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【38年ぶり日本一】2023年の阪神タイガースを振り返る

38年ぶりの日本一に輝いた阪神タイガース!

筆者も2003年以来のファンなので、人生で初めての日本一を味わい、感無量であります。
そこで今後のために、2023年における阪神タイガースの打線、投手陣の成績を記録しておこうと思います。

2023年阪神打線(終盤)

       打率    本塁打  打点     出塁率   OPS
近本   左 .285    8本   54点  .379  .809
中野   左 .285    2本   40点  .349  .692
森下   右 .237  10本    41点  .316  .691
大山   右 .288  19本   78点  .403  .859
佐藤   左 .263  24本   92点  .339  .837
ノイジー 右 .240    9本   56点  .295  .623
坂本   右 .226    0本   21点  .288  .543
木浪   左 .267    1本    41点  .320  .653
投手

全体としてはそこまで高くない数値だが、やはり出塁率の高さが目を引く。
特に大山の出塁率は4割を超えており、次打者である佐藤の打点の高さに繋がっている。さすがリーグトップの四球数を獲得した打線だ。
2023年の阪神打線は、30本打つ強打者がいなくても、しっかりと打線がつながっていけば得点できるということを証明した。
また、岡田監督が右打者を重点的に補強したことで、昨年と比べて左右のバランスがとれた打線にもなった。


2023年阪神先発陣


     防御率 勝敗   WHIP
村上 右 1.75  10勝6敗  0.74
伊藤 左 2.39    10勝5敗  0.96
大竹 左 2.26    12勝2敗   1.02
才木 右 1.82   8勝5敗   1.04
西勇 右 3.57   8勝5敗  1.20
青柳 右 4.57   8勝6敗  1.40
西純 右 3.86   5勝2敗  1.48

WHIP1.0を切っている投手が2人、1.0前後の選手が2人と強力な先発陣を形成。特に無駄な四球というものがなく、球数も少なく有利なカウントを作っていた印象が強い。

2023年阪神リリーフ陣

      防御率                 WHIP
岩貞  左 2.70  25HP     1.11
石井  右 1.35  20HP     1.28
島本  左 1.69  19HP     0.83
加冶屋 右 2.56  17HP     1.22
桐敷  左 1.79  15HP     0.99
及川  左 2.23  10HP     1.16
浜地  右 5.86   9HP     1.37
ケラー 右 1.71    9HP     1.44
馬場  右 2.45   5HP     1.14
湯浅  右 4.40  3HP 8S   1.60
岩崎  左 1.77  15HP 35S   0.82
※HPはホールドポイント、Sはセーブ。

強力なブルペン陣を形成。
ここまで優秀な左投手が豊富なチームは他にないのではないだろうか。
中でも抑えを勤めた岩崎は35Sでセーブ王に輝いた。


2023年を振り返って

数字で見返してみると、やはり投手陣、中でもリリーフ陣のレベルの高さに驚愕した。
また、打線にしても森下、佐藤あたりの成長が見られるので来年への上澄も考えられる。
この調子で行くと、あと2、3年は優勝争いをするチームになっているのではないだろうか。
ただ、やや先にはなるが、問題なのは近本や大山ら主力が35歳あたりに差し掛かり、パフォーマンスが落ちてきた時だ。
主力が衰えるまでに、いかにして若い選手を引き上げていくかが、これからの阪神黄金期を築けるかにかかっている。

データの引用元
Sportsnavi





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