見出し画像

新築戸建購入の流れ

いきなり住宅展示場へ行ってませんか?

”そろそろ家を買おうかな”と思った時、
何からはじめたらいいかわからず、
とりあえず住宅展示場に行ったりする方も多いです。

ステキなモデルルームを見学して
住宅購入意欲が上がるのはいいですが、、

なんだか現実味がなく、
”ほんとに家が買えるのかな?”
少し不安になってきたりもします。

お子さんもそのうち疲れ、
夫婦で意見が食い違い、
イライラして喧嘩になることも、、

住宅を購入するまでには、やることが多く、
途中で疲れて、家探しが長期化している人をたくさんみてきました。

できるだけ効率よく、コスパのいいステキな家を手に入れたい!
そのために、やるべきことを時系列でお伝えします。


■資金計画をはじめる■

1. 住宅ローンの月々の返済額を決める

月々の返済額の上限が決めれば、
住宅ローンの借入額上限が確定します。
家計にご無理のない額を決めましょう。

毎月の返済額から借入可能額を算出してみよう!

りそな銀行(住宅ローンシュミレーション)


2.自己資金をいくら出す?

自己資金有無で購入出来る物件の価格が変わります。
ご両親からの援助がある方もいるでしょう。

自己資金がなくても住宅購入は可能です。
諸費用も住宅ローンで借入が可能です。
低金利で借入可能なので、
手持ちの現金は残しておく方も多いです。

各ご家庭の事情によるところです。
予め自己資金の額は決めておきましょう。


3.購入する物件価格の上限を決める

住宅購入には、登記費用や仲介手数料、銀行の事務手数料や保証料など諸費用がたくさんかかります。

購入後もお引越しやテレビアンテナの費用など、何かとお金がかかります。

余裕をみて諸費用を物件価格の10%ぐらい見ておくのが安心です。
例)
月々の返済額:8万円
借入可能額:3,090万円
自己資金:200万円
諸費用:309万円
購入する物件価格目安:2,981万円
(自己資金なしの場合:2,781万円)


4.住宅ローンのリサーチ

住宅ローンのシュミレーションと平行して
住宅ローンについてもざっくりリサーチしておきましょう。

欲しい物件は突然現れます。

そんな時慌てないように、
予め使いやすい銀行をいくつか選んで
金利の種類なども選んでおくと安心です。

▶住宅ローン選び便利ツール

Aplace株式会社(住宅購入使えるツール)


■物件を探す■

5.どんな生活がしたいか考える

物件情報、住宅ローンの情報なども大切ですが
この先の人生で、
”どんな生活をしたいのか”
”どんな生き方がしたいのか”

それをゆっくり考えてみることが最重要です。

理想の生活を手に入れるために
家を購入するわけですから。

もちろん、家を買うことで理想の生活ができないのであれば
住宅購入はやめて、ご自身の夢に向かって突き進んでくださいね!


6.物件情報の収集

住宅購入を決めたら、
希望エリアにどんな物件が
売りに出ているか見てみましょう。

スーモなどのポータルサイトを検索してみると、
探す物件価格の相場がわかってきます。

地域の相場などを把握して
物件種別や地域など選びながら、
物件のチェックをして
物件をピックアップしてみましょう。


■不動産会社に問い合わせる■

7.問い合わせる不動産会社を選ぶ

どの不動産会社でも、紹介出来る物件は基本的には同じです。

スーモなどに掲載されている物件は、
掲載している会社でない不動産会社でも
案内してもらえます。

不動産会社もある程度HPなどをリサーチして
信頼できそうな不動産会社や担当者に
気になる物件をまとめて案内してもらうのがオススメです。

とりあえず、メールや電話で問合せて、
・感じが悪かったり
・対応が悪かったら
違う不動産会社に問合せた方がいいです。

よくわかってくれる気の合う担当者と
楽しく一緒に物件を探すのが、
住宅を購入する近道だと思います。

ただでさえ、ストレスの多い物件探しです。

ストレスを感じながら探すより
担当者の知識を活かしつつ、
楽しく物件探しをしてもらえれば嬉しいです。


8.物件見学

ひとつの不動産屋で、
たくさんの物件をまとめて見学すると
比較もしやすく、
優先順位がつけやすいです。

また、ご自身が”どんな生活がしたいのか”
より明確になってくると思います。

物件見学で、
チェックしなければいけないところは
信頼出来る担当者に、
その都度確認しながら
ご自身がどんな生活をしたいかなど、
担当者に夢を語りながら(?)
見学してみてください。

