SNSの繁栄が照らした隣の○○○
隣の芝生は青い
SNSが流行ることでライトアップされるようになったもの、
それは隣の芝生だ。
普通に生活していると、
この青さを意識させない日は無いと言っても過言ではない。
SNSが登場する前はどうだったのだろうか?
昔は?
昔は、
小さなスケールで隣の芝生が青く見えるということは頻繁に起きていた。
「あの人の家はお金持ちらしい。」
「あの人は親からの資産がすごいらしい。」
「あの人は芸能人と知り合いらしい。」
しかし、今と比べると
それらはすべて超低解像度だ。
なぜなら、
情報の絶対量が小さいから。
SNSが流行る前は、
周りの人の生活がどういうものなのか、
どういう生活水準などを詳細に知る由はなかった。
せいぜい、TVの芸能人や親しい友人の生活情報の把握程度しかできなかったのではないだろうか?
今は?
今はまったく違う。
個人が当たり前のように発信し、
当たり前のように自分の生活をさらけ出す。(全世界)
YouTubeなどではTVより身近な個人が、
自信の成功や経験を語る。(老若男女)
それを消費者が気軽に調べたりせずとも、
普通に生活していれば情報が入る。(常に)
とても面白い時代だと感じないだろうか。
今ほど、
他者を通して自分を見つめ直せる時代は無い。
それはこうも言える。
自分の芝生を青く茂らせるチャンスも恐ろしいほどある。
最後に
最近のTVやニュースを見ていると、
妬み/嫉みを煽るような報道姿勢がより強くなっているように、
個人的には感じている。
そんな、他人の足を引っ張る行動も目立つ世の中だからこそ、
他人の行動や成功を分析/解析し自分の暮らしへの還元を意識する。
それこそが、
今の時代を楽しく生き抜くマインドだと考えている。