キャップ野球における2番打者論
これを書き始めた12/19は幸阪茉里乃さんの誕生日です。20歳おめでとうございます。そして公開予定の12/20は埼玉県出身金村美玖さんの写真集の発売日です。大変喜ばしいことです。
まーったくキャップと関係ない導入は縦置き、
こんにちわっしょい!とみしん(@tomishin_cap)と申します。最近派手なお散歩をしてないのでそろそろ行こうかなと思っているキャッパー地理部のひとです。この投稿は処女作となるわけですが、読者は基本的に知っている人になりそうなので自己紹介は割愛させていただきます。
最初に断っておきますが、この記事はチームの勝利とかどうでもいいから自分が成績を残せればいいというタイプの選手には全く響かないと思います。そういう選手は何も考えずに大振りし続けましょう。
野球における2番打者
近年、野球界では2番打者最強説が提唱されている。まとめサイトの記事(好きじゃない人もいると思うし自己責任)
MLBではア・リーグで62本の本塁打を打ち、本塁打王、MVPとなったAaron JudgeはNYYで2番を打つことが多いらしいし、ナ・リーグにおいてもJuan Sotoが優勝シリーズでSDの2番を打っていた。(MLBくわしくないんよな~)
一方で、NPBでは1番および3番、4番に特に好打者を配置する傾向があり、2番には俊足で小技の使える選手が多いように思う。(私のひいきで言えば源田だし、他球団でも打率は残せても少なくともホームランを量産するタイプではない。)
このタイプの2番は、バントや進塁打などでアウトになっても走者を進めるというようなことが要求される。
進塁に関する野球とキャップ野球の決定的な違い
野球は走塁があるため、ゴロアウトでも走者が進んだり(まあそのぶん併殺もあるが)、フライアウトでも3塁走者を還すことができる。一方で、キャップ野球においては進塁が生まれる状況は極めて限定的で、主に、
安打による安全進塁権
(塁が詰まっている状況に限り、)四死球および振り逃げによる出塁に伴う進塁
ボーク、ワイルドピッチ(以降暴投)、パスボール(以降捕逸)など相手バッテリーのミスによるもの
に分かれる。野手による送球エラーや盗塁などもないので、点を取るためにできる工夫が少ない。しかも右に打ったら一塁走者が三塁まで到達するとかもない。打てばええにゃ基本的には打席での優先度は上の方が大きいだろう。
2番打者として打席で考えていること
ここからがいわゆる本論です。たぶんあまりふざけないで長ったらしい文章を書きます。推敲する余裕もないので怪レい日本語になっているかもしれませんがご了承くださいたまー
筆者の2番での結果
私がここまで2番打者にこだわる理由をこの表がよく示していると思う。(2番だと成績いいからそりゃ2番がいいですよね!!)
OPSだけ見ると2番打者最強説じゃねーか❕❕と思うかもしれないが、IsoPがそうなのはもちろんとして長打率ですら1番の時よりも2番の時のほうが控えめだし、後述する心構えが作用しているものだと考えられる。
打席で考えること①
まず、状況を頭に入れる。まずとかいうけどこれがほぼすべてである。初回なのか、最終回なのか。ノーアウトなのか、ツーアウトなのか。走者はいるのか、いるならどこにいるのか。相手が投げるのは柔キャなのか硬キャなのか。スコアはどうなっているのか。全部上げたらきりがないと思うが、自分が必要だと思うものだけでもいいので確実に状況を理解しておこう。そんなのあたりまえじゃんと思う人も多いと思う。ただしこれができていない人も少なからずいるはずだ。
状況例:
①1回表無死一塁、相手投手は大エースだが立ち上がり制球が安定していない。3番打者は打率は高いが長打は多くないタイプ
→何が何でも先制したい。ヒットを打つのが一番だが厳しそう。耐久してバッテリーエラーの試行回数を稼ぎできるだけ先の塁まで進めたうえで次の打者に回したい。四球になればよいが、三振になっても塁を進められれば及第点。
②3点差で2回裏二死、相手投手は制球が安定していて走者が出ても多くのバッテリーエラーを期待することはできない。
