリングに行く時も、電話予約が嫌で無理を言いメールで完結させてもらったくらいである。
・で、あまり知られていないのだが、ADHDには手足などの身体だけではなく脳にも多動の特性がある。考えがあちこちに行ってしまうのだ。
・薬を呑むとそれが改善され、「今効いてるな」という時は頭の中が静かですごく驚いたのを覚えている。いつもはこの日記に書いてあるような色んな言葉や好きな音楽が無造作に脳内を飛び交っているので、それがない落ち着いた時空間は、十九年生きてきて初めて感じる世界だった。
・ところで、明らかにADHDの症状が出ているのをドジしぐさとして笑いに変えている人が色んなところに結構いる。
・僕も友人と新三郷に待ち合わせていたのを、会話の中で「大宮」という単語は一度も出なかったにも関わらずなぜか大宮と間違えて遅刻した経験があり、それはしばらくネタにしたしネタにされていた。大宮と新三郷を間違えて大遅刻をするのは全然笑い事ではないので、笑って許してくれる友人に感謝すべきである。
・ただ、テレビやYouTubeなんかでもそういうドジ笑いをする人はたくさんいるが、その類の人は割とADHDの診断を受けていなかったりする。ADHDは基本的に予約を取るという営みに向いていないので、そもそも診断を受けようと重い腰を上げる確率が低いのだ。僕も疑念を持ってから6年は留保した。しかし、それとはべつに、笑ってもらえなくなるから診断を受けないという選択をする人もいるのではないかと僕は思っている。
・中世ヨーロッパにおける知的障害者や小人症などの人々は、宮廷に入り道化として人々を楽しませていたという話がある。wikiとかに書いてあった。だから何というわけでは全くないが、うまいやり方を模索したいものである。
・アルバイトに行った。
・事務所に入ると、先輩(同性)が寝ていて尻が見えかけていた。何の力が働いているのか全く不可解だが、うちのバイト先の人は尻を出しがちである。自分も気づかない間でそうなのかもしれないから、気をつけよう。そんなことないと思いたいけど。
・その先輩は今日は熱が38or39度あるらしく、勤務中結構疲れた様子だった。さっさと帰って休んでください、と思う。
・その次にやってきた上司は腕を骨折していた。そんな状態でコンビニに来るな。ちなみに、僕も恐らく何らかの異常が身体に発生しているので、本日の三人はかなり終わっている精鋭だったということになる。自分の何が異常なのかは詳しく解説しないが、すごく雑に言うと、なぜか口蓋垂が溶けている。意味がわからない。
・余談の自分語りなのだが、人の体調不良を心配することが全然できず、それが透けるのが嫌で気を遣ってそうな素振りを見せることがよくある。
・その体調不良のせいでメンタルに支障をきたしている場合はすごく心配になるのだが、あくまで身体の領分で完結している場合全然心配にならない。そういう自分の共感性のなさがバレたくなくて、何も感じていないのに「お大事にしてください」とか言う。最低な人間である。
・この手の話には「死なないから大丈夫だとたかをくくっているだけ」という指摘があるだろうが、正直それもどうかと思っている。
・身近に死んだ人が自殺者しかいないので経験が乏しくアレなのだが、寿命や事故死とかだと、割と親しい人間でなければ死んでも悲しんだりできない気がする。逆に自殺だとめちゃくちゃ悲しくて、露骨にメンタルが崩れる。その人は自殺するほど追い詰められていた、ということになるからだ。この辺は自分でもよくわからない線引きだなと感じる。母方の祖母がそろそろ亡くなると思うので、その時に自分がどういう気持ちになるのか、不謹慎ながら気になっている。
・少し関連するような話が書いてある。とても面白いので読んでほしい。
同じことでも、自分の場合には「ある感覚」が生じて、他人の場合には生じない。この絶大な差異こそが「他人に心がないかも」という疑いを生み出している。なぜなら、非常に素朴な意味において、他人には心など絶対に存在しないからだ。痛いことの本質は「痛み」そのものであって、他人が転んだときに「それ」は生じない。だったら、それは本当には痛くないのだ。このほうがよほど「素直」な考え方ではないだろうか?(引用)
・今から全然別な話をします。
・途中で、スマホのクリアケースの中に何かのTCGのカードを入れているお客さんが来た。
・他人のプライバシーを詮索するのは失礼とわかっていつつも、人のオタク事情は気になってしまう。カード名を見るとこう書かれていた。「・・・潰す」。
・え、何?
・嘘じゃなくて、本当に「・・・潰す」と書かれていた。何、どういうこと?
・なんのカードゲームなのか後で調べようと思ってイラストを記憶することに尽力したが、なぜかテニスラケットを持っているということだけしかわからなかった。
・テニスラケット?じゃあテニスの王子様だろうか。ミラクルバトルカードダスとかそういうこと?いや、その割には絵柄がやたら古かったし、枠の雰囲気も違った。でも、テニスの王子様のカードゲームなんてあるのだろうか?
