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豊かさの価値

SDGsしかり持続可能が叫ばれてるってことは、
いまの僕たちの暮らしが
このままではサステナブルではない、未来に繋がらないってことです。

人間の活動によって引き起こされた地球温暖化、気候変動が、
いま僕たちの未来に対して、大きな課題になっています。
今の生活を続けていくと、子どもたちに未来を残せないそうです。
先人たちによって、つながれてきた”とき”を、しっかりと未来につなぐために、いま僕たちに何ができるのか。

「小さな地球」って装置があります。
この装置は、まず水があって、そこに魚が泳いでいます。
魚に餌をあげると、魚はその餌を食べて、糞をします。
その糞は吸い上げられ、またもう一つのステージである大地に運ばれます。
すると大地にいる微生物が、その糞を分解して栄養に変えて、その栄養で作物が育ちます。
そうして育った作物が、再び餌となって魚が食べます。

これが「小さな地球」で、循環する「つながる世界」です。

つながる世界をサステナブルでなくしてしまったのは「分断」です。
効率や合理性が求められ、便利さを求めるニーズに応えるカタチで、
分断が起こり、個々に専門性を高めていきます。
その結果、生産性のみを追いかけることになりました。
技術の進歩は素晴らしい。それは間違いないことですが、その裏側で、人間の止まらない欲望がありました。
地球の限界を超えてなお、分断の内側で進む過剰生産。
今こそ、足るを知り、「自分さえ良ければいい」はダメ、というマインドを持つことが重要です。

僕たちは、物質的な豊かさを過度に追い求めた結果、
「分断」を是として、
結果的につながりを失い、
”とき”をつなげることができなくなってしまいました。

受け継がれてきた“とき”を、しっかりと未来へつなぐためにできること。
それは、一つ一つの分断にしっかりと目を向けて、一つ一つをつなぎ直していくことです。
ひとりひとりが、”豊かさ”とは何かと、考え直す。

“とき”をつなぐのか、つながないのか。
そのカギは、ひとりひとりが、どんな豊かさの価値観で、どのような未来を描くのかにあると思います。

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SDGs芸人アンカンミンカン富所哲平
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