→四球や単打などで一塁に出たとしても得点は遠い。打ち取られたとしても3番の好打者からのイニングになるし、アウトでもしょうがない、長打でチャンスを作りに行く。
とか、
あくまで自分の考え方だし、バッテリーエラーに期待するのもあまり好ましい事ではないので、各々の状況に対して、可能性とのバランスをとりながら自分が思う最善手ができるように考えればいい。ただ何も考えずにバットを振っているよりは得点期待値は高くなるのではないか。(結局最後は打者の能力だけどねー)
打席で考えること②
どの球種に対してスイングするかは反応の人もいるし、球種を読む人もいる。自分は程よく使い分けているが、2番を打っていて一番悩むことが多いのが、ボール球の変化球にスイングをかけるべきかどうかである。スイングしなくて後悔したことも数知れない。ここでは主に高めの変化球のことで、当たれば絶対に飛ぶけれど確実に当てられるほどの自信はなく、手が出ないことが多い。1点勝負になりそうな展開で手を出さずにあーあと思う。その後なんだかんだで出塁できることも少なくないが、結局負けたら意味ない。これも状況判断であるが、こういうカウントではボール球でもいいから積極的にスイングしようとか打席に入る前に決めておくと楽に対応しやすいと思う。(私はいつになってもできない)
打席で考えること③
それぞれの打者に投手タイプによる得手不得手があると思う。変化球は全然打てないけれども速球に対しては比較的バットを当てられるとか、柔キャは絶対ヒットにできないとか。タイプとかを超越して、速球は打てないけどこの投手だけはなんか打てるとか。一般化すれば相手投手からヒットを打てる可能性がどれほど高いかを客観視するということだ。
私は柔キャはヒットにできる自信がないので、練乳そのまま飲むくらいの甘さじゃなきゃ初球は振らずに球数を稼いでいこうとか考えている。しっかり振っての結果ならいいが、あてに行った結果初球打ちキャッチャーゴロはあまりにももったいない。切り替えられる人ならいいが、せっかくあてたのにゴロアウトかーフライアウトかーとか引きずる場合もあり本当に良くない。外柔キャ最強❕❕柔キャ好かん
今流れええ感じやねん
いい流れの時に出塁できるとどうなるか、似たような2種類のデータから検討しよう。
ノーアウト時と比べて1アウト時では出塁した場合に生還する割合が半分以下になっている。(明らかに1アウト時単打しか打ってなくて単純な比較はナンセンスだが)
ノーアウト1塁という状況は初回先頭打者が出塁することによって生まれる、比較的たくさん見受けられるケースで、この状況でつなぐことにより、ほとんどの場合は少なくとも2点以上の得点につながっていることがわかる。(当該打者が生還しているということは出塁していた直前の打者も当然生還している。)直前の打者の結果による打席結果を見ることによっても、先頭打者で出塁する以上に直前の打者が出塁した場合に自分も出塁できることが得点への近道であることがわかる。そして私が埼玉が生んだ怒涛の起爆剤であることもよ~~~~~~~~くわかる。
まとめ
結局同じようなことを言い方を変えていっていただけなような気がしてきましたが、伝え方が冗長になるくらい大事な事なんだと思います。1番打者が出塁して2番打者が繋ぎ3番打者が返して、4番、5番と続いていけば点が取れるしだいたい勝てます。最近は私自身も練習不足であまり打てておらずこういうのを書けるのもこれが最初で最後かもしれません。みんな、練習をしよう!
ちやみに
最高のチームバッティングはホームランです。打てば点が確実に入るので。
付録
自分のリーグの打席結果を条件別成績を考慮できるようにしたエクセルブック(未完成:打席結果のところに自分の打撃成績を入力していけばバッティングの傾向がわかります。)
うわあんおわらないよおおおおいおきまおかわいい
追記:本当はもっと広くデータを扱うべきであることはわかっていますが、今回はあまり時間がなかったし、自分の成績眺めるのがモチベーションなので許してください。