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マレーシア留学関連

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#マレーシア

四季の重要性を知った7ヶ月

対面授業を再開すると伝えられて急遽出国することになった1月下旬 まだ鋭い風が顔に刺さるモノクロの時期 機内から出た瞬間に感じる湿った現代アートのような色調の空気 そこで自分の中の変化は止まった。 何日経っても淀みのない透明な夏 快晴の日に入道雲が見えたら夕立が起きる。 その繰り返し。 気づいた頃には8月だった。 気づくか気づかないかくらいの声量でチリチリとしゃべるセミ。 いつまでも横になっている細いのネコ。 公私関係なくいつでもニコニコな人たち。 いくら

Semester 6 Week 3「多言語(民族)国家での苦悩」

”広く話されている” マレーシアは英語が公用語でないことは渡航前から知っていた。 でも、多民族国家のことは全く知らなかった。 「様々な人種の方々が共生していて、互いに意思疎通を図るため、英語を使っている・広く話されている」というところまではあっていたが、実際の言語事情は当時の予想とは大きく違っていた。 これはマレーシアだけではなく、より人種のるつぼ化が進んでいるアメリカや、移民を多く受け入れている欧州諸国などでも共通していることだと思うが、色々な人種がごっちゃになって

Semester 3 Week 18「一時帰国」

先日、28日にクアラルンプール国際空港を出発し、東横インでの3日間の隔離を経て、4か月ぶりに実家に帰省した。 帰国の理由としてはいろいろあるが、最も大きな目的は「日本でワクチンを受けること」。 マレーシアでは人口の半数近くが既に1回目のワクチン接種を終えていて、もちろん自分のもとにも案内が来たがキャンセルした。欧米のワクチンは医療関係者などに優先されるため、学生身分ではおそらく日本で承認されている会社のものを受けることはできないと思ったためだ。 大学のある首都クアラルン

【留学日記】2nd Semester Week6「マレー語でお金を数える」

今週は、マレー語ではどうやって数字を数えるのかをまとめたいと思います。 まずは基礎的な数字から、読みはローマ字とほぼ同じ。 0 kosong / sifar 1  satu 2  dua 3  tiga 4  empat (eは「え」と「あ」の中間) 5  lima 6  enam (eは「え」と「あ」の中間) 7  tujuh 8  lapan 9  sembilan (eは「え」と「あ」の中間) 10 sepuluh 11 sebelas 12 dua belas (

【留学日記】2nd Semester Week5「オールデビュー」

サムネは3週間滞在したMutiara Damansaraにあるコンド 今週から2月に入りましたがWeek5は提出物が大集結の波乱な1週間でした。 月曜はデザインの教科で、課題の途中経過を写真にしてPadletというオンラインの共有掲示板にアップロードするもの。 火曜は2つ。建築材料の課題は授業のスライドや自分でググった情報をCanvaでA5サイズのpdfにまとめるもので、ライティングの授業は建築の批評文の草稿を同じくPadletにアップロード。1,2回先生がアドバイスし

【留学日記】2nd Semester Week4「英語からマレー語を学ぶ」

《サムネは昨年語学留学をした際に観光したマラッカの写真》 今週でマレー語の授業を4回受けたことになる。 マレー語はBahasa Melayu(ムラユ)かBahasa Malaysia、インドネシア語はBahasa Indonesiaと呼ばれるらしい。 その授業は留学生の必修科目で、少なくとも韓国、カンボジア、クェート、インドネシア、タンザニアの学生が受けている。 インドネシア語とマレー語はほぼ同じのため、だいたいインドネシア出身の人が授業を引っ張っている形になるが、た