Semester 2 Week 15「学生ビザの承認とオンライン授業」

先週マレーシア教育省のHPを調べたところ、自分の学生ビザの進捗は33%だったため、現地入りは程遠いなと感じていたが、つい先日70%に急上昇し、あと1ヶ月後にはマレーシアに渡航しなければならなくなった。

10月に始まった留学は今まで全てオンライン授業だった。

実に半年。

ビザ自体の申請は昨年の7月に済んでおり、移民局からOKがでれば現地で勉強が始められるという状況が長らく続いていたため、「ようやくか」と思う反面、見切り発車でスタートしたこの留学でどのくらい自分のポテンシャルを引き出せるかというプレッシャーを感じ始めた。

この6か月何をしていたかと聞かれたら、毎日英語で独り言を5分録音するという小さな習慣を浸透させたほかには胸を張って自慢できることはない。

しかし、小さな気づきもあった。

基礎教育ならオンライン授業でも建築は学べるということ。

もちろん独学で建築を学んでいる人にはあまり関係のない話だが、より良い環境で設計や製図の勉強をするなら、対面で教授なり現役の建築士から学ぶ必要がある。

設備や建築史、構造の講義は正直他学部の座学講義と変わらない。無理して大人数でフィールドワークに出かけずとも、YouTubeに投稿されている工務店の動画で施工のプロセスを学んだり、slideshareなどのサイトできれいにまとまった講義資料を探せば知見は得られる。

これからの大学は本課程と通信課程を区別することなく、MOOCのような遠隔講義と対面の実習とのハイブリッド型が浸透していってほしい。

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