伝わるはずのない気持ち
ようやくマスクをしないでも良くなるなと思いきや、なかなか自分からは外そうとできないもので、情けない。
街中ではマスクを外して、闊歩する人たちも増えてきたので、心理的にはマスクも外しやすくなってきたというのに。
皆がマスクをしていては、人の顔も分からず、何だか色んな人の顔を、こっそりではあるが、チラチラと見ていた。
マスクをしていない方が、目立っていたので、ジロジロ見てしまう結果になっていたので、その気はなくとも、マスク警察の1人に数えられていただろう。
その時も、脱マスクし始めている今でも、マスクしていないことを非難する気は全くない。
でも、何かマスクしていない人を見てしまう。
テレビ以外で、知らない人のマスクなしの姿を見るのが久しぶりだからかもしれない。
通りすがりのマスクを外した人をチラッと見てしまうと、たまに向こうの方が少し怪訝な顔をしていることに気付く。
そうだ、こちらはマスクをしているんだった。
この時ほど、「マスク警察ではありません、ただの野次馬です」と言ってしまいたくなる。
この気持ちは、こちらがマスクをしている限り伝わらないだろう。
さあ、GWが明けたら早速マスクを外して外に出よう。
まあ、ポケットにマスクを入れておけば、
すぐ顔は隠せるし、逃げ道は用意しながら、
徐々に様子見ていこう。
いや、我ながら、情けなし。
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