物件は、「ひとめぼれ」が多いです。
そして、その直感はほぼ当たりです。

「いいんだけど、なんだか決め手がない」
という物件は、どこかに違和感があることが多い。
そんな時は、”ここで理想の生活はできそうか”など
もう一度よく考える時間が必要です。

物件は、いくつ見学しても無料なので、
「これだ!」と思う物件に出会えるよう
たくさん物件を見学してみてください。

どんなに見学しても出会えない場合は、
理想と現実のギャップに開きがありすぎる場合です。

一度、立ち止まって、家を買う意味を考えてみてください。


■購入物件見つかる!■

9.購入申込み

物件の購入を決断したら、
不動産購入申込書に購入希望金額などを記載して
購入の意志を明確にします。

仲介の場合は、
この時点で「申込金」のような
金銭のやり取りは発生しません。

契約の際には「手付金」が必要です。
「手付金」はすぐ現金で引き出せるよう
予め準備しておきます。

価格交渉は、書面でするのが通例なので、
この申込書に記載した額が購入希望額となります。
購入希望価格が売主さんへ伝えられます。

価格交渉などある場合、
売主さんの希望条件が提示され、
双方合意すれば、契約へと進みます。
(住宅ローンの利用がある場合は、契約に進む際、事前審査の承認が必要となります。)


10.住宅ローンの事前審査

現金購入の場合は、そのまま契約へ進みます。

住宅ローンを利用する場合は、
銀行の事前審査を申込み、
事前審査が承認されると、
契約に進むことができます。

事前審査は複数の銀行で可能です。
銀行により金利や借入条件などが違うため、
数行審査して、条件のいい銀行を選ぶことができます。

(契約に進むためには、ひとつの銀行の承認があればOKです。)


■ご契約■

11.契約の準備

契約の日程を決めます。
契約日までに、契約書に貼付する印紙などを購入したり
「手付金」の準備をします。

手付金は現金で支払う場合が多いです。

物件価格の5%が一般的ですが、
高額の場合など、それ以下の場合も多々あります。

すぐ準備できる現金が5%未満の場合は、
担当者に相談してみましょう。

手付金?頭金?いくらの現金が必要なのか?

Aplace株式会社(不動産社長の役立つブログ)


12.契約日

契約の際行うことは2つあります。
・重要事項説明
・売買契約

2時間〜3時間ほどかかります。
重要事項説明で、
物件の詳細など内容をしっかり理解した上で、
契約に進みます。

どんな内容なのかはこちらをご参考ください。

▶重要事項説明書を読む

Aplace株式会社

契約書は重要事項説明書と重複することろも多いです。
必要な箇所に署名捺印して、契約は終了となります。

※契約した後に契約を解約する場合は「手付金」を放棄して解約します。
(住宅ローンの本審査が承認されない場合は、手付金は戻り契約は解除されます)


■銀行融資■

13.本申込み

契約後は、迅速に銀行の本申込みを行います。

事前審査と違い、
実際に融資してもらう銀行にだけ
本審査を申込みます。

必要書類を揃え、銀行へ行き書類に記入します。
(ネット銀行は郵送などでやり取りします)

本審査が承認されるまで、
10日〜2週間ほどかかります。

詳しくはこちらをご覧ください
▶銀行融資

Aplace株式会社


14.金銭消費貸借契約(金消契約)

銀行の本申込みの承認が得られたら
銀行と契約をします。

住民票や印鑑証明書などの
必要書類を準備して
銀行で手続きをします。

金消契約から数日で、
融資の実行が可能となります。


内覧会(新築物件)

新築物件を購入した場合は
お引渡し前に内覧会と言って
売主さんから設備の説明を受けたり、
キズのチェックをしたりします。


■お引き渡し(決済)■

お引渡しは、融資借入の銀行で行います。

メンバーは
・売主さん
・買主さん
・司法書士
・不動産仲介業者
 です。

融資の実行をしてもらい、
売主さんに残代金などを振り込み
登記費用や仲介手数料を支払います。

そして、鍵の受け渡しをして
取引が終了します。

これで、手続きはすべて終了となり、
晴れて、理想の物件はあなたのものとなります。
あとは引っ越しです。


以上が「住宅購入の流れ」です。

その都度詳しく知りたいことも出て来ることと思います。
詳しくはこちらのブログをご参考頂ければ幸いです。

不動産社長が本音で語る!
▶秘伝の住宅購入講義(35講義)

Aplace株式会社(住宅購入スケジュール)



お気軽にご相談ください

名古屋で家を探すなら!
Aplace株式会社




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?