・あった。あるんだ。
・noteは確かリンクを貼ると相手に通知がいったはずなので、この場合ももれなくそうなるのだろうな。コンビニのお客さんがテニスの王子様TCGのカードをスマホに挟んでいたことで話題にあげてすみません。
・記事の内容が凝っていたので読み込んでしまったが、曰くこのテニスの王子様カードゲームは2007年に終了しているらしい。なので、どういう経路かはわからないが、あのお客さんはとにかくどうにかしてあのカードを手に入れ、その上でスマホケースに入れていたのである。狂ってるとしか思えない。
・百歩譲って、好きなコンテンツのカードがどれだけ古かろうとグッズとして手に入れたい気持ちは全然わかる。が、それが「・・・潰す」である必要性が全く理解できない。殺意が高すぎるだろ。僕が読んでないだけで名シーンだったりするのか?
・ちなみに、「テニスの王子様 カードゲーム 切原 潰す」で検索すると僕が見たのと全く同じカードが出てくる。他人のオークションの画像なのでここに貼ったりはできないが、興味があったら見てみるといいと思います。相手の捨て場にあるキャラクターカードを1枚選んで、ゲームから取り除くことができるらしいから。「テニプリの女は狂ってる」とよくTwitterで聞くが、こんなに近くでその狂気に触れることがあるとは思わなかった。そういうお話でした。
・立ち読みしている客を片っ端から射殺していたらアルバイトの時間が終わった。あまり知られていないのだが、コンビニで立ち読みをする人間は全員射殺してOKだと法律で決まっている。
・ゴミ箱の中身を変える時にやたら重くて固いものがあったので人骨ではないかとワクワクして覗いて見たのだけど、普通に使い捨てカイロの集合体だった。こういう時に人生はつまらないなと感じる。
・バイト終わりに、遊戯王のパックが売れ残っていたので気さくなおばちゃんスタッフ(骨折している)とその話題になった。なんと5D'sが大好きらしい。最近見直し始めていてよかった。
・「えーとね、十六夜アキが好きだった」と言われて、心の中でめちゃくちゃウケてしまった。コンビニの気さくなおばちゃんの口から「十六夜アキが好き」って言葉が出ることがあるんだ。べつに何も変ではないのだが、ギャップに可笑しくなってしまう。
・「僕はZEXAL IIが一番好きです」と言ってから帰ろうかと思ったが、お客さんが来てしまったので「お疲れ様です」とだけ言って帰った。相変わらずこういうのでコミュニケーションの機会を逃し続けている。
・家に帰ってからは廃棄弁当と廃棄ホットスナックを無限に食べた。毎回おびただしい量の廃棄食品を持ち帰っているので、そろそろあだ名が「廃KING(ハイキング)」になるのではないかと思っている。
・全然そんなわけはない。
・「めちゃくちゃかわいい女の子が一人でドジ行動をして、それを見守っている別のめちゃくちゃかわいい女の子がやきもきする」みたいな漫画があった気がするんだけどなんのやつだったか全然思い出せない。もしかしたら僕ヤバの山田と小林かもしれない。
・ドジな方の女の子が一人でサイレントに失敗するのを見て「も〜〜〜〜」みたいなモノローグが入っていた記憶があるのだが、「も〜〜〜〜」でツッコミが成立するのはめちゃくちゃすごい。
・ツッコミとは受け手の気持ちの代弁でなければならないという話は有名だが、それで言うならこれより適切なツッコミはないんじゃないだろうか。漫画の登場人物と自分が一緒に「も〜〜〜〜」と思っているという事実、すごい嬉しくなれるな。優しい世界観だと思う。
・朝起きた時の話を突然ここに書くけど、昨日一昨日と少しだけ日記で話題を出した好きなVTuberさんに投稿ツイートがいいねされていてすごくびっくりした。朝一番で、普通に「嬉しすぎてワロタ」と言った。実際には持病?の唾液の過剰分泌のために口の中が最悪になっているため声など出せないのだけど、めちゃくちゃ嬉しかった。
・YouTubeのリンクを貼ったから見つかったのかな、などと色々考えてみたが、あんまりよくわからない。まぁ詮索するのもな、と思って考えるのをやめた。
・有名人(というか、「コンテンツ」として仕事をしている人)にいいねなどをされると、めちゃくちゃ嬉しくて「いいねされた!!」とかTwitterで自慢したくなってしまうのだけれど、今はあまりしないように心がけている。
・そもそも、「有名人にいいねされた自慢」の根底には「自分のような何でもない謎の存在が尊敬する人の目に少しでも触れたのだから、その事実にリアクションをとらずスルーするのはよくないだろう」みたいな卑屈マインドがあると思っている。これは自分が実際その感覚を持っているからだ。
・そういう感覚を持つこと自体は結構なのだが、自分が有名人の立場だったら必ずしも嬉しくはならないだろうな、と思う。勝手に神格化されるのは嫌だろうというのもあるが、そう思った一番の理由は「飽きそうだから」である。普通にいいねしてるだけで全員からいちいちそういう反応をされると、たぶん、見飽きる。
・「そういうオタクツイートをしなきゃいけない決まりでもあるのかい」みたいに思ってしまうかもしれない。これは実際、「そうしなければ非礼だ」みたいな卑屈マインドによってそうする人もいるわけなので、さほど外した感想ではないな、と思う。だから僕は、少なくとも本人の目に映る可能性のある範囲では、あまりエゴサにリアクションをとらないようにしている。
・そういえば、昔Twitterで仮面ライダーの展開考察ツイートをしたらプチバズして、演者の方にもいいねされたことがある。その方はそれ以外にはほとんど一切ツイートをいいねしておらず、後に僕のツイートもいいねが解除された。
・思えば、上記のようなスタンスをとり始めたのはそれからだったかもしれない。あるいは、好きな音楽クリエイターにいいねされて湧き上がってから、じつはその人は自分の名前が出るツイートほぼ全てにいいねしているとわかったあの時からだ。
・これこそ自慢だが、毎週狂った量の感想ツイートがハッシュタグに山積する中で僕のツイートがいいねされたのは、たとえば誤ふぁぼの類であったとしてもすごく嬉しい経験だった。色々あって鍵垢にしていた気がするので、今はもう確認できないけれど。いくつ前のアカウントだろうな。
・なんだかんだ長々と書いてしまった。
・読んでくれる人がゼロにならないのでビビる。そんな中でギリギリ三日坊主を回避できたので、少しの達成感は感じている。ありがとうございます。
・ご飯の写真を使うと記事の求心力が増すので最初の二回はそうしていたのだが、三日目のモンスターエナジーがサムネイルの記事の方がいいねが多くて驚いた。ハンバーグやシーフードヌードルより、モンスターエナジーの方が魅力的に映るらしい。まぁ、全然そういう話ではないのだろうけど。
・急にデカいサイズのチャーハンの写真が出てきてびっくりしましたか?
・今日は一枚も写真を撮らなかったので、以前「冷凍チャーハンあっためたら減りすぎてワロタ」と比較ツイートしたいがために撮ったのに思いのほか減らなくてボツになった、冷凍チャーハンの画像を載せておきます。これが今日のサムネイルの正体です。
・日記の話だけど、昨日結構色々書いた分がミスで全部消えてしまったのは結果的にはよかったのかもしれないな。そういうデトックスがあった方がいいこともある。今がそうなのかは全然わからないけれど。
・多飲症の話。
・今日はバイトと睡眠を除いた活動時間が短かったので計測はしていません。が、ずっと小説を書いて集中してきたこともあってか、そこまで過剰な量の水は飲まずにいられた気がする。
・そういえば、睡眠時間の如何に関わらずほとんどいつも目の下に隈があるのだが、もしかしたらこれは肌がむくんで影になっているのが隈に見えているだけなのかもしれない。あんまりよくわかってはない。
・喉ではなく口の中が乾燥すると水分をとるので、夏よりも冬の方が水を飲んでいるかもしれない。わからない。夏はどうしているかというと、氷を食べている。確実にH2Oの何がしかに依存している。
・余談だが、怪盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャーに登場する氷を操る怪人ザミーゴ・デルマは、登場する度よく氷を食べている。そのまんますぎて気持ちいい。「ザミーゴ 氷」で検索すると、氷を食べているザミーゴさんがたくさん見られるので良いです。
・放送当時はいつでも氷を食べているザミーゴさんを割とみんなネタにしていた印象があるが、僕だけはずっとザミーゴさんに共感していた。氷のパックを持ち歩きながらバリボリと粒を食べる姿はシュールではあったが、自分の生命維持装置を持ち歩いているかのような印象もあって、すごくエモーショナルだと思う。金平糖を持ち歩く東大生や、輸血パックを持ち歩く吸血鬼のようだと思った。「それ」に生かされている人間には、本人にしかわからないこだわりがあるのだ。
・氷食症という病気がある。貧血やストレス、強迫観念などで氷をたくさん食べてしまう病気だが、ザミーゴさんが氷食症だったらどうしようとよく思う。恐らく氷の怪人だから氷が好きで氷を食べているのではあろうが、もし万が一、ザミーゴさんが実はとてつもないストレスを抱えて氷に依存していたとしたら?
・ザミーゴさんはすごく好きな悪役のひとりなのだが、実際なんで好きだったのかはよく覚えていない。もしかすると、クールに見えて急に怒ったり狂ったように笑い出す情緒不安定なところがありながら、それでも悪役としての格を保ち続けている姿をカッコいいと思ったのかもしれない。ザミーゴさんに憧れて氷を食べる子供もいただろう。もちろんその程度で氷食症になることはないのでなんの問題もないが、夏になって氷を食べる時、僕は必ずザミーゴさんのことを思い出す。
・質問が来なかったので、今日の質問箱コーナーはお休みです。貯まっている質問については、もう夜遅いので今度少しずつ頑張ります。それでは。
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